【8020運動とは?】80歳で20本の歯を残すために今日からできること|福岡・博多|博多駅博多口の歯科・歯医者|博多歯科・矯正歯科|日・祝日も診療

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【8020運動とは?】80歳で20本の歯を残すために今日からできること|福岡・博多

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2025年10月11日

【8020運動とは?】80歳で20本の歯を残すために今日からできること|福岡・博多

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です。

皆さんは「8020(ハチマルニイマル)運動」をご存じでしょうか?
これは、“80歳になっても自分の歯を20本以上保とう”という、日本全国で推進されている歯の健康づくり運動です。

1. 8020運動とは?

8020運動は、1989年に厚生労働省と日本歯科医師会が提唱した活動です。
当時は「高齢になると総入れ歯が当たり前」という時代でしたが、
「自分の歯で一生食べられる社会をつくろう」という想いから始まりました。

🌿 目標の意味

  • 80歳でも20本以上の自分の歯を保つ
  • 20本あれば、ほとんどの食べ物をしっかり噛むことができる

この考えが、今や「生涯自分の歯で食べる」という健康長寿のシンボルになっています。

2. 現在の達成率は?

8020運動開始当初(1989年)は、達成者はわずか7%ほどでした。
しかし近年の調査(厚労省・2022年)では、約50%以上の人が達成しています。

これは、本当を言うと患者さんの選択肢の拡大に伴い、機能していない歯も含まれているのでバイアスがあります。例えば、もう抜いた方がいい歯だけど、患者さんが抜歯を希望されなくて残していたり、残根上義歯と言って、入れ歯の際に歯を抜かない設計をしていたりと言う、残ってはいるけどただあるだけの歯も含まれています。

とはいえ、

  • 定期的な歯科検診の普及
  • フッ素・セルフケア意識の向上
  • 予防歯科の重要性の浸透
    といった成果によるものです。これは大きな一歩ですね!

3. 20本の歯があると何がいいの?

20本の歯が残っていると、

  • 食事をしっかり噛めて、栄養バランスが整う
  • 咀嚼によって脳が刺激され、認知症予防に効果
  • 発音がはっきりして、会話や笑顔に自信がもてる
  • 消化器への負担も軽減し、全身の健康を支える

つまり、歯を守ることは「健康寿命」を延ばすことにもつながるのです。

まず、口から栄養を施主すると言うことが体にとっては非常に重要で、経管栄養に変えると体力や免疫gは落ちてしまいます。そして経口栄養でも様々な形態や硬さ、栄養のものを食べることで体力や免疫は回復します。単に美味しく食べて幸せに生きていこう、と言う話ではなく、生涯健康でいきましょうというコンセプトがあるところが重要です。

4. 今日からできる8020実践法

✅ ① 毎日の正しいブラッシング

・歯ブラシ+フロス or 歯間ブラシを併用
・磨く時間は1回2〜3分、1日2〜3回が理想

✅ ② 定期的な歯科検診

・3〜6か月に一度のプロケア(歯石除去・PMTC)
・早期発見・早期治療で「歯を失う前に守る」

✅ ③ 生活習慣の見直し

・喫煙・糖分の多い飲食・夜食は控える
・しっかり噛む習慣を意識する

5. 当院の取り組み(福岡・博多区)

当院では「治す歯科」ではなく「守る歯科」を目指しています。

  • 保険内でできる予防ケアやPMTCを積極的にご案内
  • 歯周病検査・噛み合わせチェック・唾液検査などの早期リスク診断
  • 平日21時まで/土日祝も診療で忙しい方も定期通院しやすい環境を整備

パッチワーク的な治療ではなく、リスク分析に基づく全体治療を行っておりますので、ぜひご相談ください。

まとめ

  • 8020運動=80歳で20本の自分の歯を保つことを目標にした国民運動
  • 歯を残すことは、見た目だけでなく「健康寿命の延伸」に直結
  • 毎日のケア+定期検診で、誰でも今日から実践可能

福岡市博多区で「今からでも歯を守りたい」「予防中心の通院を始めたい」という方は、
ぜひ博多歯科・矯正歯科へお気軽にご相談ください。

参考文献

  1. 厚生労働省「8020運動に関する報告書」2022年
  2. 日本歯科医師会「生涯自分の歯で食べるために」2021年
  3. 厚生労働省「歯の健康と全身疾患の関連に関する調査」2020年

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