2026年7月19日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
「最近、歯が長く見えるようになった気がする…」
「冷たいものがしみるようになった」
「歯ぐきが下がってきたけど、元に戻るの?」
このようなお悩みをお持ちの方は少なくありません。
歯ぐきが下がることを「歯肉退縮(しにくたいしゅく)」といいます。年齢とともに起こることもありますが、歯周病や歯磨きの方法など、さまざまな原因が関係しています。
今回は、歯ぐきが下がる原因や治療法、予防方法について解説します。
歯ぐきが下がるとどんな症状が出る?
歯肉退縮はごくメジャーな状態で、歯肉退縮をお持ちの方を見ない日はありません。
極端は下がり具合の場合を除いて、この状態は病気とは言わず、あくまで状態と思っていただいてもいいと思います。
歯ぐきが下がると、歯の根元が露出するようになります。
その結果、
- 歯が以前より長く見える
- 冷たいものや甘いものがしみる
- 歯と歯の間に隙間ができる
- 食べ物が詰まりやすくなる
- 見た目が気になる
といった症状が現れることがあります。
このように症状が出れば、疾患として治療の対象になると思います。
初期には痛みがないことも多いため、「気付いたら歯ぐきが下がっていた」というケースも少なくありません。
歯ぐきが下がる主な原因
歯周病
最も多い原因の一つが歯周病です。
歯周病によって歯ぐきに炎症が起こると、歯を支える骨が少しずつ失われます。それに伴って歯ぐきも下がり、歯の根元が見えるようになります。
歯ぐきからの出血や口臭、歯のぐらつきがある場合は、歯周病が進行している可能性があります。
強すぎる歯磨き
「しっかり磨こう」と力を入れすぎると、歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。
硬い歯ブラシでゴシゴシ磨く習慣がある方は、歯ぐきが少しずつ下がる原因になることがあります。
歯磨きは、力を入れるよりもやさしく丁寧に行うことが大切です。
よく患者さんにお伝えするのが指3本分くらいの強さで擦ることです。
このくらいの力でも十分に汚れは落ちます。
歯ぎしり・食いしばり
歯ぎしりや食いしばりによって歯に強い力が加わると、歯ぐきや歯を支える組織に負担がかかります。
これが長期間続くと、歯ぐきが下がる一因になることがあります。
加齢や歯並び
加齢によって歯ぐきが少しずつ下がることもあります。
また、歯並びの影響で歯ぐきが薄い部分では、歯磨きや噛む力の影響を受けやすく、歯肉退縮が起こりやすいことがあります。
下がった歯ぐきは元に戻る?
一度下がった歯ぐきが自然に元の位置まで戻ることは、基本的にありません。
そのため、まずは原因を調べ、これ以上進行させないことが大切です。
歯周病が原因であれば歯周病治療を行い、歯磨き方法や噛み合わせ、歯ぎしりなどに問題があれば改善を目指します。
見た目や知覚過敏が強い場合には、歯ぐきを回復させる歯周形成外科(歯肉移植など)が適応となることもあります。(自費治療となります。)
歯ぐきが下がらないためにできること
歯ぐきの健康を守るためには、
- やさしい力で歯磨きをする
- 歯間ブラシやフロスを活用する
- 定期的に歯科検診を受ける
- 歯周病を早めに治療する
- 歯ぎしり・食いしばりがある場合は対策を行う
ことが大切です。
特に歯周病は、自覚症状が少ないまま進行する病気です。症状がなくても定期的なチェックを受けることで、歯ぐきが下がる原因を早期に発見できる可能性があります。
歯周病治療としてのメンテナンスは保険が効きますので、ご相談ください。
当院の歯周病・歯ぐきの治療
博多歯科・矯正歯科では、歯ぐきが下がった原因をしっかり診断したうえで治療方針をご提案しています。
歯周病の検査やクリーニングはもちろん、歯磨き方法のアドバイス、噛み合わせの確認、歯ぎしりへの対策など、お口全体を総合的に診察します。
歯ぐきが下がっているからといって、すべて同じ治療になるわけではありません。患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせて、できるだけ歯を長く守るための治療を行っています。
まとめ
歯ぐきが下がる原因には、
- 歯周病
- 強すぎる歯磨き
- 歯ぎしり・食いしばり
- 加齢や歯並び
などが考えられます。
一度下がった歯ぐきが自然に元へ戻ることは難しいため、早めに原因を見つけて対処することが大切です。
「歯が長く見えるようになった」
「歯ぐきが下がってしみる」
「歯周病ではないか心配」
という方は、ぜひ一度ご相談ください。
お口の状態を詳しく確認し、歯ぐきや歯を長く健康に保つための治療・予防方法をご提案いたします。