2025年10月06日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です。
当院ではワイヤー矯正もマウスピース矯正も行っています。「ワイヤー矯正ってどんな治療?」「昔の矯正と今の違いは?」
そんな疑問をお持ちの方へ、今回はワイヤー矯正の仕組み・メリット・注意点を歯科医師の視点からわかりやすくご紹介します。マウスピース矯正について知りたい方は、昨日の記事をご覧ください。
【マウスピース矯正とは?】見た目も快適!新しい歯並び治療のかたち|
ワイヤー矯正とは?
ワイヤー矯正は、歯の表面に「ブラケット」と呼ばれる装置を取り付け、そこにワイヤーを通して少しずつ歯を動かす治療法です。
長い歴史を持ち、現在も世界中で主流となっている矯正方法で、
歯を3次元的にコントロールできる精度の高い治療が可能です。
ほとんどのケースで適用でき、細かい動きも作ることができる、いわば王道の方法です。
ワイヤー矯正の種類
● 表側矯正(メタルブラケット)
最も一般的な方法。金属製ブラケットとワイヤーを使用。
→ 耐久性が高く、複雑な歯並びの改善に対応できます。
● 審美ブラケット矯正(クリアタイプ)
白や透明のブラケットを使用するタイプ。
→ 見た目の違和感を軽減し、接客業の方にも人気です。
● 舌側矯正(裏側矯正)
歯の裏側に装置を装着する方法。
→ 外から見えないため審美的だが、発音や清掃にやや慣れが必要です。
当院でも各種のブラケットを選択できますが、裏側矯正のみ専門機関へ紹介しております。これは裏側矯正が難易度が高いこと、患者さんの不快感が大きいこと、金額が高くなってしまい当院のコンセプトである通いやすい矯正から外れてしまうこと、があります。
ワイヤー矯正のメリット
- あらゆる症例に対応可能
軽度から重度の歯並び・噛み合わせのズレまで対応できます。 - 歯の動きが精密
3次元的に歯を動かせるため、歯列と咬合のバランスを細かく調整可能。 - 治療実績が豊富で信頼性が高い
長年の臨床データが蓄積されており、予測性が高い治療です。 - 低コスト
まううピースと違い外注がほぼないので低コストです。
料金表はこちら
https://hakata-dc.com/price/#link05
注意点・デメリット
- 見た目が気になる(特にメタルブラケット)
- 装置に食べ物が詰まりやすく、清掃がやや難しい
- 装着直後や調整後に痛み・違和感が出やすい
- 発音や食事に一時的な慣れが必要
➡︎ 最近では、透明ブラケットやホワイトワイヤーを用いることで、
見た目のストレスを軽減することもできます。
治療期間の目安
- 一般的に 2年程度
- その後、保定期間(後戻り防止) としてリテーナーを1〜2年使用します。
※症例の難易度や年齢によって個人差があります。
当院の特徴(福岡・博多区)
- 審美ブラケットやホワイトワイヤーにも対応
- 精密診断(デジタルスキャン・3Dシミュレーション)で効率的な歯の移動を計画
- 平日21時まで/土日祝も診療で通いやすい
- 治療前にマウスピース矯正との比較シミュレーションも可能
無料相談を毎日行っておりますので、情報収集に是非ご活用ください。
まとめ
- ワイヤー矯正は、歴史が長く精度の高い矯正治療法
- あらゆる歯並びに対応できる「万能型」
- 見た目や清掃性に注意しながら、確実に歯並びを整えられます
福岡市博多区で「しっかりと歯並びを整えたい」「マウスピース矯正と迷っている」という方は、ぜひ当院へご相談ください。
参考文献
- Proffit WR, Fields HW, Sarver DM. Contemporary Orthodontics. 6th ed. Elsevier, 2018.
- 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療ガイドライン」2021年
- 厚生労働省「矯正治療に関する一般的な留意点」2022年