2026年10月28日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
「歯ぐきがブヨブヨしている」
「歯磨きをすると歯ぐきから血が出る」
「歯ぐきが腫れているけど、痛くないから大丈夫?」
このようなお悩みはありませんか?
健康な歯ぐきは一般的に薄いピンク色で、適度な引き締まりがあります。しかし、炎症が起こると赤く腫れ、ブヨブヨと柔らかく感じることがあります。
実は、歯ぐきの腫れは、歯肉炎や歯周病の初期症状であることも多いのです。
一方で、歯の根の感染や親知らずなど、別の原因で腫れている場合もあります。
今回は、歯ぐきがブヨブヨする原因や治療方法、放置するリスクについて解説します。
① 歯ぐきがブヨブヨするのはなぜ?
歯ぐきがブヨブヨする主な原因は、炎症による腫れです。
歯と歯ぐきの境目に細菌の塊であるプラーク(歯垢)が蓄積すると、体は細菌に対抗するために炎症反応を起こします。
その結果、歯ぐきの血流が増え、組織がむくんだような状態になります。
このむくんだ状態になると、ちょっと触っただけでも出血します。例えば歯磨きのときに歯ブラシに血が滲んだり、ひどい場合には自然と出血する場合もあります。
健康な歯ぐきと比較すると、次のような変化が見られることがあります。
- 歯ぐきが赤く腫れている
- 歯と歯の間の歯ぐきが丸く膨らんでいる
- 歯磨きで出血しやすい
- 歯ぐきが柔らかく感じる
- 口臭が気になる
特に注意していただきたいのは、歯ぐきが腫れていても、痛みが出ないことが珍しくないという点です。
痛くないから健康というわけではありません。
② 原因① 歯肉炎|歯ぐきだけに炎症が起きている状態
歯ぐきがブヨブヨする原因として、まず考えられるのが歯肉炎です。
歯肉炎は、主にプラークの蓄積によって歯ぐきに炎症が起こる病気です。
歯ぐきが赤く腫れたり、歯磨きで出血したりしますが、基本的には歯を支える骨の破壊を伴いません。
歯を支えている骨は一度失って炎症で溶けて失ってしまうと元に戻ることはありませんが、歯茎の腫れだけであれば回復させることができます。
そのため、比較的早い段階で適切なケアを行えば、健康な状態への改善が期待できます。
治療の基本は、歯科医院での歯石・プラークの除去と、毎日の歯磨きの改善です。
ただし、歯肉炎を放置すると、歯周炎へ進行する場合があります。
歯ぐきから血が出ることを当たり前だと思わず、炎症のサインとして捉えることが大切です。
③ 原因② 歯周病|歯を支える骨まで影響する病気
歯肉炎よりも注意が必要なのが歯周炎、いわゆる歯周病です。
歯周炎では、歯ぐきの炎症に加えて、歯を支える歯槽骨や歯周組織が破壊されていきます。
進行すると、歯周ポケットが深くなり、歯ぐきの腫れや出血、口臭などが見られることがあります。
さらに悪化すると、歯がグラグラしたり、噛みにくくなったりする場合もあります。
ここで知っていただきたいのが、歯周病で失われた骨は、通常の歯石取りだけで簡単に元へ戻るわけではないということです。
すり減ってしまった膝の軟骨が元に戻らないのと同じです。なので、いかに骨を減らさないか、歯周病にならないように頑張るかというところが非常に重要になります。
炎症を抑えることはできますが、失われた歯周組織を完全に回復させるのは難しい場合があります。
そのため、症状が軽いうちに発見し、進行を防ぐことが非常に重要です。
④ 原因③ 歯の根の感染や親知らず
歯ぐきの腫れは、歯周病だけが原因とは限りません。
例えば、過去に神経の治療をした歯や、深いむし歯がある歯では、歯の根の先に感染が起こることがあります。
この場合、歯ぐきにニキビのような膨らみができたり、膿が出たりすることがあります。
また、親知らずの周囲に汚れがたまることで、歯ぐきが腫れる「智歯周囲炎」が起こることもあります。
さらに、薬の影響による歯肉増殖や、ホルモン変化に伴う歯肉の炎症なども考えられます。
つまり、歯ぐきが腫れているという症状だけでは、原因を特定することはできません。
歯科医院での診察や歯周病検査、必要に応じたレントゲン検査などが重要になります。
⑤ 歯ぐきが腫れたときの治療方法
治療方法は、腫れの原因によって異なります。
① 歯石取り・クリーニング
歯肉炎や歯周病が原因の場合には、歯石やプラークを除去して炎症の改善を目指します。
② SRP(スケーリング・ルートプレーニング)
歯周ポケットの深い部分に歯石が付着している場合には、歯ぐきの中の歯石や細菌性沈着物を取り除く治療を行います。
③ 根管治療
歯の根の感染が原因の場合には、根管内の感染源を除去する治療が必要になることがあります。
④ 親知らずの治療
親知らずの周囲に炎症がある場合には、洗浄や清掃、必要に応じて抜歯を検討します。
⑤ 歯周外科治療
基本的な歯周病治療だけでは改善が難しい場合には、歯周外科治療を検討することもあります。
重要なのは、腫れを一時的に抑えるだけでなく、原因そのものに対応することです。
⑥ 歯ぐきが腫れたとき、自宅でできることは?
