2025年10月04日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です。
矯正治療は「歯をきれいに並べる」だけでなく、毎日の生活習慣が仕上がりを左右する治療です。
ここでは、矯正中に患者さんが特に気をつけていただきたいポイントを5つにまとめました。
今矯正をされている方はもちろん、これから矯正を検討している方も是非参考にしてください。
1. 食事の注意点
- 固いもの(氷、ナッツなど)や粘着性のあるもの(キャラメル、ガム)は装置破損の原因に
- 色の濃い飲食物(カレー、コーヒー、赤ワイン)は着色の原因に
- マウスピース矯正の方は「飲食時は外す」「水以外は装着時に飲まない」が基本
よくあるのが、ワイヤー矯正だと固いものを食べた時に装置が外れた、マウスピース矯正だとマウスピースを外さずにジュースを飲んで虫歯になった、などの事象です。
2. 毎日の歯磨き・フロス習慣
- 矯正中はむし歯・歯周病リスクが高まります
- 装置の周囲にプラークが残りやすいため、歯間ブラシ・フロス・ワンタフトブラシの併用が必須
- 磨き残しは白斑(ホワイトスポット=白く濁った跡)として残ることも
矯正を始めると、装置がつくので基本的に汚れがつきやすく、落としにくくなります。むし歯や歯周病のリスクは上がるので、メンテナンスが必要です。
3. 装置のトラブル時の対応
- ワイヤーが当たって痛い → 正規のワックスを貼って応急対応
- ブラケットが外れた → 自分で直そうとせず、歯科医院に連絡
- マウスピースを紛失・破損 → すぐに医院へ相談
➡︎ トラブルを放置すると治療が後戻りすることがあります。
この点は当院は非常に強く、休診日が年末年始以外はないのと、急患は随時対応しておりますので安心してご通院ください。
4. 定期通院を守る
- 矯正治療は「調整・確認の積み重ね」で進行します
- 通院を怠ると 治療が長引く・結果が不十分になる リスクが高まります
- 当院では 土日祝・平日21時まで診療しているため、忙しい方も安心して通えます
矯正は、調整が非常に大事です。当初の治療計画通りに進んでいるか、有害なことが起きていないかなど、しっかり確認する必要があります。
5. 生活習慣の改善
- 口呼吸をしていると歯並びが安定しにくい
- 舌の位置が低いと後戻りのリスクが高まる
- 矯正中こそ「鼻呼吸・正しい舌の位置・良い姿勢」を意識することが大切
口腔乾燥の観点からも大事です。そして、矯正が終わった後の後戻りのふせ
当院のサポート(福岡・博多区)
- 矯正中のセルフケア方法を丁寧に指導
- トラブル時も年末年始以外は休診日なしで対応
- マウスピース矯正も導入し、見た目に配慮した矯正が可能
随時対応の受け入れ力と、土日祝診療、平日21時まで診療が強みです。
まとめ
- 矯正中に気をつけることは ①食事 ②歯磨き ③トラブル対応 ④定期通院 ⑤生活習慣
- 毎日のちょっとした習慣で、治療のスピードと仕上がりは大きく変わります
- 福岡市博多区で「矯正中の生活やケア方法を詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院にご相談ください
参考文献
- Zachrisson BU. “Oral hygiene for orthodontic patients.” Am J Orthod Dentofacial Orthop. 1974
- 日本矯正歯科学会「矯正治療中の生活指導ガイド」2021年
- 厚生労働省「矯正歯科治療に関する一般指針」2020年