2025年5月24日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
今回は「インプラントとブリッジ、どっちがいいの?歯を失った方への比較ガイド」と題して、歯を失った際の代表的な治療法であるインプラントとブリッジについて、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較し、患者様の状況に応じた選択の参考になる情報をお届けします。
インプラントとブリッジの基本的な違い
インプラントは、失った歯の部分に人工の歯根(チタン製)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。自然な見た目と機能性を持ち、周囲の歯に影響を与えません。
ブリッジは、失った歯の両隣の健康な歯を削って土台とし、その上に連結した人工の歯を装着する治療法です。比較的短期間で治療が完了し、保険適用の範囲内で行えることが多いです。
治療期間と費用の比較
- インプラント: 治療期間は通常3〜6ヶ月と長めで、外科手術が必要です。費用は高額で、保険適用外となることが一般的です。
- ブリッジ: 治療期間は2〜3週間程度と短く、外科手術は不要です。費用は比較的安価で、保険適用となる場合が多いです。
耐久性とメンテナンス
- インプラント: 適切なケアを行えば10年以上の長期使用が可能で、天然歯に近い感覚で使用できます。ただし、定期的なメンテナンスが必要です。
- ブリッジ: 平均的な寿命は7〜10年程度で、支えとなる歯の健康状態に影響を受けます。また、ブリッジの下の部分の清掃が難しく、特別なケアが求められます。
周囲の歯や骨への影響
- インプラント: 周囲の歯を削る必要がなく、顎の骨に直接固定されるため、骨の吸収を防ぐ効果があります。
- ブリッジ: 隣接する健康な歯を削る必要があり、長期的にはその歯に負担がかかる可能性があります。
どちらを選ぶべきか?
インプラントは、長期的な視点での耐久性や周囲の歯への影響を最小限に抑えたい方に適しています。特に、健康な歯を削りたくない方や、骨の健康を維持したい方におすすめです。
ブリッジは、短期間での治療を希望される方や、費用を抑えたい方に適しています。ただし、周囲の歯の状態や将来的なメンテナンスを考慮する必要があります。
まとめ
インプラントとブリッジは、それぞれにメリット・デメリットがあり、患者様の口腔内の状態やライフスタイル、予算に応じて最適な選択が異なります。当院では、患者様一人ひとりの状況を丁寧に診断し、最適な治療法をご提案しております。歯を失った際の治療法についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。