2026年6月10日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
「親知らずがあるけど抜いた方がいいの?」
「痛くないからそのままでも大丈夫?」
「親知らずは全部抜くものだと思っていた…」
親知らずについて、このような質問をよくいただきます。
特に当院の患者さんは働く世代が多く、ちょうど親知らずが痛む年代の方も多いです。
結論からいうと、
親知らずは必ずしも抜かなければならないわけではありません。
実際には、抜いた方が良いケースもあれば、そのまま経過観察できるケースもあります。
ただし、抜いた方がいいケースも多く、当院では口腔外科認定医による当日抜歯枠もご用意していますのでぜひご相談ください。
今回は、親知らずを抜くべきケースと抜かなくても良いケースについて解説します。
そもそも親知らずとは?

親知らずは、
一番奥に生えてくる永久歯(第三大臼歯)
のことです。
一般的には10代後半から20代前半に生えてくることが多く、
・4本すべて生える人
・一部しか生えない人
・まったく生えてこない人
など個人差があります。
古代人の骨格は現代人の私たちよりしっかりしていて、親知らずまで生えていた方もたくさんいます。
しかし、私たちは柔らかいものを食べることが多くなったので顎が退化しており、細くなっていると言われています。そのため親知らずが生えてくるスペースが足りず、磨きにくい生え方をしてしまうのです。
そのせいで歯磨きを普段しっかりしている方でもむし歯や歯周病になりやすくなり、隣の歯もやられてしまうことも。
以下の場合には抜歯を検討すべきです。
抜いた方が良いケース① 繰り返し腫れる
親知らずの周囲に炎症が起きると、
・歯ぐきが腫れる
・痛みが出る
・口が開けにくくなる
ことがあります。
これを
智歯周囲炎(ちししゅういえん)
と呼びます。
何度も繰り返す場合は抜歯を検討することがあります。
一度起きると何度も起きてしまうのが非常に厄介です。
抜いた方が良いケース② 手前の歯に悪影響がある
横向きの親知らずは、
手前の大切な奥歯(第二大臼歯)を押してしまうことがあります。
すると、
・むし歯
・歯周病
・歯根吸収
などの原因になることがあります。
親知らずよりも手前の歯の方が重要なため、抜歯をすすめることがあります。
これは本当によくあって、親知らずがうまく磨けず汚れが溜まった結果、隣の歯がむし歯や歯周病になるパターンです。
抜いた方が良いケース③ むし歯になっている
親知らずは奥にあるため、
歯ブラシが届きにくく、
むし歯になりやすい歯です。
また、
治療が難しい位置にあることも多いため、
状態によっては抜歯を選択することがあります。
抜いた方が良いケース④ 矯正治療に影響する場合
矯正治療を行う際、
親知らずの位置や状態によっては抜歯を検討することがあります。
ただし、
「親知らずがあると必ず歯並びが悪くなる」
とは言い切れないため、個別の診断が重要です。
次に抜かないことを検討するケースを紹介します。
抜かなくても良いケース① まっすぐ正常に生えている
親知らずが、
・まっすぐ生えている
・しっかり噛み合っている
・清掃できている
場合は、必ず抜く必要はありません。
実際に問題なく使えている方もいらっしゃいます。
抜かなくても良いケース② 骨の中に完全に埋まっている
レントゲンで確認した際に、
完全に骨の中に埋まっていて、
・症状がない
・病変がない
場合は経過観察になることがあります。
痛くなる前に抜いた方がいい?
これはよくある質問です。
若いうちは、
・骨が柔らかい
・治癒が早い
というメリットがあります。
そのため、
将来的に問題が起こる可能性が高い場合は、
症状が出る前に抜歯を検討することもあります。
抜いた方がいいケースは若いうちの方が間違いなくいいです。
親知らずの抜歯は危険?
親知らずの状態によって難易度は大きく異なります。
特に下顎では、
神経との位置関係を確認することが重要です。
そのため当院では、
・レントゲン検査
・必要に応じてCT検査
を行い、安全性を確認した上で治療を進めています。
また、難症例の場合は、
九州大学病院 や 福岡赤十字病院 と連携しながら対応しています。
当院の考え方
博多歯科・矯正歯科では、口腔外科認定医が常駐し、安心安全の親知らず抜歯を提供しています、
当日抜歯枠もございますのでご相談ください。
親知らずを見たらすぐに抜歯をすすめるわけではありません。
大切なのは、
・現在問題があるか
・将来的にリスクがあるか
・患者さんの生活への影響
を総合的に判断することです。
抜歯のメリットだけでなく、
デメリットや注意点も含めて丁寧にご説明しています。
まとめ
親知らずは、
必ず抜かなければならない歯ではありません。
しかし、
・繰り返し腫れる
・むし歯になっている
・手前の歯に悪影響がある
場合は抜歯を検討することがあります。
一方で、
・正常に生えている
・問題なく使えている
場合は経過観察できるケースもあります。
「自分の親知らずは抜いた方がいい?」
「今は痛くないけど心配…」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
レントゲンなどで状態を確認し、あなたにとって最適な選択肢をご提案いたします。