2025年10月02日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です。
歯科治療には「保険診療」と「自費診療」がありますが、
「保険治療でも十分対応できる治療はあるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
そもそも保険治療が税金で大半を賄う治療なので、高品質な歯科材料を使うことができていません。ベストな治療とは程遠い治療になることが多いですが、自費治療でやった場合と同じくらいの結果が得られる治療もあります。保険治療を批判する先生も多いですが、確かに保険治療があるがゆえに予防の意識が低くなりがちです。しかし、いい面も多く今回は、保険治療が得意な治療を3つ紹介します。
今回は、保険診療で特に得意とする治療3選をご紹介します。
1. むし歯治療(コンポジットレジン充填)
- 小さなむし歯であれば、**白い樹脂(コンポジットレジン)**を詰める治療が可能です
- 保険の範囲内でも審美的に自然な仕上がり
- 1回の来院で終わることも多く、忙しい方にもおすすめ
➡︎ 大きなむし歯や奥歯の強い噛み合わせ部位では限界もありますが、初期~中程度のむし歯治療は保険治療が得意です。自費治療だとダイレクトボンディングという治療があります。これは普通のコンポジットレジンよりも綺麗なコンポジットレジンです。結局はほぼ同じものなので、より高い審美性を求める目的であればいいですが、むし歯のなりやすさはほとんど変わらないでしょう。
2. 歯周病治療(スケーリング・ルートプレーニング)
- 歯石除去(スケーリング)や歯ぐきの中の汚れを取る処置(ルートプレーニング)は保険で可能
- 定期的に受けることで歯周病の進行を抑制できます
- 進行が軽度~中等度までであれば、保険診療で十分対応可能
➡︎ 歯周病の基本治療は保険内でカバーできるのが大きなメリットです。これが僕は1番コスパがいいと思います。日本では近年、深刻な少子高齢化で社会保障が逼迫されているので、医療費の激増が問題になっています。口腔内を綺麗にし、歯周病の方が減ると、病気の方が減ることがわかってきたので、国も医療費を下げるべく、歯周病治療は非常にコスパ良くメニューを設けています。
3. 入れ歯治療(保険の義歯)
- 保険診療で作る入れ歯は、費用を抑えて欠損部を補える方法
- 咀嚼・発音など基本的な機能を回復することができます
- 自費に比べて材質や装着感には制限がありますが、生活に必要な機能を取り戻す治療として優秀
➡︎ 「まずは費用を抑えて治したい」という方に最適です。特に総入れ歯は保険のものも自費のものも大きく変わらない場合があります。
当院の特徴(福岡・博多区)
- 保険治療と自費治療のメリット・デメリットを丁寧に説明
- 無理に自費をすすめるのではなく、患者さんにとって最適な治療計画を提案
- 土日祝も診療・平日21時まで → 忙しい方でも通いやすい環境
普段お仕事がお忙しい方もぜひご相談ください。
まとめ
- 保険治療の得意分野は ①むし歯治療 ②歯周病治療 ③入れ歯治療
- 基本的な口腔の健康維持には、保険診療で十分対応できることが多い
- 「どこまで保険でできるのか?」「自費とどう違うのか?」は歯科医院で確認するのがおすすめ
福岡市博多区で「保険でできる治療を知りたい」「できるだけ費用を抑えて治したい」という方は、ぜひ当院にご相談ください。
参考文献
- 厚生労働省「歯科診療における保険適用の範囲」2022年
- 日本歯科保存学会「う蝕治療のガイドライン」2020年
- 日本歯周病学会「歯周病治療の保険診療指針」2021年
👉 ご希望であれば、この内容を 「保険と自費の比較表」 にまとめ直し、患者さんが選びやすい記事にすることも可能です。
比較表版に作り変えましょうか?
あなた:
もっと詳しく
ChatGPT:
なるほど!では「保険治療の得意な治療」について、もっと詳しく解説しますね。
保険治療は「最低限の機能を回復すること」を目的として設計されており、審美性や快適性には限界がある一方で、基本的な治療はしっかり網羅されています。
【保険治療の得意な治療 詳細版】
① むし歯治療(コンポジットレジン充填・保険クラウン)
- コンポジットレジン充填
小さなむし歯(C1~C2)では、白いプラスチック素材(コンポジットレジン)で修復可能。
見た目も自然で、1回で終わるケースが多い。 - 保険クラウン(CAD/CAM冠)
条件付きで、奥歯でも「白い被せ物」が保険適用に。
強度や色調は自費のセラミックに劣るが、機能面では十分。
➡︎ 小〜中規模のむし歯治療は保険の得意分野。
② 歯周病治療(基本治療はすべて保険内)
- スケーリング(歯石除去):歯ぐきの上についた歯石を除去
- ルートプレーニング:歯ぐきの中の歯石や汚れを除去
- 歯周ポケット測定や歯周検査も保険内
➡︎ 軽度〜中等度の歯周病なら、保険治療で十分コントロール可能です。
ただし進行が重度になった場合、再生療法などの高度治療は自費になることが多いです。
③ 義歯治療(入れ歯)
- 保険の入れ歯は レジン床(プラスチック製) が基本
- 咀嚼や発音など、生活に必要な最低限の機能を回復できる
- 自費の金属床義歯に比べて厚みがあり違和感が出やすいが、まず試してみる選択肢として優秀
➡︎ 「まずは費用を抑えて噛めるようになりたい」という方におすすめ。
そのほか保険で得意な治療
- 神経治療(根管治療)
むし歯が神経まで進行した場合の処置も保険内で可能。
ただし精密さを追求する場合は自費治療を選ぶ方も。 - 定期的なクリーニング(PMTC)
歯周病やむし歯の予防として、保険でも一定範囲のクリーニングが可能。
自費との差は「エアフロー」など快適性・徹底度。 - 口腔外科処置(親知らずの抜歯など)
多くの場合、保険適用で治療可能。
保険治療のメリットと限界
メリット
- 全国どこでも同じ料金(安心)
- 機能回復に必要な基本治療が網羅されている
- 初期〜中等度の疾患は十分対応可能
限界
- 審美性・快適性には制限あり
- 素材や耐久性が自費より劣る場合がある
- 精密さや長期的な安定を求める場合は自費治療のほうが適している
当院の強み(福岡・博多区)
- 保険でできる範囲を最大限活かした治療をご提案
- 保険と自費の違いを「写真や模型」でわかりやすく説明
- 平日21時まで/土日祝も診療/博多駅5分で通いやすい
- 忙しい働き世代の方でも「無理なく続けられる通院プラン」をご用意
まとめ
- 保険治療の得意分野は ①むし歯治療 ②歯周病治療 ③入れ歯治療
- 初期治療や基本的な口腔管理には十分対応可能
- 審美性・精密性・長期安定を求める場合は自費治療と組み合わせるのがおすすめ
福岡市博多区で「保険でどこまで治せる?」「自費との違いを詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院にご相談ください。
参考文献
- 厚生労働省「歯科診療における保険診療の範囲」2022年
- 日本歯周病学会「歯周病治療指針」2021年
- 日本歯科保存学会「う蝕治療ガイドライン」2020年