むし歯治療|博多駅博多口の歯科・歯医者|博多歯科・矯正歯科|日・祝日も診療

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むし歯治療

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当院のむし歯治療の特徴

当院では高性能の治療技術を駆使して、患者様に安心して治療を受けていただけるよう努めています。治療して終わりではなく、再発や新たなむし歯を予防することが最重要と考えています。

13種類の高性能レントゲン撮影

パノラマX線写真。バイトウィング、3DCTの3種類で精密に検査します。
※初回の撮影費用はパノラマX線写真のみとなります(¥1,300程度)。バイトウィング、3DCTは無料です。

2う蝕検知液

むし歯菌に反応する検知液で、むし歯菌を可視化します。

3次世代マイクロスコープ

4Kの高画質と、最大倍率80倍の高性能マイクロスコープで、肉眼では見えない部分も可視化できます。

4予防

「なぜむし歯になったのか」にフォーカスし、患者様の原因とリスクに合わせた管理とアドバイスで予防に努めます。

むし歯の大きさ

むし歯はレベルが1〜4あり、その大きさや進行状況によって治療法が異なります。

C1

C1

初期のむし歯はエナメル質に限定されており、適切なフッ素塗布やブラッシングで進行を止めることができます。

C2

C2

むし歯が象牙質に達すると、より積極的な治療が必要になります。

C3

C3

深いむし歯は歯の神経にまで影響を及ぼし、痛みや膿が発生することがあります。この場合は、神経治療が必要となります。

C4

C4

むし歯を取るとほとんど歯がなくなるような状態になると抜歯が必要になります。
抜歯をしない場合、むし歯菌が歯を超えて顎の骨や筋まで達することもあります。

詰め物

むし歯が比較的小さい場合、詰め物(インレーまたはアンレー)が一般的な治療法です。詰め物は、むし歯を除去した後の空洞に充填する材料で、メタル、レジン、セラミックなど様々な種類があります。

詰め物

レジン(コンポジットレジン、CADインレー)

レジン(コンポジットレジン、CADインレー)

レジンは歯の色に近く、主に前歯の修復に使用されます。1回で仕上げるコンポジットレジンと、歯型を取るレジンインレーがあります。自然な仕上がりになるため、審美性が高いです。ただし、耐久性が金属やセラミックに劣るため、奥歯や大きなむし歯には不向きな場合があります。

メタルインレー

メタルインレー

メタルインレーは、金属製の詰め物で、特に奥歯の治療に適しています。金属は非常に耐久性が高く、咀嚼の力に耐えることができます。そのため、割れたり、欠けたりに強いです。しかし、金属の色が目立つため、審美性に劣ります。

セラミックインレー

セラミックインレー

セラミックインレーは、自然な歯の色に近い材料で作られており、前歯や目立つ場所の治療に向いています。セラミックは審美性が非常に高く、自然な仕上がりを提供します。また、セラミックは生体親和性が高く、アレルギー反応のリスクが低い上に、歯と化学的に接着するので隙間が生じにくく、むし歯のリスクを最も下げることができます。ただし、金属に比べて脆く、強い力がかかる場所には不向きな場合があります。

被せ物

むし歯が進行して歯の大部分が損傷している場合、被せ物(クラウン)が必要です。クラウンは歯を完全に覆うキャップのようなもので、強度と美しさを兼ね備えています。クラウンの材質には金属、セラミック、レジン、メタルなどがあります。患者様のニーズや予算に応じて最適な材質を選びます。また、クラウンの装着によって歯の形や機能が回復し、長期間にわたって歯を保護することができます。

レジン(CAD/CAM冠)

レジン(CAD/CAM冠)

レジンは歯の色に近く、審美性が高いです。ただし、耐久性が金属やセラミックに劣るため、噛む力が強い方や、歯が小さめの方には不向きな場合があります。

メタルクラウン

メタルクラウン

メタルクラウンは、金属製の被せ物で、特に奥歯の治療に適しています。金属は非常に耐久性が高く、咀嚼の力に耐えることができます。そのため、割れたり、欠けたりに強いです。しかし、金属の色が目立つため、審美性に劣ります。

セラミッククラウン

セラミッククラウン

セラミックインレーは、自然な歯の色に近い材料で作られており、前歯や目立つ場所の治療に向いています。セラミックは審美性が非常に高く、自然な仕上がりを提供します。また、セラミックは生体親和性が高く、アレルギー反応のリスクが低い上に、歯と化学的に接着するので隙間が生じにくく、むし歯のリスクを最も下げることができます。ただし、金属に比べて脆く、強い力がかかる場所には不向きな場合があります。
当院では、透明感のあるガラス系のセラミックと、強度の高いジルコニアを選択することができます。

根管治療

深く進行したむし歯は歯の神経(歯髄)にまで達することがあります。この場合、歯髄炎や歯髄壊死が生じ、激しい痛みを伴います。神経治療(根管治療)は、感染した歯髄を除去し、根管内を清掃・消毒してから充填する治療法です。この治療を行うことで、歯を抜かずに保存することが可能になります。治療後は、クラウンを装着して歯を強化することが一般的です。

2つの根管治療のパターン

根管治療には2つの治療パターンがあります。はじめて神経を取り除く場合の「抜髄(ばつずい)」と、むし歯が深くなり歯髄が細菌に感染してしまった場合や、神経を取り除いたのちに再び感染を起こしてしまった場合に行う「感染根管治療」です。

