2026年9月05日

こんにちは!博多駅博多口から徒歩5分の歯医者、博多歯科・矯正歯科、院長です!
「インプラントって完成まで何ヶ月かかる?」
「手術をしたら、すぐに歯が入るの?」
「仕事が忙しいけど、何回くらい通院する?」
インプラント治療を検討するとき、費用と並んで気になるのが「治療期間」ではないでしょうか。
インプラント治療は、むし歯の詰め物のように1〜2回で終了する治療ではありません。顎の骨にインプラントを埋入し、骨としっかり結合するのを待ってから最終的な歯を装着するため、ある程度の期間が必要です。
一般的には、インプラントを埋入してから最終的な歯が入るまで数ヶ月程度かかります。ただし、骨の状態や抜歯が完了しているか、治療する部位、骨造成の有無などによって期間は大きく変わります。
今回は、インプラント治療にどのくらいの期間が必要なのか、治療の流れに沿って解説します。
①まずは診査・診断からスタート
インプラント治療では、いきなり手術をするわけではありません。
まずお口の中を確認し、レントゲンやCTなどを用いて、インプラントを埋入する部分の骨の高さや厚み、周囲の重要な組織などを確認します。
ここの診査診断が非常に重要で。実際にインプラント入れる工程ではありませんが、成功の80%くらいを握っていると言っても過言ではありません。
主に、
・歯周病の状態
・残っている歯の状態
・噛み合わせ
・全身状態
・喫煙習慣
・服用している薬
なども確認します。
インプラントだけを見るのではなく、お口全体を診査してから治療計画を立てることが大切です。
歯周病やむし歯などがある場合には、先にそちらの治療を行うこともあります。
②抜歯が必要な場合は治癒を待つことも
保存が難しい歯を抜歯してインプラントにする場合、抜歯後に一定期間待ってからインプラントを埋入する方法があります。
抜歯した部分の骨や歯ぐきが治癒してからインプラント手術を行うため、その分だけ治療期間は長くなります。
一方、条件が整っていれば、抜歯と同時にインプラントを埋入する「抜歯即時埋入」を検討できるケースもあります。先日も抜歯即時のインプラントを行いましたが、その日に食事をとることができ、非常に患者さんにとってメリットのある手技になります。
ただし、すべての患者さんにできる方法ではありません。
感染の状態や骨の量、歯ぐきの状態などを確認して判断します。
③インプラントを顎の骨に埋入します
インプラント手術では、局所麻酔を行い、顎の骨に人工歯根となるインプラント体を埋入します。
「インプラント手術」と聞くと大がかりな手術をイメージする方もいますが、埋入する本数や骨造成の有無によって手術内容は大きく異なります。
手術当日は激しい運動や飲酒、長時間の入浴などを控えていただきます。
腫れや痛みの程度には個人差がありますが、骨造成などを同時に行った場合には、通常の埋入手術より腫れが出ることもあります。
④骨とインプラントが結合するのを待ちます
インプラント治療で時間が必要になる大きな理由が、この期間です。
埋入したインプラントは、顎の骨と結合することで安定します。これを「オッセオインテグレーション」と呼びます。
インプラントを入れたからといって、すぐに何でも強く噛んでよいわけではありません。
インプラントと骨が安定するまで、数ヶ月程度の治癒期間を設けることがあります。
手術後1ヶ月半くらいが最もインプラントが外れやすく、患者さんにも細心の注意を払って生活してもらう必要があります。
必要な期間は、上顎・下顎の違いや骨の状態、使用するインプラント、手術方法などによって異なります。
⑤型取りをして最終的な歯を作ります
インプラントが十分に安定したことを確認したら、最終的な被せ物を作る工程へ進みます。
噛み合わせや歯の形、色などを確認しながら人工歯を製作し、インプラントに装着します。
ここで重要なのが噛み合わせです。
インプラントには天然歯にある「歯根膜」というクッションのような組織がありません。
そのため、特定のインプラントだけに強い力が集中しないよう、周囲の歯とのバランスを確認することが大切です。
骨が少ないと治療期間が長くなることがある
インプラントを支えるためには、十分な顎の骨が必要です。
骨の高さや厚みが不足している場合には、GBR(骨造成)や、上顎の奥歯ではサイナスリフト・ソケットリフトなどを検討することがあります。
骨造成を行った場合、骨ができるまでの治癒期間が必要になるため、インプラント治療全体の期間が長くなることがあります。
つまり、同じ「奥歯1本のインプラント」でも、患者さんによって治療期間が違うのです。
「すぐに歯が入るインプラント」もある?
