【保険と自費で何が違う?】白い被せ物のメリット・デメリット徹底解説!|博多駅博多口の歯科・歯医者|博多歯科・矯正歯科|日・祝日も診療

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【保険と自費で何が違う?】白い被せ物のメリット・デメリット徹底解説!

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2025年6月03日

【保険と自費で何が違う?】白い被せ物のメリット・デメリット徹底解説!

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!

最近、「白い被せ物って保険でできるんですか?」「自費との違いは何ですか?」というご質問を多くいただきます。この記事では、保険で入れられる白い被せ物と自費治療のものの違いを、わかりやすく解説していきます。

保険の白い被せ物とは?

保険で認められている白い被せ物には、主に以下の種類があります:

  • CAD/CAM冠:ハイブリッドレジン(樹脂とセラミックの混合素材)で作られた被せ物。前歯、小臼歯、一部の大臼歯に使用可能(条件あり)。
  • コンポジットレジン(CR)充填:前歯や一部の奥歯に適用される白い詰め物。

保険適用なので、患者さんの自己負担が抑えられるのが大きなメリットです。

2020年代に入ってからは保険適用の範囲が広がり、ほとんどのケースで白い素材が使えます。

保険のルール的にはOKなのですが、長期で持つかは別物。

割れやすかったり、外れやすかったりするのに、保険では2年に1回しか作れないので注意が必要です。

かかりつけの歯医者さんにご相談ください!

自費治療の白い被せ物とは?

自費治療では、以下のような高品質な素材が使えます:

  • オールセラミック:金属を一切使用せず、審美性・透明感に優れる
  • ジルコニア:非常に硬く割れにくい。奥歯にも適した耐久性
  • e.max(ガラスセラミック):天然歯に近い透明感を持ちつつ、適度な強度がある

これらは審美性・耐久性ともに優れており、変色や摩耗も少ないため長期的な安心感があります。

材質と見た目の違い

なぜ自費の方が高いのか?

自費治療は、材料費だけでなく、技工士によるオーダーメイドの設計、工程の多さ、歯科医師の技術料が含まれます。そのため費用は高くなりますが、「より長く」「より自然に」「より安心して」使えることが大きな利点です。

どちらを選ぶべき?

  • 費用を抑えたい方治療対象の歯が保険適用範囲であれば保険の被せ物も十分機能します。
  • 見た目を重視したい方長持ちさせたい方には、自費治療をおすすめします。

当院では、患者さんのお口の状態やご希望をしっかり伺いながら、最適な選択肢をご提案しています。

まとめ

保険と自費の白い被せ物には、それぞれメリット・デメリットがあります。一概に「どちらが正解」とは言えず、大切なのはご自身の優先順位を明確にすることです。気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

参考文献

  1. 厚生労働省 保険診療の手引き(2024年版)
  2. Sakai K et al. “Clinical longevity of CAD/CAM resin composite crowns: A systematic review.” J Prosthet Dent, 2021
  3. Miyazaki T, et al. “A review of dental CAD/CAM: current status and future perspectives from 20 years of experience.” Dent Mater J, 2009
  4. Consensus by Japanese Society for Dental Materials and Devices, 2023

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