2025年12月29日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、
博多歯科・矯正歯科、院長です。
食事中やふとした拍子に
「前歯が欠けてしまった」
そんなとき、とても不安になりますよね。
前歯は見た目に大きく関わるため、
「このままで大丈夫?」「すぐ治せる?」と
焦ってしまう方も多いと思います。
今回は、前歯が欠けてしまったときの考え方と対処法について、
落ち着いて判断できるよう、分かりやすくお話しします。
背景・よくある誤解
前歯が欠けたとき、よくある誤解があります。
- 「少しだから放っておいても大丈夫」
- 「すぐに大がかりな治療になる」
- 「もう元通りにはならない」
実際には、欠け方や原因によって対応は大きく異なります。
必ずしも大きな治療が必要とは限りません。
早ければ即日治せますし、大きくかけていれば複数回通院が必要なことも多々あります。
なぜ前歯は欠けやすいのか
前歯が欠ける主な原因には、次のようなものがあります。
- むし歯で歯が弱くなっていた
- 強くぶつけた・転倒した
- 歯ぎしり・食いしばり
- 以前の詰め物や被せ物の劣化
特に前歯は、
薄く・力を受けやすい形をしているため、
小さな力でも欠けてしまうことがあります。
位置的にも前線なので怪我しやすいですよね。
欠けたまま放置するとどうなるか
欠けた部分が小さいと、
「このままでいいかな」と思ってしまいがちです。
しかし放置すると、
- 欠けた部分から むし歯 が進行
- 舌や唇を傷つける
- 見た目のストレスが大きくなる
といった可能性があります。
痛みがなくても、
早めに歯科医院で確認することが大切です。
前歯が欠けたときの治療の選択肢
前歯の治療は、
欠けた大きさ・深さ・神経への影響によって変わります。
● 小さく欠けた場合
- レジン(樹脂)での修復
- 削る量が最小限
- 当日で治療が終わることも多い
見た目も自然に仕上がるケースが多く、
比較的負担の少ない治療です。
保険も聞きますので経済的です。
● 欠けた範囲が大きい場合
- 詰め物・被せ物による修復
- セラミックなど見た目に配慮した素材も選択可能
歯の強度や見た目のバランスを考えながら、
治療方法を決めていきます。
● 神経に近い、または神経まで達している場合
- 神経を守る処置
- 状態によっては 根管治療 が必要なことも
「必ず神経を取る」というわけではなく、
できるだけ歯を残す方向で判断します。
しかし、持ちが悪い場合や明らかに神経の保zんが難しい場合はやむなく神経治療が必要です。
応急的にできること・避けたいこと
歯科医院を受診するまでの間、
✔ 欠けた部分で硬いものを噛まない
✔ 舌で触りすぎない
✔ 強い刺激(冷たい・熱い)を避ける
❌ 市販の接着剤でくっつける
❌ 無理に削る・触る
こうした点に注意してください。
当院で大切にしている考え方
博多歯科・矯正歯科では、
- 見た目だけでなく 歯の寿命 を考える
- できるだけ 削らない・残す治療
- 複数の選択肢を分かりやすく説明
この3つを大切にしています。
当院は
博多駅博多口から徒歩5分、
平日21時まで・土日祝も診療しているため、
前歯が欠けたなどの急なトラブルにも
できる限り柔軟に対応しています。
まとめ
前歯が欠けてしまったときは、
- 慌てず、まず状態を確認する
- 放置せず、早めに歯科医院へ相談する
- 欠け方に応じた適切な治療を選ぶ
これが大切です。
小さな欠けでも、
早めに対応することで
治療を最小限に抑えられる可能性があります。
欠けて歯の中の象牙質というむし歯になりやすい組織からむし歯ができることもありますので、早めにご相談ください。
「これくらいで相談していいのかな?」
そんなときこそ、遠慮なくご相談ください。
博多歯科・矯正歯科では、
安心して相談できる環境を大切にしています。