【セラミックは本当に高い?】長期コスパで選ぶ保険と自費の違い|博多駅博多口の歯科・歯医者|博多歯科・矯正歯科|日・祝日も診療

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【セラミックは本当に高い?】長期コスパで選ぶ保険と自費の違い

【セラミックは本当に高い?】長期コスパで選ぶ保険と自費の違い|博多駅博多口の歯科・歯医者|博多歯科・矯正歯科|日・祝日も診療

2025年8月17日

【セラミックは本当に高い?】長期コスパで選ぶ保険と自費の違い

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です。

「セラミック治療って高いですよね?」と、初診カウンセリングでよくいただく質問。
確かに、保険治療と比べると自費のセラミックは初期費用が高めです。
しかし、“長期的なコストパフォーマンス”を考えると、実はセラミックの方が安心できる場合も多いのです。

セラミックと銀歯やプラスチックでは、予後に大きな違いがあります。

保険治療(金属や硬質レジン)の特徴

  • メリット
    • 初期費用が安く、経済的に負担が少ない
    • 多くの歯科医院で受けられる
  • デメリット
    • 金属は歯ぐきの黒ずみや金属アレルギーのリスク
    • プラスチック系素材は変色・摩耗しやすい
    • 平均5〜7年で再治療になることが多い

➡︎つまり「安いけど繰り返しの治療リスク」があります。

歯科医療従事者で銀歯を入れている方はほとんど見たことがありません。(少なくとも僕の周りでは)銀歯が際治療にまるところを毎日見ている僕たちだからこそ選択しないのです。

自費治療(セラミック)の特徴

  • メリット
    • 天然歯に近い透明感と美しさ
    • 変色しにくく、長期間きれいを維持
    • 適合精度が高く、虫歯の再発リスクが少ない
    • 金属を使わないためアレルギーの心配なし
  • デメリット
    • 初期費用が高め
    • 一部の症例では保険適用外になる

➡︎「長持ち」と「見た目の満足感」を重視する方に選ばれています。

セラミックの成功率は10年予後でも驚異の9割越えです。数少ない失敗もむし歯の再発は稀で、ほとんどがチッピングと呼ばれる割れ・欠けです。これはやりかえたらいいので歯のダメージは保tんどありません。当院では、破損に対しては5年間無料保証をつけております。

長期コストで比較してみる

例えば、前歯の被せ物を10年間使うケースを想定します。

  • 保険治療(レジン前装冠)
    → 5年ほどで変色や摩耗 → 再治療が必要
    → 10年で2回の治療費+歯のダメージが増える可能性
  • セラミック治療
    → 適切なメンテナンスで10年以上もつことも多い
    → 初期費用は高いが、再治療の頻度が少ない

結果として、総額コストでは大きな差がない、むしろセラミックの方が得になるケースもあります。

金額というよりも、むし歯を繰り返していくことによる歯のダメージの方が深刻です。むし歯の度に歯を削るので、どんどん歯がなくなります。深くなり、やがて神経にも達します。神経まで達したむし歯は寿命が落ちます。

博多エリアで選ばれる理由

福岡市博多区はビジネス街でもあり、
「仕事柄、人前で話すことが多い」「接客業で印象を大切にしたい」という患者様が多いです。
そのため、見た目と機能性を両立できるセラミック治療が男女問わず選ばれています。

まとめ

  • 保険治療=安いけど再治療リスクが高い
  • セラミック=初期費用は高いけど長持ちし、清潔感も維持できる

「今は安く済ませたい」か「長く安心して使いたい」か、考え方で選ぶべき治療は変わります。

僕は医療の正解は患者満足度であると思っているので、どちらも正解だと思います。ただし、専門知識である歯科はわからないところが多いので、ファクトを知ってもらった上で選択して欲しいとは思っています。
当院では、福岡・博多でセラミック治療を検討される方に、費用感から長期的な視点までしっかりご説明しています。

ぜひ一度、ご相談ください。

参考文献

  1. 日本補綴歯科学会「補綴歯科治療の長期的予後に関する報告」2019年
  2. Kelly JR. “Dental ceramics: current thinking and trends.” Dent Clin North Am. 2004;48(2):513-530.
  3. 山本一世 他「金属修復とセラミック修復の臨床比較」日本歯科評論 2020

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