2026年1月29日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、
博多歯科・矯正歯科、院長です。
「歯磨き粉って種類が多すぎて、正直どれがいいかわからない」
「白くなる・スッキリする、以外で何を見ればいいの?」
実は、歯磨き粉選びで大切ポイントのひとつ
“何が入っているか(成分)” です。
パッケージのイメージより、中身 を見ることが重要です。
今回は、歯科医師の立場から
歯磨き粉に“これだけは入っていてほしい成分”3選 を解説します。
① フッ化物(フッ素)|むし歯予防の基本中の基本
まず最も重要なのが、
フッ化物(フッ素) です。
これは絶対入って欲しいです。歯磨きはむし歯予防の観点から言えば、フッ化物を歯ブラシというツールで行き渡らせる行為と言えるくらい、フッ化物の重要性は大きいです。
フッ素には、
- 歯を酸に溶けにくくする
- 初期むし歯を修復する
- むし歯菌の働きを弱める
という、科学的に証明されたむし歯予防効果 があります。
特に大人は、
- 詰め物・被せ物が多い
- 歯ぐきが下がって根元が露出しやすい
ため、
大人こそフッ素が必須 と言えます。
👉 目安:
日本では 高濃度フッ素(1,450ppm)配合 の歯磨き粉がおすすめです。
② 殺菌成分(歯周病ケア成分)|歯ぐきを守るために
次に重要なのが、
歯周病予防に関わる殺菌成分 です。
歯周病は、
- 自覚症状が少ない
- 気づいたときには進行している
という特徴があります。
代表的な成分には、
- IPMP(イソプロピルメチルフェノール)
- CPC(塩化セチルピリジニウム)
などがあり、
- 歯垢の中の細菌を減らす
- 歯ぐきの炎症を抑える
効果が期待できます。
特に、
- 歯ぐきから血が出やすい
- 口臭が気になる
という方は、
殺菌成分入りの歯磨き粉 を選ぶ価値があります。
殺菌成分は歯周病予防として入っていますが、もちろんむし歯菌もやっつけてくれます。
③ 知覚過敏抑制成分|大人の歯を守る縁の下の力持ち
大人になると増えてくるのが、
知覚過敏 です。
- 冷たいものがしみる
- 歯ブラシが当たると痛い
こうした症状は、
- 歯ぐきが下がる
- 歯の根元が露出する
ことで起こりやすくなります。
歯磨き粉に入っていてほしい成分としては、
- 硝酸カリウム
- 乳酸アルミニウム
などがあり、
- 神経への刺激を伝えにくくする
- しみる症状を和らげる
働きがあります。
👉 知覚過敏がある方は、
「ホワイトニング用」より
知覚過敏ケア重視 の歯磨き粉がおすすめです。
「入っていなくてもいい成分」に注意
逆に、注意したいのは、
- 研磨剤が強すぎる
- 発泡剤が多すぎる
歯磨き粉です。
- 泡立ちが良すぎる → 早く磨いた気になる
- 研磨力が強い → 歯や歯ぐきを傷つける
というリスクがあります。
「白くなる」=「削っている」 場合もあるため、
使い続ける歯磨き粉ほど、成分チェックが重要です。
知覚過敏できた患者さんでよくあるのが、歯を白くしたくて研磨剤が多めの歯磨き粉でゴシゴシ磨いてた、みたいな話です。極端な話、激落くんで歯を磨いてるようなイメージなので注意が必要です。
歯磨き粉は「目的別」に選ぶのが正解
歯磨き粉は、
- むし歯予防
- 歯周病予防
- 知覚過敏ケア
すべてを完璧にカバーする万能薬ではありません。
大切なのは、
今の自分の口の状態に合った成分が入っているか です。
当院での考え方
博多歯科・矯正歯科では、
- 高価な歯磨き粉を無理にすすめない
- 市販品でも「選び方」を重視
- 必要に応じて使い分けを提案
しています。
博多駅博多口から徒歩5分、
平日21時まで・土日祝も診療 しているため、
セルフケアの相談もしやすい環境です。
まとめ:歯磨き粉は「成分」で選ぶ時代
歯磨き粉に入ってほしい成分3選 は、
- フッ化物(フッ素)
- 殺菌成分(歯周病ケア成分)
- 知覚過敏抑制成分
です。
「なんとなく選ぶ歯磨き粉」から、
「歯を守るために選ぶ歯磨き粉」へ。
自分に合った歯磨き粉がわからない方は、
ぜひ一度ご相談ください。
あなたの口に合ったセルフケア選び を、歯科医師の視点でサポートします。