2026年2月19日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、
博多歯科・矯正歯科、院長です。
「レントゲンって本当に必要ですか?」
「被ばくが心配で、できれば撮りたくない…」
このようなご質問をいただくことがあります。
すごく気持ちはわかりますし、もちろんご希望がなければ無理に取らないので遠慮なくお申し付けください。
結論からお伝えすると、歯科レントゲンは安全性に十分配慮されたうえで、正確な診断に欠かせない重要な検査です。僕も後輩歯科医師の練習も含め、毎年のように撮影しております。
今回は、
歯科レントゲンの役割と必要性 を、歯科医師の視点でわかりやすく解説します。
レントゲンでしか分からないことがある
お口の中は、目で見える部分はごく一部です。
レントゲンを撮ることで、
- 歯の内部のむし歯
- 歯の根の状態
- 骨の量や歯周病の進行
- 親知らずの位置
- 病変(嚢胞・腫瘍など)
といった、肉眼では確認できない情報が分かります。
つまりレントゲンは、
見えない部分を可視化するための検査です。
これが最も大きなメリットです。
テクノロジーにより、歯科医師になりたての歯科医師でもむし歯の検出がしやすくなりました。
正しい診断には不可欠
歯科治療で最も大切なのは、
正確な診断です。
レントゲンなしで治療を行うと、
- むし歯の見落とし
- 根の感染の見逃し
- 歯周病の進行度の誤判断
につながる可能性があります。
これは結果的に、
再治療や抜歯リスクを高める原因になります。
リスクとメリットを天秤にかけてメリットの方が大きい場合にのみ撮影する、というのがレントゲン撮影の原則です。これが大前提ですが、逆にいうとメリットがあれば積極的に取るべきです。
特にレントゲンが重要な場面
むし歯治療
歯と歯の間のむし歯は、
レントゲンでしか分からないことが多くあります。
根管治療(神経の治療)
- 根の長さ
- 膿の有無
- 治療後の経過
を確認するため、
複数回の撮影が必要になります。
歯周病治療
骨の減り具合は、
レントゲンでしか評価できません。
親知らずの抜歯
- 神経との距離
- 生え方の向き
を事前に把握することで、
安全性が大きく向上します。
被ばくは本当に大丈夫?
多くの方が気にされるポイントです。
現在の歯科用レントゲンは、
- 被ばく量が非常に少ない
- 防護エプロンを使用
- 必要最小限のみ撮影
といった安全対策が取られています。
日常生活で受ける自然放射線と比べても、
ごくわずかな量です。
そのため医療的には、
利益がリスクを大きく上回る検査とされています。
定期的な撮影が必要な理由
症状がなくても、
- むし歯
- 歯周病
- 根の病変
は静かに進行します。
定期的にレントゲンを撮ることで、
早期発見・早期治療が可能になります。
結果として、
- 治療回数の減少
- 歯の寿命の延長
- 医療費の抑制
につながります。
当院のレントゲンに対する考え方
博多歯科・矯正歯科では、
- 必要な場合のみ撮影
- 被ばく量の少ないデジタル機器を使用
- 画像を一緒に確認しながら説明
を徹底しています。
検査も含めて、
納得して治療を受けていただくことを大切にしています。
まとめ:レントゲンは歯を守るための重要な検査
歯科レントゲンの重要性をまとめると、
- 目に見えない病気を発見できる
- 正確な診断に不可欠
- 安全性は十分に配慮されている
- 早期治療で歯の寿命を延ばせる
レントゲンは、
治療のためだけでなく“歯を守るため”の検査です。
冒頭でもお伝えしましたように、無理には絶対に取りませんし、説明もしっかり行います。
「本当に撮る必要があるの?」
そんな疑問があれば、遠慮なくお尋ねください。