歯周病で歯を抜く基準とは?グラグラでも残せることはある?|博多駅博多口の歯科・歯医者|博多歯科・矯正歯科|日・祝日も診療

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歯周病で歯を抜く基準とは?グラグラでも残せることはある?

歯周病で歯を抜く基準とは?グラグラでも残せることはある?|博多駅博多口の歯科・歯医者|博多歯科・矯正歯科|日・祝日も診療

2026年10月12日

歯周病で歯を抜く基準とは?グラグラでも残せることはある?

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!

「歯周病で歯がグラグラしているけど、抜かないといけない?」

「歯周ポケットが深いと言われたけど、もう手遅れ?」

「ほかの歯医者で抜歯と言われたけど、本当に残せないの?」

このようなご相談をいただくことがあります。

歯周病は、進行すると歯を支えている骨が失われ、最終的には歯が抜けてしまうこともある病気です。

しかし、歯がグラグラしているからといって、必ず抜歯になるわけではありません。

適切な歯周病治療によって炎症が改善し、歯を残せる場合もあります。

一方で、無理に歯を残すことが、必ずしも患者さんにとって良い結果につながるとは限りません。

当院では歯周病による安心安全な歯周病治療を行っております。

今回は、歯周病で抜歯を検討する基準や、グラグラしている歯を残せる可能性について解説します。

① 歯周病で歯がグラグラするのはなぜ?

歯は、顎の骨に直接くっついているわけではありません。

歯根膜という組織を介して、歯槽骨と呼ばれる骨に支えられています。

歯周病が進行すると、歯ぐきの炎症だけでなく、歯を支える歯槽骨が少しずつ失われていきます。

その結果、歯を支える力が弱くなり、歯が動くようになります。

歯周病には誰しもがなりますが、進行の速度というのはかなり個人差があります。歯周病が進行すると歯を支えている骨がなくなってしまうので、結果として歯がぐらぐらしてきます。この進行速度を左右している一番の要因がプラークと呼ばれる歯の周囲の汚れです。プラークは歯磨きで除去していくのですが、毎日の歯磨きでは100%除去できないことが分かっています。だいたい歯磨き、歯ブラシだけ使っている方で60%ほど、歯間ブラシや糸用事を使っても80%ほどと言われています。日々残ってしまった20%の汚れは唾液で固められ歯石となります。歯石になるとブラシで除去することができなくなりますので、専用の医療器具で除去する必要が出てきます。こうした汚れのマネジメントをしていくことで歯周病の進行を抑えることができます。

ただし、歯の動揺には歯周病以外の原因もあります。

例えば、強い噛み合わせの力や歯ぎしり、歯の根の炎症などによって、歯が揺れる場合もあります。

そのため、歯がグラグラしているという症状だけで、歯周病の重症度や抜歯の必要性を判断することはできません。

② 歯周病で抜歯を検討する5つのポイント

実は、歯周病で抜歯を判断する際に「歯周ポケットが何mm以上なら必ず抜歯」という絶対的な基準はありません。

僕たちは、複数の検査結果を組み合わせて判断します。

1. 歯を支える骨がどれくらい残っているか

最も重要なポイントの一つが、歯槽骨の残存量です。

レントゲンなどで骨の吸収状態を確認し、歯がどの程度支えられているかを評価します。

骨の吸収が歯根の先端近くまで進んでいる場合には、保存が難しくなることがあります。

ただし、骨の吸収量だけでなく、骨が失われている形態も重要です。

2. 歯の動揺がどの程度あるか

歯の揺れ方は、一般的に0度から3度までの動揺度で評価します。

軽度の動揺であれば、歯周病治療によって改善することもあります。

一方、上下方向にも歯が動くような高度の動揺では、保存が難しい場合があります。

ただし、動揺度だけで抜歯を決定するわけではありません。

3. 歯周ポケットの深さと炎症の状態

歯周ポケットが深いほど、歯周病が進行している可能性があります。

特に6mm以上の深い歯周ポケットでは、歯周組織の破壊が進んでいることがあります。

しかし、歯周ポケットが6mm以上だから必ず抜歯、ということではありません。

出血や排膿の有無、骨の状態、治療後の改善などを含めて判断します。

4. 歯の根や周囲の組織に問題がないか

歯周病だけでなく、歯根破折や重度のむし歯などが重なっている場合には、保存が難しくなることがあります。

特に奥歯では、複数の根の間にある分岐部まで歯周病が進行しているかどうかも重要です。

5. 治療後に長く維持できる見込みがあるか

歯周病治療を行っても、清掃が難しく炎症を繰り返す場合があります。

また、患者さんのセルフケアや定期的な通院、喫煙、糖尿病なども長期的な予後に関係します。

そのため、今その歯を残せるかだけでなく、5年後、10年後に維持できる可能性も考えることが重要です。

③ グラグラしている歯でも残せることはある?

結論からいうと、あります。

歯が揺れていても、炎症や噛み合わせの影響が大きい場合には、適切な治療によって動揺が軽減することがあります。

例えば、歯周病によって歯ぐきに強い炎症が起きている場合、歯石除去やプラークコントロールによって炎症が改善すると、歯の揺れが落ち着くことがあります。

一番大事なのは皆さんのセルフケアです。結局僕たちはお掃除をたまにしかできないので、ほとんどの歯磨きを皆さん自身に行っていただく必要があります。皆さんが皆さんにふわしい、自分に合った歯磨きができるように道具の提案をしたり、磨き方の提案をしたりすることが僕たちのメ歯周病治療におけるメインの仕事になってきます。

また、噛み合わせの負担が大きい場合には、必要に応じて咬合調整や歯の固定などを検討することもあります。

ただし、歯の揺れが改善したからといって、失われた骨がすべて元に戻ったわけではありません。

残っている歯周組織で、長期的に安定した状態を維持できるかどうかが大切です。

④ 重度の歯周病でもできる治療とは?

