2026年8月19日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
「歯を失ったのでインプラントを考えているけど、自分でもできる?」
「骨が少ないと言われたけど大丈夫?」
「高齢でもインプラントはできる?」
インプラントは、失った歯を補う代表的な治療方法の一つです。しかし、希望すれば誰でもすぐに治療できるわけではありません。
当院にはインプラント専門医が在籍しておりますので、他院で難しいと言われた方も毎日のようにご相談でいらっしゃるのですが、よく聞かれる質問が今日のテーマです。
結論からお伝えすると、インプラントは多くの方が受けられる治療ですが、顎の骨や歯周病、全身状態などによっては治療が難しい場合があります。この辺りは可決できる場合もあるので、相談・診断してにはなるのですが今回は、インプラントができる人・できない人についてわかりやすく解説します。
インプラント治療とは?
インプラント治療では、歯を失った部分の顎の骨にチタンなどでできた人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。
ブリッジのように隣の健康な歯を大きく削る必要がなく、入れ歯のように取り外す必要もありません。
そのため、
- しっかり噛みたい
- 周囲の歯をできるだけ削りたくない
- 入れ歯の違和感が気になる
という方にとって、有力な選択肢となります。
抜くことになってしまった、または抜けてしましった歯の代わりに人工の歯を入れる治療なので、最も元々の状態に近づけられる治療といえます。
インプラントが適している人は?
インプラント治療を行うには、まずインプラントを支えられる顎の骨と健康な歯ぐきが必要です。
また、治療後も毎日の歯磨きや定期的なメンテナンスを続けることが重要です。
特に、
- 顎の骨が十分にある
- 歯周病がコントロールされている
- 全身状態が安定している
- 定期的なメンテナンスを続けられる
といった方は、インプラントを検討しやすいでしょう。
メンテナンスはすごく重要で、インプラントは歯ではないのでむし歯にはならないのですが、歯周病には人間の歯よりなりやすいです。そのため、歯周病を避けるために徹底したプラークコントロールが必要となります。
骨が少ないとインプラントはできない?
「骨が少ないからインプラントはできません」と言われた方もいらっしゃると思います。
インプラントは顎の骨に固定するため、骨の量は非常に重要です。
しかし、骨が少ない=必ずインプラントができない、というわけではありません。
状態によっては、
- GBR(骨造成)
- サイナスリフト
- ソケットリフト
などによって骨を増やし、インプラント治療が可能になることがあります。
ただし、骨造成をすれば必ず治療できるわけではありません。CTなどで骨の高さや厚み、周囲の神経や上顎洞との位置関係を確認したうえで判断します。
歯周病がある人は注意が必要
インプラントそのものはむし歯にはなりません。
しかし、インプラントの周囲に細菌感染が起こる**「インプラント周囲炎」**になることがあります。
特に歯周病によって歯を失った方は注意が必要です。
歯周病がある状態でインプラントを入れるのではなく、まず歯周病を治療し、お口の環境を整えてからインプラント治療を検討することが大切です。
全身疾患があるとインプラントはできない?
糖尿病などの全身疾患があるからといって、必ずインプラントができないわけではありません。
重要なのは、病気が適切にコントロールされているかです。
服用している薬や治療内容によっても判断が変わるため、必要に応じてかかりつけの医師と連携しながら治療を検討します。
持病や服用中のお薬がある場合は、必ず事前に歯科医師へ伝えましょう。
喫煙していてもインプラントはできる?
喫煙はインプラント治療におけるリスク因子の一つです。
喫煙によって血流や傷の治りに悪影響が生じる可能性があり、インプラント周囲炎などのリスクにも関係します。
成功率を著しく下げるので、1日に1箱2箱吸っているようなヘビーな方は禁煙や減煙しなくては保証が効かなくなります。
そのため、インプラント治療を検討する場合には、禁煙・減煙について相談することをおすすめします。
年齢制限はある?
「70代だからインプラントはできない?」と心配される方もいますが、高齢という理由だけで治療できないわけではありません。
年齢そのものよりも、
- 全身状態
- 顎の骨の状態
- お口の清掃状態
- 手術に耐えられるか
- 将来的にメンテナンスを続けられるか
などを総合的に判断します。
90歳以上の方でインプラントされる方も最近では増えていて、安全でメジャーな治療になってきました。
一方、顎の骨が成長途中のお子さんには、基本的にインプラント治療は行いません。
インプラントができない場合はどうする?
インプラントが適さない場合でも、歯を補う方法はあります。
代表的なのが、
- ブリッジ
- 入れ歯
です。
それぞれメリット・デメリットが異なります。
大切なのは、「インプラントを入れること」をゴールにするのではなく、その方のお口全体を考えて最適な方法を選ぶことです。
当院の診療方針
博多歯科・矯正歯科では、インプラント治療を希望された場合でも、最初からインプラントありきで治療を進めることはありません。
まず、残っている歯を本当に抜かなければならないのかを確認します。
そのうえで歯を残すことが難しい場合には、CTなどを用いて顎の骨や神経、上顎洞などを確認し、
- インプラント
- ブリッジ
- 入れ歯
それぞれのメリット・デメリットをご説明します。
できるだけ歯を残し、歯を失った場合にも残っている歯への負担を考えながら、お口全体を長く維持することを大切にしています。
まとめ
インプラントは多くの方が受けられる治療ですが、誰でも無条件にできるわけではありません。
特に、
- 顎の骨の状態
- 歯周病の状態
- 全身疾患
- 喫煙習慣
- 治療後のメンテナンス
などを確認する必要があります。
また、骨が少ない場合でも、骨造成によって治療できるケースがあります。
「自分はインプラントができる?」
「他院で骨が少ないと言われた」
「インプラント・ブリッジ・入れ歯のどれがいいかわからない」
という方は、ぜひ一度ご相談ください。
現在のお口や顎の骨の状態を詳しく確認し、インプラントだけにこだわらず、将来のお口の健康まで考えた治療方法をご提案いたします。