2025年10月13日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です。
「歯医者が怖くて治療に行けない…」「麻酔が効くまでの音や雰囲気が苦手…」
そんな方におすすめなのが、鎮静麻酔(静脈内鎮静法)です。
今回は、眠っているようなリラックス状態で治療が受けられる鎮静麻酔について、
歯科医師の立場からわかりやすくご紹介します。
当院でも行っておりますのでぜひご相談ください。
1. 鎮静麻酔(静脈内鎮静法)とは
鎮静麻酔とは、腕の静脈から鎮静薬を点滴で入れて、
うとうとと眠ったようなリラックス状態で治療を受ける方法です。
意識は完全にはなくならず、
声かけに反応できる程度の軽い眠りのような状態になります。
なので、「お口をおけてください」みたいな声かけには反応できるので治療は可能になります。
局所麻酔(通常の麻酔)と併用することで、
痛みを感じにくく、不安や恐怖心を和らげることができます。
目が覚めたら終わっているイメージなので楽ですよね!
2. 鎮静麻酔のメリット
✅ 不安・恐怖を軽減
「歯医者の音や雰囲気が苦手」という方も、
リラックスした状態で治療を受けられます。
✅ 治療中の記憶がほとんど残らない
「気づいたら治療が終わっていた」という感覚の方が多く、
心理的ストレスを大幅に減らすことができます。
✅ 長時間の治療も楽に受けられる
インプラントや複数歯のセラミック治療など、
時間のかかる処置をまとめて行う場合にも最適です。
✅ 嘔吐反射が強い方にも有効
口の奥に器具が入ると吐き気が出てしまう方も、
鎮静によって反射が抑えられ、治療がスムーズに進みます。
当院でも、時間のかかるインプラントの手術の際や、一気に治療して欲しい患者さんなど、様々なニーズに対応しております。
3. 鎮静麻酔の注意点
- 治療当日は車の運転ができません(意識がぼんやりするため)
- 治療後は30〜60分程度、院内で安静にしてから帰宅
- まれに血圧や呼吸が変化することがあるため、モニターで心拍・酸素濃度を常に管理します。
- 保険適用外治療となります。
➡︎ 全身麻酔とは違い、「眠っているような状態」であり、
安全性の高い麻酔法として全国の歯科医院で導入されています。
4. 鎮静麻酔が向いている方
- 歯医者への恐怖心が強い方
- 嘔吐反射が強く、型取りなどが難しい方
- インプラントや外科的処置を受ける方
- 長時間の治療を一度で終えたい方
- 過去にトラウマがあり治療に抵抗がある方
当院では、麻酔科の認定医の先生にお願いしておりますので安心して麻酔を行えます。
5. 当院の鎮静麻酔(福岡・博多区)
- 経験豊富な麻酔科医と連携し、安全に鎮静管理
- 血圧・脈拍・酸素濃度を常時モニタリング
- インプラント・親知らず抜歯・セラミック治療にも対応
- 土日祝・平日21時まで診療で、忙しい方も安心して受けられます
土日祝日も鎮静を受けられるのは大きな強みです。
6. まとめ
- 鎮静麻酔は「リラックスした眠りのような状態」で治療できる安心の方法
- 痛みや恐怖が苦手な方、長時間治療を受ける方に最適
- 専門管理のもと、安全に行える歯科治療サポート
福岡市博多区で「歯医者が怖いけれど治療したい」「インプラントを安心して受けたい」という方は、
ぜひ博多歯科・矯正歯科へご相談ください。
参考文献
- 日本歯科麻酔学会「静脈内鎮静法ガイドライン」2020年
- ASA (American Society of Anesthesiologists). Practice Guidelines for Sedation and Analgesia by Non-Anesthesiologists. 2018
- 厚生労働省「歯科麻酔における安全管理指針」2022年