歯周病治療の基本は、細菌性プラークや歯石を取り除き、炎症をコントロールすることです。

まずは歯磨き方法の確認や、歯科衛生士による歯石除去などの基本治療を行います。

その後、歯周ポケットの深さや出血の有無などを再評価します。

改善が不十分な場合には、歯周外科治療を検討することもあります。

また、骨の欠損形態などの条件が合えば、歯周組織再生療法が選択肢になる場合もあります。

ただし、再生療法はすべての歯に適応できるわけではなく、失われた骨が必ず回復する治療でもありません。

現代の医療では再生治療は万能ではないので、適応を見極める必要があります。ただし通常だと自然に治ることのない吸収した骨の復活というものが可能になってくるような治療になりますので、検討の価値は非常にあります。

当院では、抜歯を検討する前に、歯周病治療によって改善できる可能性があるかを評価することを大切にしています。

⑤ 無理に歯を残さない方がよい場合もある

ここは、僕が患者さんにぜひ理解していただきたい部分です。

僕自身、できるだけ天然の歯を残したいと考えています。

しかし、歯を残すことだけが目的になってしまうと、かえってお口全体の健康を損なうことがあります。

例えば、重度の歯周病によってほとんど骨の支えがなく、感染や腫れを繰り返している歯では、抜歯が適切な選択になる場合があります。

また、歯が大きく揺れて噛む機能を十分に果たせない場合や、周囲の歯への影響が懸念される場合にも、慎重な判断が必要です。

「残せる歯」と「長期的に残した方がよい歯」は、必ずしも同じではありません。

大切なのは、その歯1本だけでなく、お口全体のバランスを考えることです。

⑥ 抜歯と言われたら、セカンドオピニオンを受けてもいい?

もちろんです。

抜歯は、一度行うと元に戻せない治療です。

そのため、診断や治療方針に疑問がある場合には、別の歯科医師の意見を聞くことも選択肢の一つです。

歯周病の重症度や歯の保存可能性については、歯周ポケット検査、動揺度、レントゲンなどを総合して評価する必要があります。

ただし、セカンドオピニオンを受けたからといって、必ず歯を残せるというわけではありません。

また、強い腫れや感染がある場合には、相談を待つ間に必要な治療が遅れないよう注意が必要です。

当院では、なぜ抜歯が必要と考えられるのか、保存する場合にはどのようなリスクがあるのかを、できるだけ分かりやすく説明することを心がけています。

⑦ 歯周病で歯を失わないために最も大切なこと

歯周病は、進行してから治療するよりも、早い段階で発見して進行を抑えることが重要です。

特に注意したいのは、歯周病が初期から中等度の段階では、痛みなどの自覚症状が少ないことです。

歯ぐきから出血する、口臭が気になる、歯ぐきが下がってきたといった変化があれば、早めに歯科医院で検査を受けることをおすすめします。

また、治療後も定期的なメンテナンスが欠かせません。

歯周病は、治療によって安定しても再発する可能性があるためです。

当院では、患者さんの歯周病の進行状態やリスクに応じて、継続的な管理を行うことを大切にしています。

博多歯科・矯正歯科が大切にしている歯周病治療

博多歯科・矯正歯科では、歯周病治療において、できるだけ天然の歯を残すことを大切にしています。

そのため、歯がグラグラしている場合でも、すぐに抜歯を決めるのではなく、歯周組織の状態や噛み合わせ、保存した場合の予後を確認します。

また、歯周病は歯科医院での治療だけでなく、患者さん自身の毎日のセルフケアも重要です。

歯科医師と歯科衛生士が連携し、治療からメンテナンスまで継続的にサポートできるよう努めています。

まとめ|グラグラしていても、すぐに諦める必要はありません

歯周病で歯がグラグラしているからといって、必ず抜歯が必要になるわけではありません。

歯周病治療によって炎症が改善し、歯を残せる場合もあります。

一方で、歯を支える骨が著しく失われている場合や、長期的な保存が難しい場合には、抜歯が適切な選択になることもあります。

僕たちが大切にしているのは、**「とにかく抜かないこと」ではなく、「患者さんが長く健康なお口で生活できること」**です。

歯周病で抜歯を勧められた方や、歯の揺れが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

博多駅エリアで2院体制|KITTE博多院とも連携しています

博多駅博多口から徒歩5分の「博多歯科・矯正歯科」に加え、博多駅直結の「博多歯科 KITTE博多院」でも歯周病の検査・治療に対応しています。

両院とも平日21時まで、土日祝日も診療しており、複数の歯科医師による診療体制を整えています。

博多駅エリアの2院で連携し、歯周病治療から定期的なメンテナンスまで、患者さんの大切な歯を長く守れるようサポートしていきます。

監修者情報

院長

工藤 幸暉(くどう こうき)

経歴

  • 九州大学 歯学部卒
  • 2025年 デジタル矯正歯科学会認定医取得
  • 2026年 日本歯周病学会認定医取得

資格・所属学会

  • 九州大学病院歯周病科研修登録医
  • 日本歯周病学会所属
  • デジタル矯正学会所属
  • 大阪SJCD所属
  • G.F.Oベーシック修了
  • 船越研修会ベーシック修了
  • TMJ LIVE インストラクター
  • スタディーグループMjARSボードメンバー
監修者:工藤幸暉

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