歯周病で歯がグラグラ…抜歯の前にできる治療とは?再生療法・インプラントも解説|博多駅博多口の歯科・歯医者|博多歯科・矯正歯科|日・祝日も診療

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歯周病で歯がグラグラ…抜歯の前にできる治療とは?再生療法・インプラントも解説

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2025年7月01日

歯周病で歯がグラグラ…抜歯の前にできる治療とは?再生療法・インプラントも解説


こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
今回は、「歯周病で歯がグラグラしてきたけど、抜歯しなきゃいけないの?」と不安を感じている方に向けて、抜歯を回避する方法や、もし抜歯になった場合の治療の選択肢について詳しくお話しします。

歯周病とは?40代以降に多い“静かなる病気”

歯周病は、歯を支える骨(歯槽骨)が細菌による炎症で徐々に溶かされていく病気です。特に40代以降になると、「歯がしみる」「噛むと痛い」「歯が揺れてきた」といった症状が出て、受診される方が増えています。実は、日本人が歯を失う原因の第1がこの歯周病です[1]。

歯がグラグラしてきた…でも、すぐに抜歯ではありません!

歯が動く=即抜歯、というわけではありません。歯周組織の状態を正確に診断し、次のような治療を検討します。

● 歯周基本治療(保存療法)

  • プラークや歯石の除去
  • 歯磨き指導や生活習慣の改善
    ⇒ 初期〜中等度歯周病であれば、これだけで進行を止めることも可能です。
  • 揺れている歯の固定

● 歯周外科治療(再生療法含む)

  • 歯周ポケットの外科的除去
  • エムドゲイン®やGTR法などによる再生療法(失われた骨を再建)
  • ⇒ 条件が合えば、グラグラした歯でも固定化して保存可能な場合があります[2]。

それでも抜歯になる場合…次の選択肢は?

歯を保存できないと診断された場合も、治療はまだ続きます。抜歯になった歯が頑張ってくれていた分の負担は残っている歯にかかってきますので、今度は周囲の歯が抜歯のリスクが高まります。そしてまた1本抜けて更に負担がかかり…のような悪循環に陥らないためにも、失った歯の機能や見た目をどう取り戻すかがポイントです。

昨日の記事でも書きましたが主に3つの方法があります。

● ブリッジ・入れ歯

  • 保険診療で対応可だが、周囲の歯に負担がかかる
  • 見た目や咀嚼力に不満を感じる方も多い

● インプラント治療

  • 失った歯の機能を骨に固定された人工歯根で回復
  • 周囲の歯に負担をかけず、見た目・機能の回復度が高い
  • 骨量が足りない場合でも骨造成(GBR)で対応可能

⇒ 当院では、抜歯後のインプラント相談も無料で実施しています。年齢や健康状態によっても適応が異なるため、一度ご相談ください。

40〜60代からの治療が“歯の寿命”を決める

歯周病の怖いところは、気づいたときには重度になっていることが多い点です。また、歯周病で破壊された組織は元には戻らないので、その後遺症と付き合っていくことになります。だからこそ、「少しでも違和感を感じたら」早めに歯科医院を受診しましょう。

また、治療だけでなく、定期的なメンテナンス(SPT)で再発予防することも非常に重要です。しっかりしたメンテナンスを継続することで、治療後の良好な状態を長く保つことができます。

まとめ|抜歯の前に、できることはたくさんあります

歯がグラグラしてきても、必ずしも抜歯とは限りません。歯周治療や再生療法によって歯を守る可能性もありますし、万一抜歯が避けられなくても、インプラントなどの先進的な治療で機能回復が可能です。

博多で歯周病のご相談なら、どうぞお気軽に当院へお越しください。
患者さん一人ひとりに合わせた治療計画を丁寧にご提案いたします。

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