【昔の神経治療がダメになる?】再感染・再治療が必要なサインとは|福岡・博多|博多駅博多口の歯科・歯医者|博多歯科・矯正歯科|日・祝日も診療

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【昔の神経治療がダメになる?】再感染・再治療が必要なサインとは|福岡・博多

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2025年9月05日

【昔の神経治療がダメになる?】再感染・再治療が必要なサインとは|福岡・博多

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です。

昔に神経を取った歯(根管治療をした歯)は、「もう虫歯にならない」と思っていませんか?
実は、むしろ歯の条件は悪くなり、むし歯になりやすくなります。時間が経ってから再感染してしまうケースがあります。
そのまま放置すると歯を失う原因になりかねません。

今回は、再感染のサイン再治療が必要なケースについて解説します。

神経治療をした歯でも再感染する理由

  • 古い詰め物や被せ物の隙間から細菌が侵入
  • 根の中の細菌が完全に取りきれなかった
  • 歯の亀裂や破折から感染経路ができた

神経を取った歯は「感覚が鈍い」ため、痛みに気づきにくく、気づいたときには炎症が進んでいることもあります。

また、熱や噛む力で被せ物や詰め物は経年劣化していきますので、むし歯はが再発することも珍しくありません。特に銀歯やレジンは劣化しやすいです。例えば、金属が熱変形しやすいことは小学校の時に理科で習ったかと思います。また、レジンは日常のものでいうと、タッパーやコンビニでもらうスプーンみたいな素材です。熱を加えると変形しますし、力を加えると容易に変形します。

再治療が必要なサイン

  • 噛んだときに違和感や痛みがある
  • 歯ぐきにニキビのような膿の出口(フィステル)ができている
  • 被せ物の周りから黒ずみや臭いがある
  • レントゲンで根の先に影(膿の袋)が見える

これらは、根の中や歯根の周囲で細菌感染が起きているサインです。

また痛みが出てくることは稀で、定期検診でたまたま見つかることがほとんどです。

再治療(再根管治療)でできること

  • 古い詰め物・被せ物を外し、再度根の中を消毒
  • 専用の器具やマイクロスコープを用いて、細菌を徹底的に除去
  • 根管をしっかり封鎖し、再感染を防止

再根管治療で改善できるケースも多くありますが、歯の状態によっては外科的処置や抜歯が必要になることもあるため、早めの受診が重要です。場合によっては専門機関をご紹介した方がいい場合もありますので、ぜひご相談ください。

妊娠・更年期・高齢期に注意すべき理由

ホルモンバランスや免疫力の低下で、歯ぐきや骨の炎症が悪化しやすくなります。
「昔治療した歯だから安心」と思わず、定期検診でレントゲンチェックを受けることをおすすめします。

当院の特徴(福岡・博多)

  • GPならではの総合治療:再根管治療からセラミック・インプラントまで一貫対応
  • 土日祝も診療・平日21時まで:急な痛みや腫れにも即対応可能
  • 博多駅から徒歩5分:アクセスしやすく、忙しい方も通いやすい

急なお困りごとでも、仕事終わりやお休みの日に対応できます!

まとめ

  • 神経治療をした歯でも、再感染して再治療が必要になることがある
  • サインは「噛んだときの違和感」「歯ぐきの膿」「レントゲンでの影」
  • 放置すると抜歯になるリスクもあるため、定期的な検診が大切

福岡市博多区で「昔の神経治療の歯が気になる」という方は、ぜひ当院へご相談ください。

参考文献

  1. Siqueira JF Jr, Rôças IN. “Clinical implications and microbiology of bacterial persistence after treatment procedures.” J Endod. 2008
  2. 日本歯内療法学会「根管治療ガイドライン」2020年
  3. Ng YL, Mann V, Gulabivala K. “Outcome of secondary root canal treatment: a systematic review.” Int Endod J. 2008

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