2025年2月16日

こんにちは!博多歯科・矯正歯科、院長です!
本日は、矯正治療の種類とその違いについてご紹介します。矯正治療は、美しい歯並びと健康な噛み合わせを手に入れるための重要な手段です。
しかし、多くの種類があるため、どの治療法が自分に合っているのか迷うこともあるでしょう。ここでは、代表的な矯正治療の種類であるブラケット矯正、インビザラインの特徴と違いをご説明します。
ブラケット矯正
まず最も一般的な矯正治療であるブラケット矯正についてお話しします。ブラケット矯正は、金属やセラミックのブラケットを歯の表面に装着し、ワイヤーを通して歯を動かす方法です。各ブラケットは個々の歯に取り付けられ、ワイヤーが全体の歯並びを正しく整えていきます。この治療法は、歯の位置を正確にコントロールできるため、長年の実績があり、複雑な歯並びの改善にも対応できます。
ブラケット矯正には3つの主なタイプがあります:
- 金属ブラケット: 最も一般的で費用も比較的安価です。丈夫で効果的ですが、見た目が気になる方もいます。
- セラミックブラケット: 透明または歯の色に近い素材で作られているため、目立ちにくいです。審美性が高く、特に大人の患者様に人気があります。
- 裏側ブラケット(リンガルブラケット): 歯の裏側に装着するため、外見上ほとんど見えません。技術的に難しいですが、非常に目立たないため、特に人前に出ることが多い方に適しています。
ブラケット矯正の利点としては、多くの症例に対応できることと、治療期間が比較的短期間で済むことが挙げられます。ただし、ブラケットやワイヤーに食べ物が引っかかりやすく、口腔衛生の維持が重要です。定期的なチェックと調整が必要であり、治療中は硬い食べ物や粘り気のある食べ物を避けることが推奨されます。
インビザライン
次に、透明なマウスピースを使用するインビザラインについてご紹介します。インビザラインは、取り外し可能な透明なアライナーを使用して歯を少しずつ動かす治療法です。目立たないため、人前での装着も気になりません。
また、食事や歯磨きの際に取り外せるため、口腔衛生を保ちやすいという利点もあります。ただし、適応範囲には限りがあり、すべての歯並びに対応できるわけではありません。
インビザラインの最大の利点の一つは、食事や歯磨きの際に取り外せることです。
これにより、口腔衛生を保ちやすく、ブラケットやワイヤーに食べ物が引っかかる心配もありません。また、定期的な調整が不要なため、通院回数も少なくて済みます。
ただし、インビザラインには適応範囲に限りがあり、すべての歯並びに対応できるわけではありません。複雑な歯並びの改善には向いておらず、軽度から中等度の歯並びの乱れに適しています。治療期間も、患者様の協力とアライナーの着用時間に大きく依存します。1日に20時間以上の着用が推奨されており、これを守らなければ効果が薄れることがあります。
インビザラインは外見や生活スタイルに配慮したい方にとって非常に魅力的な選択肢です。しかし、適応範囲や患者様の協力が治療の成功に大きく影響するため、治療を開始する前に歯科医師と充分に相談することが重要です。
以上が代表的な矯正治療の種類とその特徴です。どの治療法が最適かは、歯並びの状態や生活スタイルにより異なります。当院では、患者様一人ひとりに最適な治療法を提案させていただきますので、ぜひご相談ください。美しい歯並びと健康な口腔環境を手に入れるために、一緒に頑張りましょう!
博多歯科・矯正歯科、院長でした!