2026年1月06日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、
博多歯科・矯正歯科、院長です。
「ラバーダムって何ですか?」
「つけた方がいいんですか?」
根管治療や精密な治療の際に、患者さんからよく聞かれる質問です。
結論からお伝えすると、ラバーダムは治療の成功率を大きく左右する非常に重要な器具です。
それにもかかわらず、保険点数がないので保険治療の場合はほとんど使われることがありません。
今回は、
ラバーダムの効果 と
なぜ歯を守る治療に欠かせないのか
を、歯科医師の視点でわかりやすく解説します。
ラバーダムとは何か?
ラバーダムとは、薄いゴム製のシートを使って
治療する歯だけをお口の中から隔離する器具のことです。
- 治療する歯だけが見える状態になる
- 唾液や細菌をシャットアウトできる
- 精密な処置が可能になる
主に 根管治療(神経の治療) で使用されます。
当院では保険治療の根管治療でもラバーダム修復を行っています。
効果① 唾液と細菌を遮断できる
お口の中には、常に大量の細菌が存在しています。
治療中に唾液が入り込むと、
- 細菌が治療部位に侵入する
- 治療のやり直し(再感染)が起こりやすくなる
という大きなリスクがあります。
ラバーダムを使用すると、治療中の歯を無菌的な環境に近づけることができるため、
治療の成功率が大きく向上します。
効果② 根管治療の成功率が高くなる
特に重要なのが 根管治療 です。
根管治療は、
- 歯の中の細菌を取り除き
- 再感染を防ぐ
という非常に繊細な治療です。
ラバーダムを使わずに行うと、
- 唾液が入り再感染する
- 治療中に細菌が持ち込まれる
可能性が高くなります。
そのため、
ラバーダムは根管治療において“必須レベルの器具” と考えられています。
使うと使わないとでは、たとえば心臓の手術などを手術室でやるのか、公衆トイレでやるのかくらい変わってきます(バイキンの話なのであまりいい例えでなくて申し訳ありません)
効果③ 治療の精度が格段に上がる
ラバーダムを装着すると、
- 視野がクリアになる
- 出血や唾液で見えなくならない
- 器具操作が正確になる
といったメリットがあります。
結果として、
- 詰め物・被せ物の適合が良くなる
- むし歯の取り残しが減る
- 治療のやり直しが少なくなる
など、歯の寿命を延ばす治療につながります。
効果④ 薬剤や器具の誤飲を防げる
治療中は、
- 小さな器具
- 消毒薬
- 薬液
などを使用します。
ラバーダムを使うことで、誤って飲み込むリスクを防止できます。
これは、患者さんの安全面でも非常に大きなメリットです。
僕たちも安心して治療ができますし、非常に重要なことですよね。
効果⑤ 治療中のストレスが減る
意外に思われるかもしれませんが、
ラバーダムを使うことで、
- 水が喉にたまらない
- 唾液を気にしなくていい
- 治療中に口を閉じたくなる不快感が減る
と感じる患者さんも多くいます。
結果として、
治療がスムーズに進み、治療時間も短縮されやすくなります。
患者さんだけでなく、僕たちも治療に集中でき、いい治療ができます。
なぜすべての治療で使われていないの?
「そんなに良いなら、なぜ全部の歯医者で使わないの?」
という疑問を持たれる方も多いです。
理由としては、
- 装着に時間と技術が必要
- 保険診療では評価されにくい
- 治療効率だけを重視すると省かれがち
といった背景があります。
しかし、
長期的に歯を守る治療を考えるなら、ラバーダムの価値は非常に高い と言えます。
とはいえ、息苦しい、顎がきついなど、患者さんがご希望されない場合はなしで行うこともできますのでお気軽にご相談ください。
当院がラバーダムを重視する理由
博多歯科・矯正歯科では、
- 治療のやり直しを減らす
- 歯の寿命を延ばす
- 将来の抜歯リスクを下げる
ことを大切にしています。
そのため、主に根管治療ではラバーダムの使用をしています。
博多駅博多口から徒歩5分、
平日21時まで・土日祝も診療 しているため、
忙しい方でも質の高い治療を受けていただけます。
まとめ:ラバーダムは「歯を守るための重要な投資」
ラバーダムの効果 をまとめると、
- 唾液・細菌を遮断できる
- 根管治療の成功率が上がる
- 治療精度が向上する
- 誤飲・誤嚥を防げる
- 歯の寿命を延ばせる
ラバーダムは、
目立たないけれど、結果に大きく影響する器具です。
「神経の治療をする予定がある」
「再治療をできるだけ避けたい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
歯を長く守るための治療環境 を、私たちは大切にしています。