2025年12月02日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、
博多歯科・矯正歯科、院長です。
親知らずの抜歯は、歯科治療の中でも不安が大きい処置のひとつ。
特に抜歯後の過ごし方を間違えると、
- 強い痛み
- 腫れ
- 出血
- ドライソケット
などのトラブルにつながることがあります。
今回は、親知らずの抜歯後に絶対に知っておきたい
注意事項10項目 をわかりやすくまとめました。
▶ まずお伝えしたい【当院の強み】
親知らずの抜歯は医院によって“得意・不得意”がありますが、
当院では以下の体制で 安全・安心な抜歯 を提供しています。
✔ 当院には「口腔外科認定医」が在籍
難易度の高い親知らずも
解剖学や外科手技の知識・経験を積んだ専門医が担当します。
- 骨の深い埋伏歯
- 神経に近いケース
- 腫れやすい難抜歯
などでも、精密な診査・判断が可能です。
院長も口腔外科出身のため抜歯の知識は豊富にございます。
✔ リスクの高い親知らずは“大学病院と密に連携”
当院では無理をせず、
より安全な環境が必要と判断した場合は、
- 九州大学病院 口腔外科
- 福岡赤十字病院 歯科口腔外科
と連携し、
患者さんに最適な医療を提供しています。
「危険なのに無理に抜く」ということは絶対にしません。
“安全第一の抜歯方針” を取っていることが当院の大きな特徴です。
開業医と大学病院の違いは、特に設備とマンパワーにあります。鎮静や全身麻酔での抜歯ができたり、歯科医師数も開業医とは比べ物にならないくらいいますので、時には2名体制で行うこともできます。
▶ ここからは【抜歯後の注意事項10項目】
① 1週間ほどは“強いうがい”禁止
血餅(かさぶた)が取れてドライソケットの原因に。
抜歯後は血が固まってかさぶたになり治っていきます。いわばかさぶたは天然のバンドエイドです。これが流れると傷がむき出しになるので、いつまでも痛いですし、治りも悪くなります。
② 熱い食べ物・飲み物はNG
出血が再開しやすくなります。
③ 喫煙は原則禁止
血流が悪くなり、治りが遅れます。
痛みがなかなか引かないという方の多くはおタバコを吸っていらっしゃいます。
④ 飲酒も当日は不可
腫れ・出血の原因に。
⑤ 激しい運動・サウナ・入浴は控える
血流が上がることはすべてNG。
⑥ 食事は“反対側”で、やわらかいもの
粘着性のあるもの・揚げ物・辛いものは避けましょう。
⑦ 歯磨きは当日OK(抜歯部位は避ける)
翌日からは軽いブラッシングで清掃。
⑧ 少量の出血は正常
大量の出血が続く場合は受診を。目安は30秒くらいで口いっぱいに広がるくらいですが、滅多にありませんし、僕も今まで一度もありません。
⑨ 腫れは2〜3日目がピーク
冷やすのは当日だけ。翌日以降は逆効果。
⑩ 処方薬は指示通りに服用
炎症・感染予防のため途中でやめない。
▶ まとめ:親知らずは“抜歯後の過ごし方”が治りを左右する
親知らず抜歯後に守るべきポイントは以下の通りです。
- 強いうがいはNG
- 熱いもの・飲酒・喫煙を避ける
- 運動・サウナも禁止
- 食事は反対側
- 腫れは2〜3日がピーク
- 薬は必ず飲む
さらに当院では、
口腔外科認定医による抜歯 × 大学病院との連携体制
これによって、博多エリアでも
“安全性の高い親知らず治療”を提供できています。
親知らずの抜歯を検討している方、
過去の抜歯でつらい思いをした方も、
お気軽に一度ご相談ください。
あなたの親知らずが 安全に抜ける最適な方法 をご提案します。