2025年6月24日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
皆さんは「歯の健康寿命」について考えたことがありますか?人生100年時代、30代はまだ若いと思いがちですが、実は“歯の資産形成”を始める最適なタイミングです。将来を見据えた治療選びと歯科医院選びが、10年後・20年後の快適な食生活や健康全体に大きな影響を与えるのです。
私は最近34歳になり、院長になり、たくさんの方と会食する機会が増えましたし、責任ある立場になったことでより体調管理や健康管理にも気を配るようになりました。
そこで食事や歯の痛みがないこと、もっというと綺麗な歯で思いっきり笑えることの大切さをより実感している今日この頃です。
そして今年から、矯正を始めました!
なぜ「30代からの歯科投資」が重要なのか?
30代以降は、過去に受けた治療の劣化が顕在化し始める時期です。たとえば保険治療の銀歯やレジン(プラスチック)は5〜10年で劣化しやすく、虫歯の再発や歯の破折リスクを高めます。一方、セラミックやインプラントといった自費治療は初期投資はかかるものの、長期的に見れば再治療の回数が減り、結果的に医療コストとリスクを抑えることができます。
健康寿命を伸ばすための“資産価値の高い”治療とは?
将来の「歯の健康寿命」を支える治療として注目されているのが、次の2つです。
1. セラミック治療(詰め物・被せ物)
耐久性・審美性に優れ、プラークがつきにくいのが特徴です。銀歯と異なり、再虫歯のリスクを抑えられ、見た目も自然。見えないところまで美しく・長持ちさせたい方に最適な治療といえるでしょう。
2. インプラント治療
歯を失ったときの“最後の砦”ともいえる治療です。入れ歯と比べて噛む力が強く、周囲の歯に負担をかけない点も大きなメリットです。条件が整えば10年・20年と安定して使い続けられるため、将来の健康維持において極めて重要な選択肢です。
3. 歯列矯正
矯正治療は見た目だけでなく、噛み合わせや歯磨き効率も向上してくれる治療です。
それによってむし歯や歯周病の予防、ひいては歯の寿命が向上するという副産物があります。
最近では人生100年時代ということで、生涯を通して食事や審美のニーズが上がり、20-30代はもちろん、40-50代の方も矯正治療を行うようになり、テクノロジーも進化してきております。
歯科治療は「消費」ではなく「投資」
「歯科治療にお金をかけるなんて…」と思われる方も少なくありません。しかし、噛めなくなることで起こる栄養不良・認知機能低下・全身疾患リスクの増加などを考えると、歯科治療は未来への「予防投資」だといえます。
2023年にJournal of Dental Researchに掲載された研究でも、インプラントを含む長期的な機能回復治療が、生活の質(QOL)や健康寿命の延伸に寄与することが示されています(Kern et al., J Dent Res, 2023)。
当院の取り組み
当院では、福岡・博多エリアの働く世代の皆様に向けて、将来を見据えた治療提案を行っています。セラミック・インプラント治療の無料カウンセリングも実施しており、患者様のライフステージやご希望に応じて最適な選択をお手伝いしています。
まとめ
30代からの“歯の資産形成”は、将来の健康と生活の質を守る第一歩です。福岡・博多でインプラントやセラミック治療を検討中の方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
参考文献
- Kern, M. et al. (2023). Implant-Supported Restorations and Oral Health-Related Quality of Life: A Systematic Review. Journal of Dental Research.
- 厚生労働省(2022)「歯の健康と全身の健康の関係について」