2025年3月06日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
今日は、タバコが口腔環境に与える影響についてお話ししましょう。タバコは全身の健康に悪影響を及ぼすことがよく知られていますが、実は口腔にも深刻な問題を引き起こします。以下では、口臭、着色、歯周病、口腔がん、インプラントの生存率と成功率の低下について詳しく見ていきます。
口臭
タバコを吸うと、ご存知のように強烈な臭いがつきます。そしてそのまま口臭に変わるのです。口臭で悩まれて当院を受診される方には、おタバコを座れる方も少なくありません。
着色
タバコの煙にはタールやニコチンが含まれており、これらが歯の表面に付着すると着色の原因となります。喫煙者の歯は、時間が経つにつれて黄ばみや茶色に変色し、笑顔の美しさを損ないます。また、歯の着色は歯ブラシだけではなかなか落ちにくく、専門的なクリーニングが必要となります。
歯周病
タバコは歯周病のリスクを大幅に高めます。喫煙によって歯茎の血流が悪くなり、免疫力が低下するため、歯周病菌が繁殖しやすくなります。歯周病が進行すると、歯茎が腫れたり出血したりするだけでなく、最終的には歯を失う原因にもなります。
口腔がん
タバコは口腔がんの主要な原因の一つです。タバコに含まれる発がん性物質が、口腔内の粘膜細胞にダメージを与え、がん細胞の発生を促進します。口腔がんは早期発見が難しく、進行すると治療が困難になるため、喫煙者は定期的な検診が必要です。
インプラントの生存率と成功率の低下
インプラント治療を受ける際、喫煙はその成功率に大きく影響します。タバコの煙がインプラント周囲の骨と歯茎に悪影響を及ぼし、骨の結合が不十分になることがあります。また、インプラント周囲の感染リスクも高まるため、インプラントの生存率が低下することが報告されています。
以上のように、タバコは口腔環境にさまざまな悪影響を与えます。健康な口腔を保つためには、禁煙が最も効果的な方法です。もし喫煙をやめたいと考えている方がいれば、ぜひ専門の医師や禁煙支援サービスに相談してみてください。
私たち博多歯科・矯正歯科でも、皆様のお口の健康を全力でサポートしますので、お気軽にご相談ください。