2026年9月10日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
「矯正を始めてから歯磨きが難しくなった」
「ブラケットの周りに食べ物が残ってしまう」
「マウスピース矯正なら普通に磨くだけで大丈夫?」
矯正治療中は、歯を動かすことだけでなく、むし歯や歯周病を予防しながら治療を進めることがとても重要です。
特にワイヤー矯正では装置の周囲に汚れが残りやすく、いつも通り磨いているつもりでも磨き残しが増えてしまうことがあります。
今回は、ワイヤー矯正・マウスピース矯正それぞれの歯磨きのポイントを解説します。
綺麗に歯並びを整えても、矯正がむし歯の一つの原因になると勿体無いので、ぜひ参考にされてください!
なぜ矯正中は磨き残しが増えやすい?
ワイヤー矯正では、歯の表面にブラケットを装着し、その間にワイヤーを通します。
そのため、ブラケットの上下やワイヤーの下などに食べ物やプラークが残りやすくなります。
特に注意したいのが、
・ブラケットと歯ぐきの間
・ブラケットの上下
・ワイヤーの下
・奥歯の装置周辺
・歯と歯の間
などです。
この辺りは歯ブラシを当てても汚れが引っかかってなかなか落としきれません。
矯正治療は数ヶ月から数年かかることもあるため、毎日の小さな磨き残しが積み重なると、むし歯や歯肉炎につながる可能性があります。
せっかく歯並びがきれいになっても、装置を外したときにむし歯ができていたら残念ですよね。
矯正治療とむし歯・歯周病予防はセットで考えることが大切です。
(これは歯科治療の大原則でもあります。)
ワイヤー矯正は「1本の歯を分けて磨く」のがコツ
ワイヤー矯正中に普通の歯磨きと同じように横方向へ大きく動かすだけでは、ブラケット周辺に毛先が届きにくくなります。
そこでおすすめなのが、ブラケットを中心に、
「ブラケットより上」
「ブラケットの周囲」
「ブラケットより下」
と分けて磨くイメージです。
歯ブラシを少し斜めに傾け、毛先をブラケットと歯の境目や歯ぐきとの境目に当てて、小刻みに動かします。
強くゴシゴシ磨く必要はありません。
力を入れすぎると毛先が広がり、かえって細かい部分に届きにくくなります。
鏡を見ながら、毛先がどこに当たっているかを確認して磨くだけでも大きく変わります。
この時、小さめのブラシで磨くのがコツです。
また、硬さは柔らかめを選びましょう。
タフトブラシを使うと細かいところまで磨きやすい
ワイヤー矯正中にぜひ活用してほしいのが「タフトブラシ」です。
タフトブラシは、毛先が小さくまとまった部分磨き用の歯ブラシです。
通常の歯ブラシでは届きにくい、
・ブラケットの周囲
・ワイヤーの下
・一番奥の歯
・歯が重なっている部分
などをピンポイントで磨くことができます。
通常の歯ブラシだけですべて完璧に磨こうとすると時間がかかります。
まず全体を歯ブラシで磨き、最後にタフトブラシで磨きにくい部分を仕上げると効率的です。
タフトブラシも柔らかめがいいと思います!
歯と歯の間も忘れずに
矯正中も歯と歯の間の清掃は重要です。
ワイヤー矯正の場合、ワイヤーがあるため通常のフロスをそのまま通すのが難しいことがあります。
その場合は、矯正用フロスやフロススレッダー、歯間ブラシなどを使用する方法があります。
ただし、歯間ブラシはサイズ選びが重要です。
大きすぎるものを無理に入れると歯ぐきを傷つける可能性があります。
どのサイズを使えばよいかわからない場合は、歯科医師や歯科衛生士に確認しましょう。
マウスピース矯正でも歯磨きは重要
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正と比べて歯磨きしやすいことが大きなメリットです。
食事と歯磨きの際には装置を外せるため、基本的には普段と同じように歯ブラシやフロスを使用できます。
ただし、注意したいポイントがあります。
歯に汚れや糖分が残った状態でマウスピースを長時間装着すると、唾液による自浄作用が働きにくくなることがあります。
そのため、食後はできるだけ歯をきれいにしてからマウスピースを戻すことが大切です。
ワイヤーよりも装置で歯を覆う面積が大きいので、汚れの悪影響も場合によっては起きやすいです。
外出先などですぐに歯磨きできない場合の対応については、生活スタイルに合わせて担当医や歯科衛生士に相談してみてください。
マウスピース自体も清潔に
歯だけをきれいにしても、マウスピースが汚れていては意味がありません。
取り外したマウスピースには唾液やプラークが付着します。
基本的には流水下でやさしく洗浄し、必要に応じてマウスピースに使用できる洗浄剤を活用します。
熱湯を使用すると変形する可能性があるため避けましょう。
また、マウスピースを装着したまま糖分を含む飲み物を飲むことも、むし歯リスクを考えるとおすすめできません。
矯正中こそ定期的なクリーニングを
矯正装置が入っている期間は、セルフケアだけでは落としにくい汚れが出てくることがあります。
そのため、矯正治療中も定期的にむし歯や歯ぐきの状態を確認し、必要に応じてクリーニングを受けることが大切です。
矯正治療では「歯がどれくらい動いたか」に目が行きがちですが、歯をきれいに並べることと、その歯を長く健康に残すことの両方がゴールです。
むし歯や歯周病が進行すると、矯正治療を一時的に中断して治療が必要になることもあります。
だからこそ、問題が起きてから対応するのではなく、予防しながら矯正を進めていきましょう。
当院では、矯正治療をやっている医院だからこそ、勿体無いむし歯をなるべく防げるよう予防にも力を入れております。担当医制、担当衛生士制を導入しておりますのでお気軽にご相談ください。
まとめ|矯正中は「道具」と「磨き方」を少し変えよう
矯正治療中、特にワイヤー矯正では、ブラケットやワイヤーの周囲に汚れが残りやすくなります。
通常の歯ブラシに加えて、タフトブラシ、フロス、歯間ブラシなどを上手に使うことがポイントです。
マウスピース矯正の場合も、食後の歯磨きとマウスピースの清掃を忘れないようにしましょう。
そして一番大切なのは、自分がどこを磨けていないのかを知ることです。
矯正中の歯磨きに不安がある方は、遠慮なく歯科医師・歯科衛生士に聞いてください。
博多駅エリアで2院体制|博多歯科 KITTE博多院もご利用いただけます
博多歯科・矯正歯科に加えて、博多駅直結の「博多歯科 KITTE博多院」でも、ワイヤー矯正やマウスピース矯正をはじめ、むし歯・歯周病治療、予防歯科、インプラントなど幅広い診療に対応しています。
両院とも平日21時まで、土日祝日も診療しており、複数の歯科医師による厚い診療体制を整えています。
博多駅博多口から徒歩5分の「博多歯科・矯正歯科」と、博多駅直結の「博多歯科 KITTE博多院」。
矯正治療を始めることだけでなく、治療中のむし歯予防や歯周病予防、そして矯正後のメンテナンスまで、長期的にお口の健康をサポートしていきます。
院長
工藤 幸暉(くどう こうき)
経歴
- 九州大学 歯学部卒
- 2025年 デジタル矯正歯科学会認定医取得
- 2026年 日本歯周病学会認定医取得
資格・所属学会
- 九州大学病院歯周病科研修登録医
- 日本歯周病学会所属
- デジタル矯正学会所属
- 大阪SJCD所属
- G.F.Oベーシック修了
- 船越研修会ベーシック修了
- TMJ LIVE インストラクター
- スタディーグループMjARSボードメンバー