顎の不調
顎の不調

「口を開けると顎が痛い」「顎を動かすとカクカク音がする」「大きく口が開かない」
顎の不調は、一時的な疲れのこともあれば、噛み合わせや顎関節のトラブルが原因になっていることもあります。
このページでは、
を、歯科医の視点でわかりやすく解説します。

毎日のように何気なく食事をとっていますが、そのモグモグという動き(咀嚼)は顎が作り出しています。もっと言えば、顎を動かす筋肉や靭帯、関節円盤の絶妙な連携でスムーズに動いています。
ものすごく精密かつ特殊な構造をしているので、簡単に不調が起きてしまいますし、それを治すのは少し難しいところがあります。
そんな顎の不調でお悩みの方も、顎関節症のセミナー(P.G.I公式TMJ LIVE)でインストラクターを行なっている院長が対応可能です。お気軽にご相談ください。

急に口が大きく開かなくなったり、開け閉めの時に痛みが出てきたりすると要注意です。こうした症状がある場合は早めの対処が重要で、放置し過ぎると肩こりや腰痛のように慢性化しやすくなります。
一般的に顎の不調につながるような原因には以下のようなものがあります。
歯並びや噛み合わせが合っていないと、顎に過剰な負担がかかります。
噛み合わせというと奥歯のイメージがありますが、前歯の噛み合わせもとても重要です。前歯には、食べ物を噛み切って奥歯ですり潰しやすくする役割のほかに、奥歯の負担を減らすという働きがあります。
特に、開咬や出っ歯、受け口の噛み合わせはこの機能が働きにくく、顎に大きな負担がかかります。
無意識の歯ぎしりや食いしばりは、顎関節や筋肉に大きな負担を与えます。
歯ぎしりや食いしばりの力は、自分の体重の1~2倍ほどと言われていて、成人であれば100kgくらいということになります。ベンチプレス100kg上げれると聞くとすごいな、と思いますがそのくらいの力を顎は出しているのです。
この力が過剰に働くと、顎の周りの筋肉に筋肉痛が起きたり、靭帯が痛んだりします。特に就寝時にに多く見られ、朝起きた時にダル重い感じがする方は要注意です。
ストレスで食いしばったりすることもあります。特に仕事中のデスクワークの時は、ギュッと噛んでいる方も多いのではないでしょうか。
また、姿勢の悪さ、頬杖なども顎の不調の原因になります。
様々な問題が起きてきますが、肩こりや腰痛と同じで慢性化するほどスッキリ治りにくくなります。

まずは診査診断を行い、調子が悪いところを特定し、原因を診査します。
必要に応じて、マウスピース(保険適用あり)を作製し、調整を通して治療を行います。
調子が改善したら、原因療法を行い再発防止を図ります。
痛みや開けにくさがなければ経過観察の場合もあります。
ただし、悪化するケースもあるため一度相談をおすすめします。
軽度であれば改善することもありますが、原因が残ると再発します。
多くの場合、違和感は数日で慣れます。
基本的には、医学的に危険な場合を除いて患者さんのご希望を優先します。
状態をしっかり検査し、しっかり説明し、患者さんにとってベストな方法を一緒に見つけていく、「選手とコーチ」のような関係性の医療を目指します。
TOP