2025年2月25日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
今日は、矯正治療が顎関節症に与える影響や治療中の注意点についてお話しします。
矯正治療の目的と顎関節症
矯正治療の主な目的は、歯並びや咬み合わせを改善することです。しかし、矯正治療は顎関節症(TMD)にも影響を与えることがあります。顎関節症は、顎の関節や周囲の筋肉に痛みや不快感を引き起こす状態です。
矯正治療が顎関節症に与える影響
矯正治療は、顎関節症の症状を改善することがあります。歯並びが整うことで、咬み合わせのバランスが取れ、関節や筋肉にかかる負担が軽減されるためです。特に、歯の位置や咬み合わせの問題が顎関節症の原因であった場合、矯正治療で症状が改善されることが多いです。
当院では検査の段階で顎関節の診査診断を行い、顎のポジションを整えてから矯正を行います。
これによって、顎の関節にとっていい位置で、いい噛み合わせを得ることができます。
治療中の注意点
一方で、矯正治療中に顎関節症の症状が一時的に悪化することもあります。これは、矯正装置の装着や歯の移動によって関節や筋肉に新たな負担がかかるためです。そのため、矯正治療中は以下の点に注意することが重要です。
- 治療前に顎関節症の診断を受けること
- 治療中に症状が悪化した場合は、すぐに担当医に相談すること
- 適切な咬み合わせを意識して治療を進めること
治療後のメンテナンス
矯正治療が完了した後も、顎関節症の症状が再発しないようにするためのメンテナンスが重要です。定期的な歯科検診を受け、適切な咬み合わせを維持するためのケアを続けることが大切です。
矯正治療は、美しい歯並びだけでなく、顎関節症の改善にもつながる可能性があります。しかし、治療中の注意点を守りながら進めることが重要です。
博多歯科・矯正歯科では、患者様一人ひとりに合った治療を提供し、健康な咬み合わせと素敵な笑顔を実現するお手伝いをしています。
お困りのことがあれば、ぜひご相談ください!