2026年8月18日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
「歯医者が多すぎて、どこを選べばいいかわからない」
「口コミや設備だけで選んで大丈夫?」
「できれば長く安心して通える歯医者を見つけたい」
歯科医院選びで迷っている方は多いと思います。
もちろん、「いい歯医者」の基準は人によって異なります。しかし、私自身が歯科医師として考えるなら、設備や治療方法だけでなく、“誰が、どのように、継続して診てくれるか”は非常に重要なポイントだと思っています。
この話題は非常に個人的見解が入りますが、現役歯科医師が患者さんの立場になって書きましたのでぜひ参考にされてください。
今回は、長く付き合える歯科医院を探すときにチェックしたいポイントをご紹介します。
① 担当する歯科医師がコロコロ変わらない
歯科治療は、その日だけを見て終わるものではありません。
過去にどの歯を治療したのか、どの部分を経過観察しているのか、噛み合わせがどう変化しているのかなど、時間の経過を追って診ることが重要です。
毎回担当医が変わることが必ずしも悪いわけではありませんが、同じ歯科医師が継続して診ることで、小さな変化にも気付きやすくなります。
特に治療が複雑な場合は、「自分のお口全体を理解している担当医がいるか」という視点も大切です。
当院では基本的に担当歯科医師制、担当歯科衛生士制をとっております。
急患などでは担当者がお休みの場合は別の歯科医師が担当しますが、カルテの内容を共有しておりますのでご安心ください。
② 担当の歯科衛生士がいる
実は、歯科医院との付き合いで非常に重要なのが歯科衛生士です。
定期検診や歯周病治療では、
- 前回より歯ぐきが改善しているか
- 磨き方が変わったか
- 歯石がつきやすい場所
- 生活習慣の変化
などを継続して確認します。
担当の歯科衛生士が継続して診ることで、その人のお口の「いつもの状態」を知ったうえで変化を追いやすくなります。
むしろ、治療が終わった後に皆さんをサポートしてくれるのは歯科衛生士さんで。信頼できる担当衛生士がいることは大きなポイントです。
③ 根管治療でラバーダムを使用している
神経の治療(根管治療)を受ける場合には、ラバーダムを使用しているかも確認したいポイントです。
ラバーダムとは、治療する歯だけをゴムのシートから出して、お口の中から隔離する方法です。
根管治療では、歯の内部に細菌をできるだけ入れないことが非常に重要です。
唾液には多くの細菌が存在するため、ラバーダムを使用することで、治療中に唾液や細菌が根管内へ入り込むリスクを減らすことができます。
逆に言うと、根管治療に関してはラバーダムなしではまともな治療は残念ながらできません、、、
当院では、保険診療・自費診療にかかわらず、根管治療ではラバーダムを追加料金なしで使用しています。
④ 一人ひとりの診療時間を確保している
歯科治療では、単純に「治療が早い=上手」とは限りません。
例えば、
- むし歯を丁寧に取り除く
- 根管内を洗浄・消毒する
- 詰め物や被せ物を精密に合わせる
- 治療内容を説明する
ためには、ある程度の時間が必要です。
もちろん治療内容によって必要な時間は異なりますが、患者さん一人ひとりに必要な診療時間を確保しているかは、歯科医院を選ぶ一つの判断材料になると思います。
「いつも慌ただしく治療が終わる」「質問する時間がない」と感じる場合には、一度治療内容について確認してみてもよいでしょう。
⑤ 説明して、一緒に治療方法を決めてくれる
歯科治療には、一つの症状に対して複数の選択肢があることが珍しくありません。
例えば歯を失った場合でも、
- インプラント
- ブリッジ
- 入れ歯
など、それぞれ異なる選択肢があります。
大切なのは、歯科医師が一方的に治療方法を決めるのではなく、それぞれのメリット・デメリットを説明したうえで、患者さんと一緒に決めていくことです。
「なぜこの治療が必要なのか」を質問したとき、納得できるように説明してくれるかどうかも大切です。
⑥ 「すぐ治療する」だけでなく、経過観察という選択肢も持っている
歯は一度削ると元には戻りません。
そのため、小さな変化があるからといって、必ずしもすぐ削ることが最善とは限りません。
初期むし歯などでは、セルフケアを改善しながら定期的に状態を確認する方がよいケースもあります。
「治療できるか」だけでなく、「今、本当に治療する必要があるのか」を考えてくれることも、歯を長く残すうえでは重要です。
お口の中は、熱いものもきますし、冷たいものもきます。咀嚼や歯軋りという強い力もかかりますので、以上にシビアです。それゆえ、治療後に経年劣化としての問題が起きることも想定して皆さんと付き合っていく姿勢があるかが歯科治療には大事です。
最新設備がある=いい歯医者、ではありません
CTやマイクロスコープなどの設備は、精密な診断や治療を行うための非常に有用な道具です。
しかし、設備があるだけで治療の質が決まるわけではありません。
重要なのは、
診断・治療技術・設備・時間・継続的な管理
を適切に組み合わせることです。
ホームページで設備だけを見るのではなく、「どのような考え方で診療している医院なのか」まで確認してみるとよいでしょう。
当院が大切にしていること
博多歯科・矯正歯科では、単に悪くなった歯を治療するだけではなく、できるだけ治療を繰り返さず、ご自身の歯を長く残すことを大切にしています。
そのため、担当する歯科医師・歯科衛生士が患者さんのお口の変化を継続して確認できる体制を重視しています。
また、根管治療では保険・自費を問わずラバーダムを使用し、必要な治療には十分な診療時間を確保することを心がけています。
患者さんと歯科医院が「コーチと選手」のような関係になり、一緒にお口の健康を守っていくことが理想だと考えています。
まとめ
いい歯医者を選ぶ基準は、治療費や立地、口コミだけではありません。
私たちが特に大切だと考えているのは、
- 担当医が継続して診てくれる
- 担当の歯科衛生士がいる
- 根管治療でラバーダムを使用している
- 必要な診療時間を確保している
- 治療方法をきちんと説明してくれる
- 必要以上に歯を削らない
といったポイントです。
歯科医院とは、できれば数年、数十年と付き合っていくことになります。
「悪くなったら治してもらう場所」だけではなく、自分の歯を一緒に守ってくれるパートナーを探すという視点で歯科医院を選んでみてはいかがでしょうか。
院長
工藤 幸暉(くどう こうき)
経歴
- 九州大学 歯学部卒
- 2025年 デジタル矯正歯科学会認定医取得
- 2026年 日本歯周病学会認定医取得
資格・所属学会
- 九州大学病院歯周病科研修登録医
- 日本歯周病学会所属
- デジタル矯正学会所属
- 大阪SJCD所属
- G.F.Oベーシック修了
- 船越研修会ベーシック修了
- TMJ LIVE インストラクター
- スタディーグループMjARSボードメンバー