2026年6月06日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
「冷たい水を飲むと歯がキーンとする…」
「アイスを食べるとしみるけど、むし歯?」
「様子を見ても大丈夫?」
歯がしみる症状は、多くの方が一度は経験します。
特にこれから暑くなってくると、冷たいものを口にする機会も増えますよね!
歯がしみる原因は1つではありません。
特に多いのが【知覚過敏】と【むし歯】ですが、対処法は大きく異なります。
今回は、歯がしみる原因と、知覚過敏とむし歯の違いについて解説します。
歯がしみるのはなぜ?
歯の表面は「エナメル質」という硬い組織で覆われています。
この部分は神経から遮断されていて、削った時ですら痛みを感じません。
その内側には、
象牙質(ぞうげしつ)
という少し柔らかい組織があります。
象牙質には細かい管があり、刺激が神経へ伝わることで「しみる」と感じます。
つまり、
・冷たいもの
・熱いもの
・甘いもの
・歯ブラシの刺激
などが神経に伝わると、しみる症状が起こります。
原因① 知覚過敏
もっとも多い原因の1つです。
知覚過敏とは、
歯の表面がすり減ったり歯ぐきが下がったりして、象牙質が露出することで起こります。
知覚過敏の特徴
・冷たいものがしみる
・刺激がなくなるとすぐ治まる
・普段は痛くない(自発痛がない)
・複数の歯で起こることがある
特に、
・強い歯磨き
・歯ぎしり
・食いしばり
・歯周病
などが原因になることがあります。
原因② むし歯
知覚過敏と間違われやすいのがむし歯です。
初期のむし歯でも、
・冷たいものがしみる
・甘いものがしみる
ことがあります。
知覚過敏でも甘いもので痛みを感じることがあるので、初期の段階では鑑別が非常に難しいです。
むし歯の特徴
・しみる頻度が増えてくる
・何もしなくても痛むことがある
・噛むと痛いことがある
・症状が徐々に悪化する
むし歯は自然に治ることがないため、早めの治療が大切です。
レントゲンで写ってきたり、触ると柔らかかったりします。
知覚過敏とむし歯の見分け方
患者さん自身で完全に見分けることは難しいですが、目安はあります。
知覚過敏の可能性が高い
✅ 冷たいものはしみるけど熱いものはしみない
✅ しみる時間が短い
✅ 痛みがすぐ消える
✅ 症状が出たり出なかったりする
むし歯の可能性が高い
✅ 症状が徐々に強くなる
✅ 甘いものでもしみる
✅ 噛むと痛い
✅ 何もしなくても痛む
ただし、実際には両方が同時に存在することもありますし、
むし歯の症状っぽくても知覚過敏のこともあります。
その他にもしみる原因がある
実は、
・歯のヒビ
・詰め物の劣化
・歯周病
・歯ぎしり
・神経の炎症
などでもしみることがあります。
もうわからなくなってきますよね!笑
そのため、
「知覚過敏だと思っていたらむし歯だった」
というケースも少なくありません。
知覚過敏の治療法
原因によって異なりますが、
・知覚過敏用の薬剤塗布
・知覚過敏用歯磨き粉
・噛み合わせ調整
・食いしばり対策
などを行います。
症状が軽い場合は自然に改善することも多々あります。
なので原因がはっきりしない場合は経過観察することもあります。
むし歯だった場合は?
むし歯の進行度によって、
・経過観察
・詰め物治療
・被せ物治療
・根管治療
などを選択します。
むし歯は早期発見ほど治療負担が少なく済みます。
放置しても大丈夫?
一時的な知覚過敏なら落ち着くこともあります。
しかし、
・症状が続く
・悪化している
・噛むと痛い
場合は早めの受診をおすすめします。
特に神経まで達したむし歯は、
治療が大掛かりになることがあります。
当院の診療方針
博多歯科・矯正歯科では、
歯がしみる原因をしっかり調べた上で、
・知覚過敏
・むし歯
・歯周病
・噛み合わせ
などを総合的に診断しています。
また、
・できるだけ神経を残す治療
・必要最小限の切削
・ラバーダムを活用した精密治療
を大切にしています。
まとめ
歯がしみる原因として多いのは、
・知覚過敏
・むし歯
です。
ただし、
・歯のヒビ
・歯周病
・詰め物の劣化
などが隠れていることもあります。
「しみるだけだから大丈夫」と思っていても、実は治療が必要なケースも少なくありません。
「最近冷たいものがしみる…」
「知覚過敏かむし歯かわからない…」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
原因をしっかり見極め、歯をできるだけ長く残せる方法をご提案いたします。