2026年2月15日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、
博多歯科・矯正歯科、院長です。
「保険で白い被せ物ができると聞いたけど、どんな素材ですか?」
「セラミックとは違うんですか?」
近年よく選ばれているのが、
保険適用の白い被せ物=CAD/CAM冠 です。
ただし、見た目が白いだけでなく、
材質の特徴や限界を理解することがとても重要 です。
保険の白い被せ物、CAD/CAM冠は対応していない歯科医院も多いですが、当院では対応しておりますのでお困りの際はご相談ください。
今回は、
CAD/CAM冠の材質・セラミックとの違い・向いているケース を
歯科医師の視点でわかりやすく解説します。
CAD/CAM冠とは?
CAD/CAM冠とは、
- コンピューター設計(CAD)
- 機械加工(CAM)
によって作られる、
保険適用の白い被せ物 です。
従来の保険治療では、
- 奥歯=銀歯
が基本でしたが、
現在は条件を満たせば
白い被せ物を保険で選択可能 になっています。
保険の縛りのみで言えば全ての歯が適用となりました。
CAD/CAM冠の材質は基本的に「ハイブリッドレジン」
CAD/CAM冠の主成分は、
ハイブリッドレジン と呼ばれる材料です。
これは、
- プラスチック(レジン)
- セラミック微粒子
を混ぜ合わせた
樹脂系の複合材料 です。
つまり、
👉 完全なセラミックではない
という点が大きなポイントです。
例外的に、1番奥の歯など一部の条件下で使う場合はポリエーテルエーテルケトンという合成樹脂を使うことが義務づけrれています。
材質の特徴① セラミックよりやわらかい
ハイブリッドレジンは、
- 適度な弾性がある
- 割れにくい
という利点があります。
一方で、
- すり減りやすい
- 長期耐久性はセラミックより劣る
という性質もあります。
材質の特徴② 軽くて歯にやさしい
金属と違い、
- 軽量
- 金属アレルギーなし
というメリットがあります。
また、
- 噛み合う歯を傷つけにくい
点も特徴です。
材質の特徴③ 経年で変色する可能性
樹脂成分を含むため、
- コーヒー
- お茶
- カレー
- 喫煙
などにより、
時間とともに着色やツヤ低下 が起こることがあります。
これは
セラミックとの大きな違い です。
セラミックとの材質比較
CAD/CAM冠(ハイブリッドレジン)
- 保険適用
- やや柔らかい
- 摩耗・着色あり
- 費用を抑えられる
セラミック
- 自費治療
- 非常に硬く長持ち
- 変色しにくい
- 審美性が高い
つまり、
👉 コスト重視 → CAD/CAM冠
👉 長期性・美しさ重視 → セラミック
という選び方になります。
CAD/CAM冠が向いているケース
- 保険で白くしたい
- 強い審美要求はない(色の劣化を許容できる)
- 噛む力が極端に強くない
- 定期メンテナンスができる
このような場合、
非常に良い選択肢 になります。
この辺りは患者さんから質問が多かったり、個々のケースで異なるので直接ご相談いただいた方が適切なアドバイスができると思います。
注意が必要なケース
次の場合は慎重判断です。
- 歯ぎしり・食いしばりが強い
- 噛む力が強い奥歯
- 長期耐久性を最重視
- 変色を避けたい前歯
このような場合は、
セラミックなど自費材料が有利 なことがあります。
当院のCAD/CAM冠の考え方
博多歯科・矯正歯科では、
- 保険で白くできるメリットを重視
- 適応外の無理な使用はしない
- 噛み合わせ・力の評価を徹底
- 自費治療との違いを正直に説明
し、
長持ちする選択 を大切にしています。
まとめ:CAD/CAM冠は“保険で白い”現実的な選択肢
CAD/CAM冠の材質ポイント をまとめると、
- ハイブリッドレジン(樹脂+セラミック粒子)
- セラミックより柔らかく摩耗しやすい
- 着色の可能性あり
- 保険で白い歯にできる大きなメリット
大切なのは、
材質の特徴を理解して選ぶこと です。
「自分の歯にはCAD/CAM冠で大丈夫?」
「セラミックにした方がいい?」
そんな疑問がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
費用・耐久性・見た目のバランス を一緒に考えます。
何事も適応とバランスです。最適解を気軽に相談できる歯科医院でありたいと思います!