【いつ始めるのが正解?】小児矯正のベストタイミング|博多駅5分の歯医者が解説|博多駅博多口の歯科・歯医者|博多歯科・矯正歯科|日・祝日も診療

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【いつ始めるのが正解?】小児矯正のベストタイミング|博多駅5分の歯医者が解説

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2025年12月12日

【いつ始めるのが正解?】小児矯正のベストタイミング|博多駅5分の歯医者が解説

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、
博多歯科・矯正歯科、院長です。

親御さんからよくいただく質問があります。

「小児矯正って、いつから始めるべきですか?」
「早ければ早い方がいいの?」

結論を先にお伝えすると——

◆ 小児矯正のベストタイミングは

“6〜8歳(第一期治療)” が最も効果的です。

ただし、
歯並びの問題の種類によって開始時期は異なります。

  • 早めに始めるべきケース
  • 逆に早すぎると良くないケース

もあるため、お子さんの特徴をしっかり見極めることが大切です。

この辺りは実際に見てみないとなんとも言えないので、当院の無料矯正カウンセリングをご利用ください。

今回は「なぜ6〜10歳がベストなのか?」を具体的に解説しながら、
ケース別の最適な開始時期について詳しく説明していきます。

▶ 【理由①】顎の成長をコントロールできる最後のタイミング

6〜10歳は 上顎・下顎が最もよく成長する時期 であり、
この時期にしかできない矯正治療があります。

✔ 上顎を広げる

✔ 下顎の成長方向を調整する

✔ 顎の左右差を整える

こうした 骨格的治療(成長誘導)
思春期を過ぎるとほぼできなくなります。

だからこそ、
“顎を育てる矯正(小児矯正)” は6〜8歳が最適なのです。

そもそもこの時期は乳歯が多く、乳歯を一生懸命並べても永久歯に生え変わってしまいますからあまり意味がありません。この時期にアプローチするのは骨格です!

骨格を簡単に変えられるのは成長期だけ。大人になってからもできなくはないですが、特殊なインプラントを入れて無理やり広げる必要があります。

矯正を始めるなら根本的に、歯並びを悪くしている骨格母ら改善できる子供のうちがベストなのです。

▶ 【理由②】歯が並ぶスペースを作りやすい

現代の子どもは顎が小さく、
永久歯が並びきらずガタガタになりやすいです。

6〜10歳であれば、

  • 顎を広げる
  • 舌のトレーニング(MFT)
  • 口呼吸改善

によって、
永久歯が自然に並ぶためのスペースを作ることができます。

永久歯が生えそろった後の“本格矯正”の負担も軽減できます。

▶ 【理由③】悪習癖(癖)を早期に治せる

歯並びを悪くする原因の80%は「癖」です。

  • 口呼吸
  • 舌の癖(低位舌)
  • 頬杖
  • 指しゃぶり
  • 猫背

これらは 早ければ早いほど改善しやすい ため、
小児矯正の大事な目的のひとつになっています。

▶ 【理由④】永久歯が生えそろう前なら“歯を抜かずに並べられる”確率が高い

歯が生えそろってからガタガタを治そうとすると、
スペース不足で抜歯が必要になることがあります。

しかし、6〜10歳で顎の成長を促せば、

抜歯せずに歯がきれいに並ぶ確率が大きく上がります。

これは親御さんにとって非常に大きなメリットです。

▶ 【年齢別】小児矯正の最適タイミング

◆ 3〜5歳:要観察(早期介入が必要なケースあり)

この時期は基本的に「経過観察」ですが、
早急な対応が必要なケースもあります。

また、お子さんの成長はかなり個人差がありますので、年齢は目安にすぎません。実際のお口の中の状態でタイミングを決めていくためにはこの時期からいつでも動けるように準備しておくことが大切です。

▼ この場合は早めの相談を

  • 受け口(反対咬合)
  • 指しゃぶりがやめられない
  • 重度の口呼吸
  • 明らかな顎の左右差

受け口は「ムーシールド」という早期治療が効果的です。

◆ 6〜8歳:第一期治療のベストタイミング

  • 顎が最も成長する
  • 骨格の調整ができる
  • 永久歯の生えるスペースが作れる

小児矯正のメインとなる時期です。

◆ 10〜14歳:永久歯が生えそろう時期(第二期治療へ)

  • ワイヤー矯正
  • マウスピース矯正

などの本格矯正を行う時期です。

6〜8歳で第一期治療をしていると、
第二期治療が短期間で済むことが多いですし、そもそも必要ないことも多々あります。

より高い審美的ニーズや噛み合わせの問題があればやっていくというような感じです。

▶ 当院の特徴:専門医との連携で正確な診断が可能

博多歯科・矯正歯科では
小児矯正の適応診断を非常に重視しています。

必要に応じて
矯正専門医(当院提携:日浦矯正クリニック・MA矯正歯科)とも連携し、
お子さんに最適な治療時期をご提案します。

  • 顎の成長分析
  • 歯列の予測
  • レントゲンでの骨格診断
  • 舌癖・口呼吸の評価

など、総合的に判断して治療開始のタイミングを決めます。

▶ まとめ:小児矯正は「6〜10歳」が最も効果的

小児矯正の開始時期を簡単にまとめると…

  • 3〜5歳:受け口など一部は早期治療すべき
  • 6〜8歳:第一期治療のベストタイミング
  • 10歳以降:必要に応じて本格矯正へ

最も大切なのは、
“お子さんの成長を正しく見極めること” です。

「うちの子は矯正が必要?」
「いつ始めるのがベスト?」

と迷われている場合は、
一度ご相談いただければ成長に合わせた診断を行います。

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