ガミースマイル
ガミースマイル

「笑うと歯ぐきが目立つ」「写真を撮ると口元が気になる」「思いきり笑いたいのに、つい口元を隠してしまう」
このようなお悩みはありませんか?
ガミースマイルとは、笑ったときに上の歯ぐきが大きく見える状態のことです。
見た目のお悩みとして相談されることが多いですが、原因はひとつではありません。
歯の大きさや位置が関係していることもあれば、上あごの骨格や上唇の動きが関係していることもあります。
そのため、まずはなぜ歯ぐきが見えやすいのかを知ることが大切です。
ガミースマイルは、笑ったときに上の歯ぐきが通常より大きく見える状態です。
歯ぐきが少し見えること自体は珍しいことではありません。
ただ、
という場合には、ガミースマイルとしてお悩みになる方が多くなります。
大切なのは、歯ぐきが見えている量だけで判断するのではなく、歯・歯ぐき・骨格・唇のどこに原因があるのかを整理することです。
前歯が小さく見える場合や、歯ぐきに覆われて歯の見える部分が少ない場合には、歯ぐきが目立ちやすくなります。
このタイプでは、実際に歯が小さいこともありますし、歯ぐきの位置のせいで歯が短く見えていることもあります。
特に前歯が小さめだと、笑ったときに歯より歯ぐきの印象が強くなりやすくなります。
上あごが前に出ていたり、縦方向に大きかったりすると、口元のバランスとして歯ぐきが見えやすくなることがあります。
このタイプでは、歯ぐきだけではなく、口元全体の出方が関係していることがあります。
いわゆる出っ歯の印象を伴うこともあり、横顔や口元の見え方まで気になる方も少なくありません。
また、口が閉じにくい場合には、お口の中が乾きやすくなり、むし歯や歯周病、口臭につながりやすくなることもあります。
歯や骨格に大きな問題がなくても、笑ったときの上唇の動きによって歯ぐきが見えやすくなることがあります。
たとえば、笑ったときに上唇が大きく上がる方では、そのぶん歯ぐきも見えやすくなります。
また、上唇が薄い方や縦幅が少ない方も、少し笑っただけで歯ぐきが出やすいことがあります。
このタイプは、普段はそこまで気にならなくても、笑顔のときだけ歯ぐきが目立ちやすいのが特徴です。
ガミースマイルは、急いで治療しなければいけない病気ではありません。
ただし、見た目のお悩みだけでなく、口元の状態によってはお口の健康に影響することもあります。
「人前で大きく笑えない」「写真では口元を隠してしまう」「笑顔に自信が持てない」
このように、気持ちの面での負担につながることがあります。
口が閉じにくいタイプでは、お口の中が乾きやすくなることがあります。
すると、汚れがたまりやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが上がることがあります。
お口の乾燥が続くと、口臭の原因になることもあります。
そのため、見た目だけでなく、お口の環境まで含めて考えることが大切です。
歯ぐきが歯にかぶさっていて、歯が短く見える場合に行う治療です。
歯ぐきのラインを整えることで、前歯の見え方が変わることがあります。
クラウンレングスニングともよばれる術式です。
歯ぐきだけでなく、その下の骨組織とのバランスも考えながら、歯の見える長さを増やす治療です。
歯が短く見えるタイプで検討されることがあります。
歯の形を整えるために補綴治療を併用する場合もあります。
歯並びやかみ合わせ、前歯の位置が関係しているガミースマイル場合には、矯正治療が選択肢になります。ワイヤー矯正、もしくはマウスピース矯正での治療が適応になります。
前歯の位置や口元のバランスを整えることで、歯ぐきの見え方が改善することがあります。
上あごの骨の影響が大きい場合には、矯正治療だけでは十分な改善が難しいことがあります。
そのような場合には、外科的な治療(手術)を組み合わせる方法が検討されます。
保険適用できる場合がありますが、手術はリスクを伴うため、指定された医療機関へご紹介する形となります。
上唇の動きが大きい方には、ボツリヌストキシン治療が選択肢になることがあります。この薬剤を注射することで、上唇の筋肉の動きを抑制することで、ガミースマイルを改善する方法です。
比較的負担が少ない方法ですが、効果は永続的ではありません。約半年に1回の定期的な治療が必要となります。
笑ったときに唇が上がりすぎる場合に、上唇の動きを調整するための方法です。
上唇の粘膜面を切除し、つなぎ合わせることで口腔前庭と呼ばれる部位を浅くします。これにより笑った時にみえる歯ぐきの面積をおさえることができます。
外科的な処置になりますが、上唇の動きが主な原因の方では選択肢になります。
当院では、患者さんへの説明を最も大切にし、歯科医師が一方的に決めるのではなく、「選手とコーチ」のように、方針を相談しながら、同じ目標に向かって取り組む医療を行っています。
ガミースマイルでは、単純に「歯ぐきを減らせばよい」とは限りません。
当院では、まず次のポイントを確認し、主な原因を整理します。
そのうえで、
を、わかりやすくご説明します。過剰な歯肉露出では、多因子評価に基づいて治療法を選ぶことが推奨されています。
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