口内炎
口内炎
「口内炎ができたと思う」「舌がヒリヒリして痛い」「白い線/白い斑点がある」「治らない傷がある」
口の中の痛みやできものは、よくある口内炎のこともあれば、舌痛症・扁平苔癬・白板症などの粘膜疾患、まれに口腔がんが関わることもあります。
口内炎だけじゃない。。。
大切なのは、“よくあるもの”と“見逃したくないもの”を分けて考えることです。
当院には、日本口腔外科学会認定医が在籍しており、的確な診断と対処が可能です。

次に当てはまる場合は、自己判断せず早めの受診をおすすめします。
口の中の症状は、大きく次の5つに分けて整理できます。
口内炎とは、口の中の粘膜に起こる炎症の総称です。
頬の内側、舌、歯ぐき、唇の内側など、口の中のどこにでも発生します。
口の中の粘膜は、皮膚よりもターンオーバー(再生)が早い組織です。
そのため多くの口内炎は1〜2週間程度で自然治癒します。
口内炎といっても、実はいくつか種類があります。
もっとも一般的な口内炎です。
アフタ性口内炎は、日本人の約20%が繰り返すと言われています。
まずは十分な睡眠と栄養補給が重要です。
対症療法としてステロイド軟膏塗布やレーザー治療が有効です。
粘膜が傷つくことで起こる口内炎です。
傷が治ると、通常は自然に改善します。
まずは外傷の原因となっている刺激を取り除くことが最優先です。
対症療法としてステロイド軟膏塗布やレーザー治療が有効です。
ウイルス感染が原因です。
基本的には自然治癒が期待できます。
重症度に応じて抗ウイルス薬を処方します。
真菌(カビ)の感染です。
まずは口腔内を清潔にすることが最優先です。
必要に応じて抗真菌薬を処方します。
口内炎は、いくつかの要因が重なって起こります。
ビタミンB2・B6は粘膜の修復に関わる栄養素です。
不足すると口内炎ができやすくなります。
口内炎は基本的に自然治癒しますが、
次のことを意識すると回復が早くなることがあります。
これは最も重要なことです。歯磨きやうがい(セルフケア)で細菌を減らします。虫歯治療や歯周病治療(プロフェッショナルケア)も大変有効です。
口内炎の刺激になる食べ物
粘膜の回復には
が重要です。
上記の栄養素が豊富で、口内炎予防や治癒に良いとされる食べ物。
国際分類(ICOP 2020)では、BMSを「口腔内に原因となる病変がないのに、一定期間続く灼熱痛」として定義し、まずは二次性原因(乾燥、カンジダ、栄養欠乏、薬剤、全身疾患など)を除外する考え方が示されています。
確立された治療法がなく、対症療法が主体となります。
「痛い=必ず炎症がある」とは限りません。
舌痛症は“見た目が正常”でも症状が強いことがあり、検査で他の疾患との鑑別が重要です。
扁平苔癬は、研究報告のまとめ(系統的レビュー)で一定割合の悪性化(がん化)リスクが示されており、定期的な観察が推奨されます(報告により幅がありますが、1%前後〜の報告が多い)。
白板症は「他の病変として説明できない白色病変」という定義で、潜在的に悪性化し得る(前がん病変になり得る)疾患として整理されています。
「白い=カンジダ」とは限りません。
白板症は見た目だけで断定しにくく、必要に応じて経過観察・専門評価・生検が検討されます。
NICE(英国国立医療技術評価機構)のガイドラインでも、原因不明の口腔内潰瘍が3週間以上持続する場合は、専門評価を考慮する、とされています。
※当然「疑わしい=がん確定」ではありません。
ただし、早期発見の利益が大きい領域なので、上記に該当する方は早めの受診をお勧めします。
もちろん当院で治療はできませんが、適切な高次医療機関への紹介が可能です。
症状は似ていても原因が違うため、当院では「診査・診断」を重視します。
当院には日本口腔外科学会 認定医が在籍しており、いずれの疾患でも適切に対処が可能です。
多くは1〜2週間で改善することが多いです。2〜3週間続く場合は別の原因も考えます。
舌痛症(BMS)など、見た目が正常でも痛みが出る状態があります。BMS(Burning Mouth Syndrome)は「病変がないのに灼熱痛が続く」概念として整理されています。
カンジダなど一時的なものもありますが、白板症のように評価が必要なこともあります。白板症は潜在的に悪性化し得る病変に分類されています。
TOP