2025年8月25日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です。
被せ物(クラウン)、詰め物(インレー)、入れ歯、セラミック治療などは、歯科技工士の手によって製作されます。
実は、歯科技工士との連携体制の有無によって、治療の質や仕上がりが大きく変わることをご存じでしょうか?
今回は、技工士と連携している歯科医院とそうでない医院の違い、そして当院の強みをご紹介します。
技工士とは
歯科技工士とは、被せ物や詰め物、入れ歯や矯正装置を作成してくださる、国家資格を持った技術職の方々です。僕たちは毎日のようにお世話になっていて、なくてはならない存在です。
僕たちが治療で型取りをした型は、技工士さんに送るので、技工士さんとの連携体制は治療のクオリティーの大きなファクターです。当院での技工士さんとの連携体制について紹介します。
当院の技工士と連携体制
当院は実は複数の技工所と取引させていただきています。
どの技工所も素晴らしい技術を持った信頼できる技工所です。
その中の一つに、当院が属する法人専属の技工所があります。つまり、うちの法人のことだけ考えて詰め物や被せ物作ってくれている技工所なのです。当然、連携も密で、LINEで頻繁にやり取りしますし、立ち会いもしていただけます。
技工士と連携していない歯科医院の場合
- 大規模な外注ラボに依頼するケースが多い
- 医師と技工士の直接のコミュニケーションが少なく、指示書のやりとりのみ
- 仕上がりが標準化される一方、個々の患者様の細かい要望や調整が反映されにくい
- 納期や修正に時間がかかることもある
画一的な仕組みになりがちです。
技工士と連携している歯科医院のメリット
① 精密で自然な仕上がり
歯の色や形、噛み合わせのニュアンスを直接共有できるため、天然歯に近い補綴物を作製できます。
② 素早い調整が可能
万が一「色味が合わない」「噛み合わせを少し修正したい」といった場合でも、技工士とスピーディーに連携して再調整できます。
③ 患者様の希望を反映しやすい
「もっと白くしたい」「自然に見えるようにしたい」などのリクエストを、院長から直接技工士へ伝える体制があるため、満足度が高まります。
当院の強み
当院では、信頼できる歯科技工士と密に連携しています。
- GPとして総合治療計画を立案 → 矯正・インプラント・セラミックをトータルに設計
- 技工士とのダイレクトコミュニケーション → 色や形の微調整まで反映
- 土日祝診療・平日21時まで診療・休診日なし → 治療の合間の調整や応急対応も随時可能
つまり、患者様の理想に近づけるための“チーム医療”を実現できるのが当院の最大の特徴です。
患者さんのイメージ的には、詰め物や被せ物などは歯医者さんでできてくるイメージだと思いますが、実はみなさんの治療はたとえ1本の歯でも複数の施設が関わっています。
まとめ
- 技工士との連携があるかどうかで、補綴物の精度・審美性・満足度は大きく変わる
- 当院は、信頼できる技工士と密に連携し、トータル治療計画+迅速な対応が可能
- 土日祝も平日夜も診療、休診日なしで、忙しい方も安心
福岡・博多で「見た目も機能も満足できる補綴治療」をご希望の方は、ぜひ当院へご相談ください。
参考文献
- 日本歯科技工士会「歯科技工と歯科医療の連携」2021年
- Goodacre CJ, et al. “Clinical complications in fixed prosthodontics.” J Prosthet Dent. 2003
- 厚生労働省「歯科技工士業務の現状と課題」2019年