2026年7月31日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
「デンタルフロスと歯間ブラシ、どちらを使えばいいの?」
「両方使う必要はある?」
「歯ブラシだけではダメなの?」
このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、デンタルフロスと歯間ブラシは役割が異なり、お口の状態によって使い分けることが大切です。口腔内の状況によって向き不向きがあります。
今回は、それぞれの違いや選び方についてわかりやすく解説します。
歯ブラシだけでは汚れを落としきれません
歯ブラシは歯の表面の汚れを落とすのに効果的ですが、歯と歯の間の汚れまでは十分に除去できません。
歯ブラシだけでは、歯と歯の間の歯垢(プラーク)の多くが残ってしまうと言われています。
口腔内全体で見ると、汚れの除去率は
歯ブラシのみでは約60%、歯ブラシ+フロスで86%、歯ブラシ+歯間ブラシで95%
と言われています。

(LION歯科衛生研究所より引用)
そのため、むし歯や歯周病を予防するためには、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することが大切です。
この結果をみると、「フロスではなくて、歯間ブラシにしたら良さそう!」と思いますが
歯間ブラシは太さがある清掃器具なので。入らない方もいますし、入らない部分もあると思います。
デンタルフロスがおすすめの人
デンタルフロスは、歯と歯の隙間が狭い方に適しています。
糸状のフロスを歯と歯の間に通し、歯の側面に付着した歯垢を取り除きます。
特に、
- 若い方
- 歯ぐきが健康な方
- 歯と歯の間に隙間が少ない方
には、デンタルフロスがおすすめです。
毎日1回、就寝前の歯磨き後に使用すると効果的です。
歯間ブラシがおすすめの人
歯間ブラシは、歯と歯の間にある程度の隙間がある方に適しています。
例えば、
- 歯周病で歯ぐきが下がっている方
- ブリッジが入っている方
- インプラントが入っている方
- 食べ物が歯に挟まりやすい方
などは、歯間ブラシが効果的なことがあります。
ただし、隙間に対して大きすぎるサイズを使うと歯ぐきを傷つけるため、自分に合ったサイズを選ぶことが重要です。
両方使った方がいいの?
お口の状態によっては、デンタルフロスと歯間ブラシを併用することもあります。
例えば、
- 前歯はデンタルフロス
- 奥歯や隙間が広い部分は歯間ブラシ
というように使い分けることで、より効率よく汚れを除去できます。
どちらか一方が優れているというわけではなく、それぞれに適した役割があります。
僕のおすすめは、
歯間ブラシが入らない方は「歯ブラシ+フロス」
歯間ブラシが入る方は「歯ブラシ+フロス+歯間ブラシ」
です。
フロスは歯と歯の間のくっついた部分を磨き、歯間ブラシは下部鼓形空隙と呼ばれる隙間を狙います。
サイズ選びも重要です
歯間ブラシにはさまざまなサイズがあります。
「入らないから」と無理に押し込んだり、「大きい方がよく取れそう」と太いサイズを選んだりすると、歯ぐきを傷つける原因になります。
反対に、小さすぎるサイズでは十分に汚れを落とせません。
ご自身のお口に合ったサイズを選ぶことが、セルフケアの効果を高めるポイントです。
当院の診療方針
博多歯科・矯正歯科では、定期検診やクリーニングの際に、お口の状態に合わせたセルフケア方法をご提案しています。
デンタルフロスや歯間ブラシも、「人気だから」「おすすめされたから」ではなく、患者さん一人ひとりのお口に合ったものをご案内しています。
私たちは、患者さんと「コーチと選手」のような関係で、一緒に歯を守っていくことを大切にしています。
まとめ
デンタルフロスと歯間ブラシは、どちらも歯ブラシでは届かない部分をきれいにするための大切な道具です。
- 歯と歯の隙間が狭い方はデンタルフロス
- 隙間が広い方は歯間ブラシ
- お口の状態によっては両方を使い分ける
ことで、むし歯や歯周病の予防効果を高めることができます。
「自分にはどちらが合っているかわからない」
「歯間ブラシのサイズ選びに迷っている」
という方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたのお口の状態に合わせたセルフケア方法を、歯科医師・歯科衛生士が丁寧にアドバイスいたします。