2025年2月28日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
今日は矯正治療中に起きるリスク、歯根吸収についてお話しします!
矯正治療中の歯の根の吸収とは?
矯正治療は、美しい歯並びを手に入れるための重要な治療法ですが、その過程で歯の根の吸収が起こるリスクがあります。歯の根の吸収とは、歯の根の一部が溶けてしまう現象で、長期的には歯の安定性に影響を及ぼす可能性があります。
歯の根の吸収が起こる原因
矯正治療中に歯の根の吸収が起こる主な原因は、歯にかかる過度な力です。矯正器具によって歯を動かす際、力が不均衡にかかることで、根の部分が吸収されることがあります。また、患者の個々の体質や歯の状態も影響を与えることがあります。
リスクの高い患者とは?
特定の条件を持つ患者は、歯の根の吸収のリスクが高まることがあります。例えば、過去に外傷を受けた歯、歯の根が細い歯、あるいは矯正治療の前に歯周病などの歯や歯茎の問題があった場合などが該当します。
治療終了後のフォローアップ
矯正治療が終了した後も、定期的なフォローアップが必要です。歯の根の状態を継続的に観察し、必要に応じて追加の治療を行います。
歯根吸収を最小化するために
矯正治療中の歯の根の吸収は大なり小なり起きてきますし、予想が非常に困難です。しかし適切な予防策を講じることで、そのリスクを最小限に抑えることが可能です。
歯根吸収と聞くと怖いかもしれませんが、多くの場合は起きてもコントロール可能ですし、歯周病の方がずっと恐ろしいです。
歯並びが悪く歯が磨きにくくなり、歯周病になるよりリスクは低いですし、起きても歯周病よりはだいぶマシ、と言えます。
定期的な診察と適切なケアを継続し、美しい歯並びと健康な歯を手に入れましょう。
以上、博多歯科・矯正歯科の院長でした!
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