2026年8月11日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
「歯磨きをすると歯ぐきから血が出る」
「フロスを使ったら出血したけど大丈夫?」
「痛くないから、そのままにしても問題ない?」
歯磨きのときに出血しても、「強く磨きすぎただけかな」と放置している方は少なくありません。
結論からお伝えすると、歯ぐきからの出血は、歯肉炎や歯周病による炎症のサインであることが多いため注意が必要です。特に毎日続いていたり、口臭が気になっていたりするとより注意が必要です。
今回は、歯ぐきから血が出る原因や、歯科医院を受診した方がよいサインについてわかりやすく解説します。
歯ぐきから血が出る一番多い原因は?
代表的な原因は、歯垢(プラーク)による歯ぐきの炎症です。
歯と歯ぐきの境目に歯垢が残ると、その中にいる細菌によって歯ぐきに炎症が起こります。
健康な歯ぐきは歯磨きやフロスをしても簡単には出血しません。
よく引き締まった歯茎と歯科医療従事者は表現するのですが、健康な歯茎は歯と歯茎がピッタリ密着していてプリッとしています。炎症が起きると、ブヨブヨしてきてちょっと触っただけで出血します。
歯磨きのたびに同じ場所から血が出る場合は、歯ぐきに炎症が起きている可能性があります。
歯肉炎と歯周病はどう違う?
炎症が歯ぐきだけにとどまっている状態を「歯肉炎」と呼びます。
この段階であれば、適切な歯磨きや歯科医院でのクリーニングによって改善が期待できます。
しかし、炎症がさらに進行し、歯を支えている骨まで破壊されるようになると「歯周炎(歯周病)」となります。
歯周病が進行すると、
- 歯ぐきが下がる
- 歯と歯の間に隙間ができる
- 口臭が強くなる
- 歯がグラグラする
などの症状が現れ、最終的には歯を失う原因になることもあります。
歯周病は糖尿病や高血圧と同じで、元の状態に戻りません。つまり完全には治りません。進行を止めることが治療の目的となり、歯を失う原因の第一位です。
血が出たら歯磨きをやめた方がいい?
「血が出るから、その部分は磨かない方がいい」と思われる方もいますが、多くの場合は逆です。
歯垢による炎症が原因であれば、磨かないことでさらに歯垢がたまり、炎症が悪化してしまいます。
強くゴシゴシ磨く必要はありません。(これは逆効果です。)
やわらかい力で歯と歯ぐきの境目を丁寧に磨き、デンタルフロスや歯間ブラシも適切に使用しましょう。
ただし、出血が多い場合や痛み・腫れを伴う場合には、自己判断せず歯科医院を受診してください。
歯周病以外が原因になることもあります
歯ぐきからの出血が、すべて歯周病によるものとは限りません。
例えば、
- 歯ブラシを強く当てすぎている
- 合わない歯間ブラシを使用している
- 口内炎や傷がある
- 薬や全身状態の影響
などによって出血することもあります。
そのため、「血が出る=必ず歯周病」と自己判断するのではなく、原因を確認することが大切です。
こんな症状があったら歯科医院へ
特に、
- 歯磨きのたびに出血する
- 出血が何週間も続いている
- 歯ぐきが赤く腫れている
- 膿が出る
- 口臭が気になる
- 歯がグラグラする
といった症状がある場合は、一度歯科医院で検査を受けることをおすすめします。
歯周病は、痛みがほとんどないまま進行することがある病気です。
「痛くないから大丈夫」と考えず、出血をお口からのサインとして捉えることが大切です。
当院の診療方針
博多歯科・矯正歯科では、歯ぐきからの出血がある場合、単にクリーニングをするだけではなく、歯周ポケットの深さや出血の状態、歯石の付着などを確認し、原因を調べます。
また、歯科医院での処置だけでなく、ご自宅での歯磨きやフロス、歯間ブラシの使い方も非常に重要です。
私たちは、患者さんと一緒に原因を理解し、治療を繰り返すのではなく、できるだけご自身の歯を長く残すことを大切にしています。
まとめ
歯ぐきから血が出る場合、歯肉炎や歯周病が隠れている可能性があります。
大切なのは、
- 出血を放置しない
- 出血するからといって歯磨きをやめない
- 歯と歯ぐきの境目を丁寧に清掃する
- フロスや歯間ブラシを適切に使用する
- 出血が続く場合は歯科医院で検査を受ける
ことです。
「毎日歯磨きすると血が出る」
「自分が歯周病なのか確認したい」
「歯ぐきの状態を一度しっかり調べたい」
という方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院では担当衛生士制、担当歯科医制のため、小さな変化もモニタリングできる体制を整えております。
現在の歯ぐきや歯周病の状態を丁寧に確認し、できるだけ長くご自身の歯を守るための治療・予防方法をご提案いたします。