2026年8月02日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
「歯が痛いのに『むし歯ではありません』と言われた…」
「レントゲンでも異常がないのに痛みが続く」
「歯の痛みの原因がわからなくて不安…」
歯が痛いと、「むし歯ができた」と考える方が多いかもしれません。しかし、歯の痛みには、むし歯以外にもさまざまな原因があります。
今回は、歯の痛みがあるのにむし歯ではない場合に考えられる原因について解説します。
あくまで参考として楽しんでください!
知覚過敏
冷たいものや甘いものがしみる場合は、知覚過敏の可能性があります。
アイスを食べた時のキーンとするアレです。
歯ぐきが下がったり、歯の表面がすり減ったりすると、歯の内部に刺激が伝わりやすくなります。
硬い歯ブラシでゴシゴシ磨いたり、電動歯ブラシの使いすぎなどでも起きることが多く、歯磨きに対しての意識が高い方にも多く見られるので注意が必要です。
知覚過敏はむし歯とは異なるため、症状や原因に応じた治療が必要です。
歯ぎしり・食いしばり
寝ている間や日中の無意識の食いしばりによって、歯に強い力がかかると痛みが出ることがあります。
例えば、
- 朝起きると歯が痛い
- 噛むと違和感がある
- 顎が疲れる
といった症状がある場合は、歯ぎしりや食いしばりが関係しているかもしれません。
特に成人では多くの方が、歯ぎしりや食いしばり、またタッピングと呼ばれるカチカチ歯を鳴らす動きをしていることも多いです。
放置すると、歯にヒビ(マイクロクラック)が入る原因になることもありますのでマウスピースやボトックスで予防します。
歯の根の先の炎症
以前に神経を取った歯では、歯の根の先に炎症や膿ができることがあります。
初期にはレントゲンで変化がわかりにくいこともあり、痛みだけが先に現れる場合もあります。
一種のむし歯ですが、歯のひびや歯周病などからなる場合もあります。
必要に応じてCT撮影などの精密検査を行うことで、原因がわかることがあります。
歯周病
歯周病が進行すると、歯ぐきや歯を支える骨に炎症が起こり、
- 噛むと痛い
- 歯が浮いた感じがする
- 歯ぐきが腫れる
といった症状が現れることがあります。
歯周病は初期には自覚症状が少ないため、痛みが出た頃には結構進行していることもあります。
副鼻腔炎(上顎洞炎)
上の奥歯が複数本同時に痛む場合は、副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症です)が原因となっていることがあります。
副鼻腔は上の奥歯のすぐ近くにあるため、炎症が歯の痛みとして感じられることがあります。
この場合は歯そのものではなく、副鼻腔の治療が必要になることもあります。
顎関節や筋肉の痛み
顎の筋肉や顎関節の痛みを、歯の痛みと勘違いすることもあります。
特に、
- 大きく口を開けると痛い
- 顎がカクカク鳴る
- 頬やこめかみが痛い
といった症状がある場合は、顎関節症が関係している可能性があります。
原因を正しく見つけることが大切です
歯の痛みがあるからといって、必ずしもむし歯を削れば治るわけではありません。
痛みの原因を正確に診断せずに治療を進めてしまうと、必要のない治療を受けてしまう可能性もあります。
そのため、症状やレントゲンだけでなく、必要に応じてCT撮影や噛み合わせの確認、歯周組織の検査などを行い、「なぜ痛いのか」を明らかにすることが大切です。
当院の診療方針
博多歯科・矯正歯科では、歯が痛い原因をお口全体を診査したうえで診断を行っています。
必要に応じてCTなどの精密検査やバイトウィングも活用し、むし歯だけでなく、歯周病や噛み合わせ、歯ぎしり、顎関節なども含めて総合的に原因を調べます。
私たちは、できるだけ歯を残し、不必要に削らないことを大切にしていて、定期健診を通して保存的に予防・経過観察を行うことも多いです。患者さんと「コーチと選手」のような関係で、一緒に原因を見つけ、最適な治療方法を考えていきます。
まとめ
歯の痛みがあっても、原因がむし歯とは限りません。
考えられる原因としては、
- 知覚過敏
- 歯ぎしり・食いしばり
- 歯の根の先の炎症
- 歯周病
- 副鼻腔炎
- 顎関節症
などがあります。
痛みの原因によって治療方法は大きく異なるため、自己判断せず、早めに歯科医院を受診することが大切です。
「むし歯じゃないと言われたけれど痛みが続く」
「原因を詳しく調べてほしい」
という方は、ぜひ一度ご相談ください。
お口全体を丁寧に診査し、原因を見極めたうえで、将来の歯の健康まで考えた治療をご提案いたします。