2026年5月30日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
「口を開けるとカクカク音がする…」
「顎がだるい」
「これって放置して大丈夫?」
顎の音や違和感は、【顎関節症(がくかんせつしょう)】のサインかもしれません。
実は、顎関節症は珍しい病気ではなく、軽い症状を含めると多くの方にみられます。
今回は、顎がカクカク鳴る原因や、注意が必要な症状について解説します。
顎がカクカク鳴る原因とは?
もっとも多いのは、
顎の関節内にある【関節円板】というクッションのズレです。
顎の関節は非常に特殊で、大きく開けるときに一度脱臼します。
他の関節であれば脱臼したら脱臼したまま戻れないですが、顎関節の関節円板には靱帯や筋がついていて
外れた顎を戻すことができます。
しかし、この円盤がずれて、無理に動くと
「カクッ」「ポキッ」という音が出ることがあります。
カクカク鳴る=必ず危険?
実は、音だけの場合は経過観察になることも多いです。
例えば、
・痛みがない
・口が普通に開く
・食事に問題ない
場合は、すぐに大きな治療が必要ではないケースもあります。
文献によっては成人の50%以上は音がなる(クリック)があると言われています。
ただし、
・痛みがある
・口が開きにくい
・顎が引っかかる
場合は注意が必要です。
この場合は顎関節症という病名がつき、治療の対象となります。
顎関節症でよくある症状
① 顎が痛い
食事や会話で顎が痛むことがあります。
あくびをしたときや、大笑いしたときに顎が痛い、
以前の患者さんでは、ハンバーガーが食べられないという方もいました。
② 口が開けにくい
指2〜3本分開かない場合は、顎関節の動きに問題があることがあります。
③ 音が鳴る
・カクカク
・ジャリジャリ
・ポキポキ
など音の種類はさまざまです。
④ 顎が疲れる・だるい
長時間話した後や食事後に疲れやすくなることがあります。
顎関節症の原因は1つではない
顎関節症は、複数の要因が重なって起こることが多いです。
よくある原因①:食いしばり・歯ぎしり
非常に多い原因です。
無意識の力は想像以上に強く、
・顎関節
・筋肉
・歯
へ負担をかけます。
特に、
・朝起きると顎が疲れている
・歯がすり減っている
場合は要注意です。
よくある原因②:ストレス
ストレスによって無意識に筋肉が緊張し、
・食いしばり
・噛み締め
が増えることがあります。
よくある原因③:噛み合わせ
噛み合わせのバランスが関係するケースもあります。
ただし、顎関節症は
「噛み合わせだけ」が原因ではありません。
そのため、総合的な評価が重要になります。
顎関節症の対策
① 顎を休ませる
まずは負担を減らすことが大切です。
・硬いものを控える
・大きく口を開けすぎない
・頬杖を避ける
などが有効です。
② 食いしばり対策
必要に応じて、
・ナイトガード(マウスピース)
を使用することがあります。
③ リハビリ
顎を休ませると対極に感じるかもしれませんが、ケースによってはリハビリをすることで関節円板を正しい位置に戻せる場合がります。猫背に対するストレッチのようなものです。
放置するとどうなる?
軽症で自然に改善するケースもあります。
ただし、放置して悪化すると、
・口が開かなくなる
・慢性的な痛み
・食事しづらい
などにつながることがあります。
症状が続く場合は早めの相談がおすすめです。
当院の顎関節症診療について
博多歯科・矯正歯科では、
・噛み合わせ
・食いしばり
・筋肉の状態
などを総合的に確認しています。
また、必要に応じて
・マウスピース治療
・専門機関との連携
も行っています。
「ただ音が鳴るだけ」なのか、
治療が必要な状態なのかを丁寧に判断していますのでお気軽にご相談ください。
まとめ
顎がカクカク鳴る原因には、
・関節円板のズレ
・食いしばり
・筋肉の緊張
などがあります。
音だけなら大きな問題がないこともありますが、
・痛み
・開口障害
・違和感の悪化
がある場合は注意が必要です。
「最近顎が鳴る…」
「口を開けると痛い…」
そんな症状がある方は、一度ご相談ください!