神経が残っている場合に行う「抜髄」

むし歯が神経にまで達して、ひどい歯髄炎の症状(自発痛、冷・温痛、咬合痛など)を起こしている場合は、歯髄(神経)を取り除く処置が必要になります。この治療を抜髄といいます。歯髄炎の状態は、歯髄の細胞が生きていて免疫力を持っています。このため、歯髄にはほとんど細菌はいないと考えられています。抜髄の段階で無菌的かつ丁寧な治療を行い、精密な土台や被せ物をセットできれば、高確率で根管内に細菌がいない状態を作り出すことが可能です。これにより歯髄炎の症状が改善します。

細菌によって汚染された根管内を清掃・消毒する「感染根管治療」

歯髄炎を放置していると、細菌によって歯髄の組織が殺されていきます。こうなると、歯髄の細胞の免疫力も失われていくため、根管内に細菌がさらに増殖し、歯髄壊死や根尖性歯周炎などを引き起こします。すでに神経を取り除いた歯でも、根管内に細菌が進入すると、同じような状態になります。
感染根管治療は、根管の中の細菌や汚染物を取り除き無菌に近い状態にして、根の先にある炎症を抑えていく治療です。

より精密な根管治療をめざして

当院では、マイクロスコープ、歯科用CT、ラバーダム防湿、ニッケルチタンファイル、MTAセメント、超音波治療器など、現在、根管治療に有用とされている設備(材料)や技術を積極的に導入し、より精密な根管治療を行っています。

マイクロスコープ

根管治療で重要なのは精密性です。縫い針程度の太さしかない根管内を掃除する治療であり、細かい処置の連続でミクロン単位の正確さが求められます。歯を削り過ぎると、歯の根が折れてしまうリスクが高くなりますし、洗浄や消毒が不完全であると、細菌感染の再発リスクが高まります。これまで根管内部の治療は、歯科医師の「経験」や「勘」を頼りに手探りで行っていましたが、マイクロスコープの登場により、小さなものを大きく拡大して、1つ1つの繊細な処置を目で見て確実にできるようになりました。従来と比較すると、圧倒的に精密で質の高い治療を行うことができます。
当院では視野を20倍にまで拡大できる「マイクロスコープ」を導入し、より精密で確実な根管治療をめざしています。

歯科用CT

歯科用CTは3次元の立体画像で歯のレントゲンを撮ることができる装置です。根管は複雑な形状であるうえ、歯によっては数本に分岐しています。根管の清掃・消毒を確実に行うためには、まず根管の構造や病巣の位置・大きさを正確に把握することが重要となります。その診査診断に役立つのが歯科用CTです。平面のレントゲン画像では確認できない細部も、歯科用CTの立体画像なら詳細に把握できるため、より一層精密な診査診断、治療が可能になります。

ラバーダム防湿

根管治療を行うと根管内の神経組織や血流がなくなり、歯の免疫力が全くない状態になります。そのような歯の根管に、口の中の細菌が入り込むと増殖し放題となり、病気が再発してしまいます。ラバーダム防湿は、薄いゴム製シートで治療する歯以外を覆い、唾液中の細菌が根管内に侵入することを防ぐ、非常に重要な処置です。薬剤や治療器具の誤嚥防止、舌や頬粘膜のけがの防止、防湿による詰め物の接着強度の向上という効果もあり、治療には必須です。これにより、根管治療の成功率を飛躍的に高めることができます。

ニッケルチタンファイル

根管治療では、歯髄を除去するためにファイルと呼ばれる器具を使用します。このファイルには、一般に用いられるステンレスファイルと、ニッケルチタンファイルがあります。曲がりくねっている根管を掃除する際、ステンレスファイルでは硬すぎるために深部に入っていかずに、根管を傷つけてしまうことがありますが、ニッケルチタンファイルは超弾性の性質を持ち、曲がった根管にそってしっかり入っていきます。根管を不必要に傷つけることなく、精密に歯髄の除去が可能です。ただし、強度が弱く、施術者には破折を避ける熟練が求められます。

MTAセメント

根管治療の最後の仕上げに根管充填があります。歯髄を抜き取った根管内を緊密に塞ぐ処置ですが、隙間なく塞ぐことができなければ、数年後、これが原因となり再び細菌感染を起こしてしまうことがあります。一般的な根管治療ではガッタパーチャという酸化亜鉛を多く含むゴム状の樹脂で隙間を塞ぎますが、根管内に穿孔(穴)や根先端部の破壊などが見られるケースではガッタパーチャでは治療が難しく、そこから感染して周囲の骨の吸収や歯ぐきの腫れや痛みを引き起こしてしまうことがあります。ガッタパーチャと比較し格段に辺縁封鎖性に優れたMTAセメントであれば、このようなケースでも細菌の侵入を防ぐことが可能です。生体親和性が良く、高い殺菌作用や歯の組織を再生させる効果(再石灰化促進作用)を有しているため治療後の経過が良好になります。

超音波治療器

マイクロスコープ下の根管治療では、肉眼やルーペ下とは異なり、根管の細部までしっかり見えます。そのため、根管内部の細かい汚染物を除去したり、消毒薬を活性化させたりするために超音波治療器は不可欠です。

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