2026年1月14日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、
博多歯科・矯正歯科、院長です。
「インプラントってよく聞くけど、本当にいい治療なの?」
「デメリットやリスクもきちんと知っておきたい」
インプラントは、失った歯を補う治療の中でも
とても優れた選択肢のひとつで歯を失った場合の第一選択ですが、万能ではありません。
今回は、インプラントのメリットとデメリットを、歯科医師の立場から正直に解説します。
インプラントとはどんな治療?
インプラントとは、顎の骨に人工の歯根(チタン製)を埋め込み、
その上に被せ物を装着する治療です。
- 自分の歯のように固定される
- 取り外し不要
- 見た目・噛み心地が自然
という特徴があります。
考え方としては、歯がなくなったところに人工の歯を入れましょうというものなので単純に考えて1番歯に近い治療法です。
インプラントのメリット
10年予後は90%以上
インプラントは非常に持ちがいい治療で、歯を失った時の他の選択肢である、ブリッジや入れ歯と比べると非常に優れています。
10年予後で90%以上は治療法として驚異的で、保険治療のブリッジの場合は60%くらいと言われています。
しっかり噛めて違和感が少ない
インプラントは顎の骨に直接固定されるため、
- 噛む力が強い
- 食事の制限が少ない
- 自分の歯に近い感覚
を得られます。
周囲の歯を削らなくていい
ブリッジと違い、両隣の歯を削る必要がありません。
これは、インプラントの大きなメリットです。
健康な歯を守れるという点で、
長期的に見て歯の寿命を延ばしやすい治療と言えます。
見た目が自然で清潔感がある
インプラントは、
- 天然歯に近い色・形
- 金属のバネが見えない
- 歯ぐきとのなじみが良い
ため、前歯でも自然な仕上がりが期待できます。
顎の骨が痩せにくい
歯を失うと顎の骨は刺激を失い、
徐々に痩せていきます。
インプラントは噛む力が骨に伝わるため、
顎の骨の吸収を抑える効果があります。
インプラントのデメリット
外科手術が必要
インプラントは、
- 顎の骨に埋め込む手術
- 麻酔を使う処置
が必要になります。
多くの場合は安全に行えますが、
手術に不安がある方にはハードルが高いと感じられることもあります。
また、糖尿病や骨粗鬆症などの全身疾患があったり、血液サラサラのお薬を飲んでいらしゃる方は難しい場合もあります。
保険適用外で費用が高い
インプラント治療は基本的に 自費治療 です。
- 材料費
- 手術費
- 精密検査・メンテナンス
が含まれるため、
保険治療より費用は高くなります。
治療期間が長くなることがある
インプラントは、
- 手術後の治癒期間
- 骨とインプラントが結合する期間
が必要なため、
数か月単位の治療期間がかかることがあります。
メンテナンスが不可欠
インプラントはむし歯にはなりませんが、
インプラント周囲炎という歯周病のような病気になることがあります。
- 正しいセルフケア
- 定期的なメンテナンス
を怠ると、
インプラントが抜けてしまうリスクもあります。
これはどんな治療もそうですが、インプラントは自費治療で1番高額な治療のため、もたなかった時のダメージが大きいです、、、
インプラントが向いている方
インプラントが向いているのは、
- しっかり噛みたい
- 違和感をできるだけ減らしたい
- 周囲の歯を守りたい
- 長期的な安定を重視したい
といった方です。
一方で、
- 外科手術を避けたい
- 全身疾患の管理が難しい
- メンテナンスが続けられない
場合は、
他の治療法が適していることもあります。
当院でのインプラント治療の考え方
博多歯科・矯正歯科では、
- 精密検査(CT撮影)による安全な診断
- 口腔外科認定医が在籍
- リスクが高いケースは
九州大学病院口腔外科・福岡赤十字病院歯科口腔外科と連携
し、安全性と長期安定性を最優先に治療を行っています。
また、
- インプラントありきではなく
- ブリッジ・入れ歯との比較説明
を行い、納得して選んでいただくことを大切にしています。
まとめ:インプラントは「条件が合えば非常に優れた治療」
インプラントのメリットとデメリットをまとめると、
メリット
- しっかり噛める
- 周囲の歯を削らない
- 見た目が自然
- 顎の骨が痩せにくい
デメリット
- 外科手術が必要
- 費用が高い
- 治療期間が長い
- メンテナンスが必須
インプラントは、
すべての方に最適な治療ではありません。
適応を考えないといけないですし、一定のリスクやデメリットがあります。
だからこそ大切なのは、
自分の口の状態・生活スタイルに合っているかどうかです。
「インプラントが気になっている」
「他の治療と迷っている」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
将来まで見据えた最適な選択を、一緒に考えます。