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【歯間ブラシとフロスの違い】どっちを使えばいい?正しい使い分けを歯科医が解説|福岡・博多

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2025年10月08日

【歯間ブラシとフロスの違い】どっちを使えばいい?正しい使い分けを歯科医が解説|福岡・博多

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です。

毎日の歯みがきで「歯間ブラシ」と「デンタルフロス」、どちらを使えばいいの?という質問をよくいただきます。
実はこの2つ、目的も使う場所も少し違うのです。

今回はそれぞれの使い分けについて記事を書きたいと思います。

1. デンタルフロスとは?

  • 細い糸状の清掃器具で、歯と歯の隙間(接触面)に残るプラークを除去します。
  • 特に歯ブラシが届きにくい「歯と歯の間の接触部」に有効です。
  • むし歯予防・口臭予防・歯肉炎予防に欠かせません。

💡おすすめの使い方

・奥歯までしっかり糸を通し、歯の側面に沿わせて上下に数回動かします。
毎日1回の使用が理想(寝る前がおすすめ)。

これは全ての方にますとで行って欲しい器具です。歯ブラシだけだと60%程度しか汚れは落ちませんが、フロスを併用すると85%落ちます。ここまでやってセルフケアと言えるでしょう。

2. 歯間ブラシとは?

  • 細い針金状のブラシで、歯と歯ぐきの間のすき間(歯間部)を掃除します。
  • 主に歯ぐきが下がって隙間ができた方、ブリッジ・インプラント・矯正装置がある方に最適です。
  • 歯周病の進行を防ぐ効果が高いのが特徴です。

💡おすすめの使い方

・無理に押し込まず、すき間に合うサイズを選びましょう。
・前後に2〜3回動かして汚れを除去。
・サイズが合っていないと歯ぐきを傷つける原因になるので注意!

歯間ブラシは入る方と入らない方がいますし、奥歯は入るけど前歯は入らないなどもありますので、使える方が使うべき器具です。ただし使える方はこちらを使うべきで、フロス併用で85%取れるのに対し、歯間ブラシ併用の場合は95%ほど取れるようになると言われています。

3. 違いを比較

4. どちらを使えばいい?

理想は 「フロス+歯間ブラシの併用」 です。

  • 若い方や歯並びが密な方 → フロス中心
  • 歯周病治療中・歯ぐきが下がっている方 → 歯間ブラシ中心
  • 迷ったら、歯科医院でサイズや使い方をチェックするのが安心です。

当院では随時、患者さんへの歯磨き指導を行っておりますので、気になる方は是非お声がけください。

5. 当院のおすすめケアサポート(福岡・博多区)

  • 定期検診時に一人ひとりに合った清掃器具をアドバイス
  • フロス・歯間ブラシの実際の使い方を実演指導
  • 土日祝診療・平日21時まで対応で、忙しい方でもメンテナンスが継続できます。

お仕事をされている方も通いやすい歯科医院を心掛けております。

まとめ

  • フロス=歯と歯の間の“接触面”の汚れを除去
  • 歯間ブラシ=歯ぐきの“すき間”の汚れを除去
  • 両方を使うことで、歯ブラシでは届かない40%の汚れを除去できます

毎日の小さなケアが、将来のむし歯や歯周病を防ぐ大きな一歩です。
福岡市博多区で「自分に合うケア方法を知りたい」という方は、ぜひ当院へご相談ください。

参考文献

  1. 日本歯周病学会「セルフケアガイドライン」2021年
  2. Zimmer S, et al. “Clinical efficacy of interdental cleaning aids.” Int J Dent Hyg. 2006
  3. 厚生労働省「歯周疾患予防に関する調査報告」2020年

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