2026年3月19日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
「治療した歯が急に痛くなった」
「噛むと違和感があるけど虫歯じゃない?」
このような症状の原因として意外と多いのが【歯根破折(しこんはせつ)】です。
あまり聞き慣れない言葉ですが、歯を失う原因の一つでもあります。
突然襲ってくる歯根は切について今回の記事では解説します。
今回は、歯根破折の原因や症状、治療法についてわかりやすく解説します。
歯根破折とは?
【歯根破折】とは、歯の根っこ(歯根)が割れてしまう状態です。
特に以下の歯に起こりやすいです:
- 神経を取った歯(根管治療後)
- 被せ物が入っている歯
- 強い力がかかる奥歯
特に神経を取った歯は内部がもろくなるため強度がガクッと落ち、噛んだだけで割れてしまうばいいもあります。
歯根破折の主な原因
① 神経を取った歯の劣化
神経がない歯は血流がなく、乾燥して割れやすくなります。
② 強い噛み合わせ・食いしばり
- 歯ぎしり
- 食いしばり
- 硬いものの咀嚼
これらの負担が蓄積すると、歯根にヒビが入ります。
③ 土台(コア)の影響
金属の硬い土台は歯にストレスを集中させ、破折の原因になることがあります。
よくある症状
歯根破折は気づきにくいのが特徴です。
代表的な症状:
- 噛むと痛い
- 歯ぐきが腫れる・膿が出る
- 一時的に治ったように感じる
- 被せ物が外れる
- 歯ぐきにニキビのようなできもの(瘻孔)
※レントゲンでもわかりにくいことが多く、診断が難しいケースもあります。
治療法|抜歯になるの?
結論からいうと、【抜歯になるケースが多い】のが現実です。
抜歯になるケース
- 縦に割れている
- 深い位置まで破折している
- 感染が広がっている
保存できる可能性があるケース
- 破折が浅い
- 条件が良い前歯
- 接着や外科的処置が可能な場合
ただし、無理に残すと再感染を繰り返すこともあるため、慎重な判断が必要です。
抜歯後の選択肢
歯を失った場合、以下の治療法があります:
- インプラント
- ブリッジ
- 入れ歯
それぞれにメリット・デメリットがあるため、ライフスタイルや将来の歯の負担まで考えて選ぶことが大切です。
歯根破折を防ぐには?
予防が非常に重要です。
- ナイトガード(マウスピース)の使用
- 定期検診での早期発見
- 噛み合わせの調整
- 無理な力をかけない習慣
特に、神経を取った歯がある方は注意が必要です。
ナイトガードは歯ぎしりのあるかとの場合は保険適用で作成が可能です。
気軽にご相談ください。
当院での考え方
博多歯科・矯正歯科では、
- ラバーダムを使用した精密治療
- 歯に優しい土台の選択(ファイバーコア)
- 噛み合わせまで考えた長期的な治療
を大切にしています。
また、難しい症例は九州大学病院など専門機関と連携し、最適な選択をご提案しています。
まとめ
歯根破折は、
- 神経を取った歯に多い
- 症状がわかりにくい
- 抜歯になることが多い
という特徴があります。
しかし、早期発見や適切な対応で歯を守れる可能性もあります。
「自分の場合はどうなの?」と気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたに合った最適な治療法を、歯科医師の視点で丁寧にご提案します。