2025年5月10日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
「矯正治療って若い人がやるものでしょ?」と思われる方も多いですが、実は近年、40代・50代で矯正治療を始める方が増えています。歯並びやかみ合わせを整えることは、見た目の改善だけでなく、健康維持にもつながる重要な医療です。今回は、40代・50代の矯正治療について、そのメリット・デメリットを分かりやすくご紹介します。
大人の矯正、どんな人が受けている?
大人の矯正を希望される方は、
- 若い頃に矯正の機会がなかった
- 歯のガタつきやすき間が気になってきた
- 顎関節症や噛み合わせの不調が出てきた
- 将来の入れ歯やインプラントのために歯を整えたい
といった理由で来院されます。見た目の改善はもちろん、「噛む機能」や「歯の寿命」を考えての治療希望が多いのが特徴です。
40代・50代の矯正治療のメリット
① 見た目の印象が若返る
歯並びが整うことで口元の印象がすっきりし、自然と若々しい表情に見えるようになります。ビジネスシーンやプライベートでも自信を持って笑えるようになります。
② 歯の清掃性が向上し、むし歯・歯周病予防に
歯がガタガタしていると磨き残しが多くなりがち。矯正で並びが整えば、歯ブラシが届きやすくなり、口腔内の健康を保ちやすくなります。
③ 噛み合わせ改善で全身の健康にも好影響
噛み合わせのバランスが整うことで、顎や首、肩の不調の軽減につながるケースもあります。
注意しておきたいデメリット・リスク
① 歯周病の進行に注意
40代・50代では歯ぐきの健康状態に個人差があります。すでに歯周病が進行している場合、矯正治療によってリスクが増すこともあるため、事前に精密な歯周病検査が不可欠です。
② 治療期間がやや長くなることも
加齢に伴い、骨の代謝が緩やかになるため、10代や20代に比べて歯の動きがゆっくりになる傾向があります。平均して1.5〜2年の治療期間が必要です。
③ 装置による不快感や見た目の配慮
ワイヤー装置に抵抗がある方もいらっしゃいます。当院では目立ちにくい**マウスピース型矯正(インビザライン)**もご提案できます。
まとめ:年齢で諦めないで。矯正は“健康投資”です
40代・50代の矯正治療には、見た目の若返りだけでなく、健康寿命を延ばす効果が期待できます。もちろん注意すべき点もありますが、しっかりと診査・診断を行えば安全に治療を進めることができます。
当院では、年齢・ライフスタイル・お口の状態に合わせたオーダーメイドの矯正治療をご提案しています。まずはお気軽にご相談ください!