2026年9月18日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
「冷たい水を飲むと歯がキーンとする」
「アイスを食べると一部分だけしみる」
「知覚過敏だと思っているけれど、むし歯だったらどうしよう」
冷たいものが歯にしみる症状は、歯科医院でも非常によく相談されます。決して珍しい症状ではありません。
代表的な原因として「むし歯」と「知覚過敏」がありますが、実際には歯のひび割れや詰め物の劣化、歯ぐきの退縮などが関係していることもあります。
今回は、むし歯と知覚過敏の違いや見分けるポイント、歯医者を受診する目安について解説します。
知覚過敏とは?
知覚過敏は、歯の内側にある「象牙質」が露出することで、冷たいものや歯ブラシなどの刺激が歯の神経へ伝わりやすくなった状態です。
歯の表面は硬いエナメル質で覆われていますが、歯ぐきが下がって歯の根元が露出したり、歯の表面がすり減ったりすると象牙質が露出することがあります。
すると、
「冷たい水でキーンとする」
「歯ブラシが当たるとしみる」
「冷たい風が当たると痛い」
といった症状が出ることがあります。
知覚過敏では、一般的に刺激がなくなると比較的短時間で痛みが治まることが多いのが特徴です。
例えばアイスを食べた時に痛みが出たり、歯ブラシで擦ったら痛みが出たりするけど、普段は痛みがないという場合です。
むし歯でも冷たいものがしみる
ただしむし歯でも、冷たいものがしみることがあります。
初期のむし歯ではほとんど症状がありませんが、むし歯が象牙質まで進行すると、冷たいものや甘いものに反応することがあります。
さらに神経の近くまで進行すると、冷たいものだけでなく温かいものが痛くなったり、刺激がなくなっても痛みが続いたりする場合があります。
何もしていないのにズキズキ痛むようになると、歯の神経に強い炎症が起きている可能性もあります。
つまり、「冷たいものがしみる=知覚過敏」と自己判断するのは注意が必要です。
むし歯と知覚過敏はどう見分ける?
症状だけで完全に見分けることは難しいですが、一つの目安になるのが「痛み方」です。
知覚過敏では、冷たいものなど特定の刺激が加わった瞬間に鋭くしみ、刺激がなくなると痛みが比較的早く治まる傾向があります。
一方、むし歯が深くなると、
刺激がなくなってもしばらく痛い
温かいものでも痛む
何もしていなくても痛む
夜にズキズキする
といった症状が現れることがあります。
ただし、この違いだけで診断することはできません。
最終的にはレントゲンや歯科医師の目で見て判断する必要があります。
知覚過敏だと思っていた歯にむし歯が見つかることもあれば、逆に「むし歯だと思ったら知覚過敏だった」ということもあります。
むし歯・知覚過敏以外が原因の場合も
歯がしみる原因は、この2つだけではありません。
例えば、歯ぎしりや食いしばりなどによって歯に細かな亀裂が生じている場合や、以前治療した詰め物・被せ物の周囲に問題が起きている場合にも、しみることがあります。
また、強すぎる歯磨きや歯周病などによって歯ぐきが下がり、歯の根元が露出して知覚過敏が起こるケースもありますし、ホワイトニング後などに一時的な知覚過敏が起こることもあります。
そのため、歯科医院では「しみる」という症状だけを見るのではなく、歯や歯ぐき、過去の治療歴なども確認して原因を探します。
このように、実はしみるという症状一つをとっても原因は多岐に渡り、私たち専門家がさまざまな検査を駆使して確認します。
歯医者ではどうやって診断する?
ではどのように判断するのでしょうか。
まずは「いつからしみるのか」「冷たいものだけか」「どのくらい痛みが続くか」などを確認します。
そのうえで、歯にむし歯や亀裂がないか、詰め物に問題がないか、歯ぐきが下がっていないかなどを診察します。
必要に応じてレントゲン撮影や、歯の神経がどのように反応するかを確認する検査などを行います。
特に歯と歯の間のむし歯などは、見た目だけでは分かりにくいことがあります。
「しみる=すぐ削る」のではなく、原因を確認してから必要な治療を判断することが大切です。
知覚過敏ならどんな治療をする?
知覚過敏の場合には、症状や原因に応じて治療方法を選択します。
軽度であれば、お薬を塗ってしみるのを軽減したり、知覚過敏用の歯磨き剤を使用しながら経過を見ることもあります。時には、露出した部分を材料で覆ったりすることがあります。
また、強いブラッシングが原因なら磨き方の改善、歯ぎしり・食いしばりが関係している場合には、その影響についても考える必要があります。
単に「しみ止めを塗る」だけではなく、なぜ知覚過敏が起きたのかを考えることも重要です。
当院では、対症療法よりも原因療法を考えて治療計画を立てます。
どのくらいしみたら歯医者に行くべき?
一時的に軽くしみるだけなら、必ずしも緊急性が高いとは限りません。
しかし、
・しみる症状が何日も続いている
・以前より痛みが強くなっている
・刺激がなくなっても痛みが残る
・温かいものでも痛い
・何もしていなくてもズキズキする
・噛んだときにも痛みがある
といった場合には、早めの受診をおすすめします。
むし歯が原因の場合、早い段階で治療できれば、削る量を少なくできたり、神経を残せる可能性につながることがあります。
まとめ|「しみるだけ」と自己判断しないことが大切
冷たいものが歯にしみる原因として、知覚過敏は非常によくあります。
しかし、むし歯や歯のひび割れ、詰め物の問題などでも似た症状が出るため、症状だけで完全に見分けることはできません。
特に痛みが長く残る、温かいものでも痛い、何もしていなくてもズキズキする場合には、歯の神経まで炎症が広がっている可能性があります。
「知覚過敏だろう」と長期間放置せず、症状が続く場合には一度歯科医院で原因を確認しましょう。
博多駅エリアで2院体制|博多歯科 KITTE博多院もご利用いただけます
博多歯科・矯正歯科に加えて、博多駅直結の「博多歯科 KITTE博多院」でも、むし歯や知覚過敏をはじめ、歯周病、根管治療、親知らず、矯正、インプラントなど幅広く対応しています。
両院とも平日21時まで、土日祝日も診療しており、複数の歯科医師による診療体制を整えています。
博多駅博多口から徒歩5分の「博多歯科・矯正歯科」と、博多駅直結の「博多歯科 KITTE博多院」。
「歯がしみるけれど原因が分からない」という段階でも、お気軽にご相談ください。
院長
工藤 幸暉(くどう こうき)
経歴
- 九州大学 歯学部卒
- 2025年 デジタル矯正歯科学会認定医取得
- 2026年 日本歯周病学会認定医取得
資格・所属学会
- 九州大学病院歯周病科研修登録医
- 日本歯周病学会所属
- デジタル矯正学会所属
- 大阪SJCD所属
- G.F.Oベーシック修了
- 船越研修会ベーシック修了
- TMJ LIVE インストラクター
- スタディーグループMjARSボードメンバー