2025年11月17日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です。
ワイヤー矯正は、歯をしっかりコントロールできる優れた治療方法ですが、
装置があることでメンテナンスが普段より難しくなるのも事実です。
きちんとケアできれば虫歯・歯周病を防ぎ、
予定通りにきれいな歯並びを目指せます。
今回は、矯正治療中に必ず知ってほしい
ワイヤー矯正のメンテナンス方法をまとめました。
矯正中の方はぜひ参考にしてください。
🦷 1. ワイヤー矯正中は「いつもより歯が汚れやすい」
ブラケット・ワイヤーがつくことで…
- 食べかすが引っかかりやすい
- 歯ブラシが細かい部分に届きにくい
- 歯垢が溜まりやすい
- 虫歯・歯肉炎のリスクUP
そのため、普段以上に丁寧なケアが必要です。
せっかく矯正をして綺麗になろうとしているのに、終わった頃にむし歯や歯周病になったら本末転倒です。僕たちも調整の時に確認していきますが、患者さんにも日々のメンテナンスをガナ張っていただく必要があります。
🪥 2. 毎日の歯磨き方法(ポイントは“角度”)
★ 歯ブラシは「45度」に当てる
ブラケットの上・下・横を1本ずつ磨くイメージで。
細かく小刻みに動かすと汚れが落ちやすくなります。
★ 毛先の柔らかめを選ぶ
硬い歯ブラシはワイヤーに引っかかりやすく、装置を傷つけることも。
★ 歯磨き時間は最低10分
矯正中は“短時間でサッと磨く”では不十分です。
歯科医師も必ず推奨する時間です。
🧵 3. フロス・歯間ブラシの使い方
ワイヤー矯正で一番サボりやすいのがココですが、
歯間のケアは虫歯・歯周病の予防に必須です。
▶ フロス(スレッダータイプ)
ワイヤーの下を通す専用の「フロススレッダー」を使うとスムーズ。
歯と歯の間のプラークを確実に除去できます。
▶ 歯間ブラシ
- ブラケット周りの溝
- ワイヤーの下部分
など歯ブラシが届きにくい箇所に効果的。
サイズは歯肉を傷つけない細め(SS〜S)がおすすめ。
この辺りは難しいので歯医者さんでレクチャーを受けましょう!
🪥 4. 装置専用の口腔ケアグッズを活用
矯正中は以下のアイテムでケア効率が上がります:
- 矯正専用歯ブラシ(タフトブラシ)
- 電動歯ブラシ
- 洗口液(ノンアルコール)
- フロススレッダー
- 歯間ブラシ
特にタフトブラシは、
ブラケット周りの汚れをピンポイント清掃できる必須アイテム。
🍴 5. 食事の注意点
ワイヤー矯正中は、装置トラブルが起きやすい食べ物があります。
❌ 固い食べ物
- おせんべい
- リンゴ丸かじり
- 氷
→ ブラケットが外れる原因に。
❌ くっつく食べ物
- キャラメル
- ガム
- お餅
→ ワイヤーが曲がったり、ブラケットが外れやすい。
❌ 繊維質のもの
- ほうれん草
- ねぎ
→ 装置に絡まりやすく、汚れが残りやすい。
もし当院で今日施している患者さんで装置が外れた場合はご連絡ください。毎日診療しておりますので対応できます!
🏥 6. 毎月の調整をしっかり進める
ワイヤー矯正は、
歯科医師がワイヤーの調整やゴムの交換を行うことで
計画通りに歯が動く治療です。
調整間隔をあけすぎると…
- 歯が動かない
- 逆に変な方向に動く
- 虫歯に気づくのが遅れる
などのリスクがあります。
当院では4〜6週間ごとの調整を推奨しています。
旅行や急なトラブルで空きそうな場合はご相談ください。
🩹 7. トラブル時の対処法
- ブラケットが外れた
- ワイヤーが頬に刺さる
- 口内炎ができた
- 痛みが強い
こうしたトラブルは放置厳禁です。
博多歯科・矯正歯科では、
休診日なし(土日祝・平日21時まで)で急なトラブルにも対応可能です。
🎯 まとめ
ワイヤー矯正中のメンテナンスは少し大変ですが、
このひと手間が虫歯予防・治療期間の短縮・仕上がりの美しさに直結します。
- 歯ブラシは45度
- 歯間ケアを必ず毎日
- 装置トラブルを起こす食べ物に注意
- 定期調整は必ず来院
- 困ったらすぐ相談(当院はいつでも対応)
福岡市博多区で矯正治療を検討されている方、治療中の方は、
お気軽にご相談ください。