歯ぐきが腫れている場合でも、基本的には歯磨きをやめないことが大切です。
ここも非常に重要です。お家でできるセルフケアもあります。むしろ歯茎の腫れ、しにくいや歯周病に関してはセルフケアの方がウェイトが大きいと言っても過言ではありません。
ただし、正しいやり方を身につけることが大切です。そのために私たちや歯科衛生士がいます。歯磨きで気になるところがあれば遠慮なく聞いてください。例えば自分の歯ブラシはこれで合ってるのかなということや歯磨き粉は自分に合ってるのかなというところです。また磨き方も合っているか自分に汚れが溜まりやすいところを把握してそこを狙い打ちできる磨き方ができるとよりいいですよね。そのあたりも私たちが力になれることがあると思いますのでお気軽にご相談ください。
例えば、強い力でゴシゴシ磨くと、炎症のある歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。
柔らかめの歯ブラシを使用し、痛みのない範囲で優しく清掃しましょう。
また、腫れている部分を指で押したり、自分で膿を出そうとしたりすることは避けてください。
市販のうがい薬などで一時的に症状が和らぐ場合もありますが、原因となる歯石や感染を取り除けるわけではありません。
特に、強い痛み、発熱、顔まで広がる腫れ、口が開きにくいなどの症状がある場合には、早めの受診が必要です。
飲み込みにくい、息苦しいといった症状がある場合は、重い感染症の可能性があるため、救急受診が必要です。
⑦ 博多歯科・矯正歯科が大切にしている歯周病治療
当院では、歯ぐきが腫れているからといって、単に歯石を取るだけで終わる治療は十分ではないと考えています。
大切なのは、なぜ炎症が起きたのかを確認することです。
例えば、歯磨きが難しい部分があるのか、歯周ポケットが深くなっているのか、過去の被せ物が清掃しにくい形になっているのかなど、原因は患者さんによって異なります。
当院では、歯科医師と歯科衛生士が連携し、歯周病検査の結果をもとに治療計画を立てています。
また、担当歯科衛生士制を取り入れ、治療後も継続的にお口の状態を確認できる体制を整えています。
私は、歯周病治療で最も大切なのは、歯ぐきの腫れを改善することだけでなく、再び悪くならない状態を維持することだと考えています。
そのため、歯石取りだけでなく、セルフケアの改善や定期的なメンテナンスにも力を入れています。
まとめ|歯ぐきのブヨブヨは放置しないことが大切
歯ぐきがブヨブヨしている場合、歯肉炎や歯周病などによって炎症が起きている可能性があります。
また、歯の根の感染や親知らずなどが原因の場合もあります。
特に歯周病は、痛みが少ないまま進行することがあるため注意が必要です。
歯ぐきの腫れや出血は、お口の健康状態を見直すための大切なサインです。
博多駅周辺で歯ぐきの腫れや出血、歯周病についてお悩みの方は、博多歯科・矯正歯科へお気軽にご相談ください。
博多駅エリアで2院体制|KITTE博多院とも連携
博多駅博多口から徒歩5分の「博多歯科・矯正歯科」に加え、博多駅直結の「博多歯科 KITTE博多院」でも、歯周病検査や歯石取り、歯ぐきの腫れについてご相談いただけます。
両院とも平日21時まで、土日祝日も診療しており、複数の歯科医師・歯科衛生士による診療体制を整えています。
博多歯科・矯正歯科
電話番号:092-402-2976
院長
工藤 幸暉(くどう こうき)
経歴
- 九州大学 歯学部卒
- 2025年 デジタル矯正歯科学会認定医取得
- 2026年 日本歯周病学会認定医取得
資格・所属学会
- 九州大学病院歯周病科研修登録医
- 日本歯周病学会所属
- デジタル矯正学会所属
- 大阪SJCD所属
- G.F.Oベーシック修了
- 船越研修会ベーシック修了
- TMJ LIVE インストラクター
- スタディーグループMjARSボードメンバー