2026年2月03日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、
博多歯科・矯正歯科、院長です。
「口が乾きやすい」
「唾液のことなんて、普段あまり気にしたことがない」
そう感じている方も多いと思いますが、
唾液は歯と体を守るうえで欠かせない、非常に重要な存在 です。
唾液には私たちの口腔内を守るために大事なものがたくさん入っていて、
この唾液が少ないだけで様々な問題が起きてしまいます。
今回は、
唾液の大切さ・役割・減ることで起こるトラブル を
歯科医師の立場からわかりやすく解説します。
唾液はただの「水分」ではありません
唾液は、
- 99%は水分
- 残り1%に多くの有効成分
が含まれています。
このわずか1%の中に、
- 抗菌成分
- 酵素
- ミネラル
が含まれており、
口の中を守るための重要な働き をしています。
唾液の役割① むし歯を防ぐ(再石灰化)
食事をすると、口の中は酸性に傾きます。
この状態が続くと、歯は溶けていきます。
唾液には、
- 酸を中和する
- 歯の表面を修復する(再石灰化)
という働きがあります。
実は私たちは食事を摂るたびにむし歯になっています。
しかし、唾液が毎回治してくれるのでむし歯にならないこともできるのです。
つまり、
唾液は“むし歯の自然修復装置” なのです。
唾液の役割② 歯周病・口臭を防ぐ
唾液には、
- 細菌の増殖を抑える
- 汚れを洗い流す
働きがあります。
唾液が少なくなると、
- 歯周病が進行しやすい
- 口臭が強くなる
という悪循環に陥ります。
特に、
朝起きたときの口臭が強い人 は、
唾液量が少ない傾向があります。
唾液の役割③ 食べる・飲み込む・話すを助ける
唾液は、
- 食べ物をまとめる
- 飲み込みやすくする
- 発音をスムーズにする
といった、
日常動作の土台 でもあります。
唾液が減ると、
- 食事がしづらい
- むせやすい
- 話しづらい
といった不便さが出てきます。
唾液の役割④ 全身の健康を守る
唾液には、
- 消化を助ける酵素
- 免疫に関わる成分
も含まれています。
唾液の分泌が低下すると、
- 胃腸への負担
- 感染症リスクの上昇
など、
口だけでなく全身にも影響 します。
唾液が減る原因は?
唾液が減る原因には、
- ストレス
- 口呼吸
- 加齢
- 薬の副作用
- 水分不足
などがあります。
唾液が少ないと起こりやすいトラブル
唾液不足が続くと、
- むし歯が増える
- 歯周病が悪化する
- 口臭が強くなる
- 舌がヒリヒリする
- 入れ歯・被せ物が合いにくい
といった問題が起こりやすくなります。
唾液を増やすためにできること
日常生活でできる対策としては、
- よく噛んで食べる
- ガムを噛む(キシリトール100%がおすすめ)
- こまめな水分補給
- 口呼吸を鼻呼吸に意識する
- 舌や口周りの体操
などがあります。
また、
歯並びや噛み合わせの問題が、
唾液分泌に影響していることもあります。
ガムは、加糖されたものだとむし歯になりますので、むし歯の原因にならないガムを選びましょう。
おすすめはリカルデントです。
当院の考え方
博多歯科・矯正歯科では、
- むし歯や歯周病だけを見るのではなく
- 唾液量・口腔環境全体 を重視
した診療を行っています。
「ちゃんと磨いているのにトラブルが多い」
そんな方は、
唾液が関係しているケース も少なくありません。
まとめ:唾液は歯と体を守る最前線
唾液の大切さ をまとめると、
- むし歯を防ぐ
- 歯周病・口臭を防ぐ
- 食事・会話を支える
- 全身の健康に関与する
唾液は、
毎日あなたの口の中で働き続けている“最強の守り役” です。
「最近、口が乾きやすい」
「むし歯や口臭が気になる」
そんなサインがあれば、
ぜひ一度ご相談ください。
唾液を活かした口腔ケア を、歯科医師の視点でサポートします。