2026年4月13日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
「セラミックって見た目がキレイだけどデメリットはないの?」「保険の歯と何が違うの?」
こういったご相談はとても多いです。
セラミック治療は見た目や機能面で優れた治療ですが、良い面だけでなく欠点もきちんと理解することが大切です。
今回は、セラミック治療のデメリットをわかりやすく解説します。
「セラミック、いいですよ!」という記事や広告が多い中。中立的な当院だからこその記事を書いてみましたので是非最後までご覧ください。
セラミック治療とは?
セラミックは陶器のような素材で、天然の歯に近い見た目と質感を再現できる被せ物や詰め物です。
セラミックは身近なものでいうとお茶碗やマグカップのような素材です。
実はこれらは構造が歯と似ていて、審美性も高いですし、劣化しにくいのでむし歯にもなりにくいです。人気の治療法ですが、すべての人に最適とは限りません。
以下のような欠点もあります。
セラミック治療の主な欠点
① 割れる・欠けるリスクがある
セラミックは硬い素材ですが、強い衝撃には弱いという特徴があります。
・強く噛みしめる癖(食いしばり)
・歯ぎしり
・硬いものを頻繁に噛む習慣
これらがある場合、欠けたり割れたりするリスクがあります。
ただし、最近ではジルコニアも選択可能で強度に関してはかなり改善されています。
② 保険が適用されない(自費治療)
セラミック治療の多くは保険適用外です。
そのため、
・費用が高額になりやすい
・医院ごとに価格差がある
といった点がデメリットになります。
ただし、近年は一部の白い被せ物(CAD/CAM冠など)は保険適用になるケースもあります。
③ 歯を削る量が多くなることがある
セラミックは強度や形態を確保するために、ある程度しっかり歯を削る必要があります。
これは、
・歯の寿命に影響する可能性
・神経に近い場合はしみることがある
といったリスクにつながることがあります。
ただし、そもそもセラミックの場合は非常にむし歯になりにくいので
削る量を気にするあまり割れやすかったり、外れやすい形態にするよりも
削るべき箇所を最小限適切に削って長持ちさせることが大事です。
④噛み合わせにシビア
セラミックは非常に精密な素材なので、噛み合わせの調整が重要です。
噛み合わせが合っていないと、
・割れやすくなる
・対合歯(反対の歯)を傷つける
といった問題が起こることもあります。
セラミックが向いている人・向かない人
向いている人
・見た目を重視したい
・金属アレルギーが心配
・長期的に清潔に保ちたい
向かない可能性がある人
・歯ぎしりや食いしばりが強い
・費用をできるだけ抑えたい
・歯をあまり削りたくない
当院で大切にしている考え方
当院では、セラミックを無理におすすめすることはありません。
・保険治療と自費治療を公平に説明
・歯の寿命を最優先に考える
・ラバーダムや精密治療を重視
といった方針で、患者さんと一緒に治療法を選びます。
まとめ
セラミック治療には多くのメリットがありますが、同時に以下のような欠点もあります。
・割れるリスクがある
・費用が高い(自費)
・歯を削る必要がある
・修理が難しい
・技術差が出やすい
だからこそ、「見た目がいいから」という理由だけで選ぶのはおすすめできません。
「自分の場合はどうなの?」と気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたに合った最適な治療法を、歯科医師の視点で丁寧にご提案します。