条件が整っている場合には、インプラントを埋入した当日や比較的早い段階で仮歯を装着する方法が選択できることもあります。
ただし、「すぐ歯が入る=誰でも短期間で治療が終わる」という意味ではありません。
インプラントの初期固定、骨の状態、噛み合わせ、治療する場所など、さまざまな条件を満たす必要があります。
また、無理にすぐにインプラントを入れたり、被せ物を入れると、失敗してしまいかえって時間がかかることもあります。重要なのは冒頭でもお話ししたように、適切に診査診断し適応を見極めることです。
治療期間の短さだけを優先するのではなく、インプラントを長く安定して使えることを第一に考えることが重要です。
インプラント治療中は歯がないまま?
特に前歯の場合、「完成するまでずっと歯がないの?」と心配される方も多いと思います。
治療する場所やお口の状態によっては、治療期間中に仮歯や一時的な装置を使用できる場合があります。
見た目が気になる場所やお仕事への影響が心配な方は、治療前にご相談ください。
博多歯科・矯正歯科では治療前の計画を大切にしています
インプラント治療は、「インプラントを入れること」がゴールではありません。
大切なのは、そのインプラントをできるだけ長く、残っている天然歯と一緒に使っていくことです。
当院ではCTなどを用いて骨や周囲組織の状態を確認し、インプラントだけではなく、歯周病や噛み合わせ、残っている天然歯も含めて治療計画を考えます。
「自分の場合は何ヶ月くらいかかる?」
「骨造成は必要?」
「仕事を休む必要はある?」
といった疑問も、診査後にできるだけ具体的にご説明します。
まとめ
インプラント治療は、一般的に手術から最終的な歯が入るまで数ヶ月程度の期間が必要です。
ただし、実際の治療期間は、
・抜歯が必要か
・顎の骨が十分にあるか
・骨造成が必要か
・インプラントを入れる場所
・インプラントと骨の結合状態
・歯周病などの治療が必要か
などによって変わります。
インプラント治療では、単純に「早く終わること」だけが良い治療とは限りません。
必要な治癒期間を確保しながら、長期的に安定して噛める状態を目指すことが大切です。
博多駅エリアで2院体制|博多歯科 KITTE博多院もご利用いただけます
博多歯科・矯正歯科に加えて、**博多駅直結の「博多歯科 KITTE博多院」**でも、インプラント治療をはじめ、むし歯・歯周病・矯正治療など幅広いご相談に対応しています。
両院とも平日21時まで、土日祝日も診療しているため、お仕事などで平日の日中に通院しにくい方にもご利用いただきやすい体制を整えています。
また、複数の歯科医師が在籍し、それぞれの経験や得意分野を活かしながら診療できる厚いマンパワーも私たちの特徴です。必要に応じて歯科医師同士で相談し、お口全体を考えた治療方針をご提案します。
博多駅博多口から徒歩5分の「博多歯科・矯正歯科」と、博多駅直結の「博多歯科 KITTE博多院」。
インプラントを検討している方はもちろん、「抜歯と言われたけれど、まず歯を残せないか相談したい」という方も、お気軽にご相談ください。
院長
工藤 幸暉(くどう こうき)
経歴
- 九州大学 歯学部卒
- 2025年 デジタル矯正歯科学会認定医取得
- 2026年 日本歯周病学会認定医取得
資格・所属学会
- 九州大学病院歯周病科研修登録医
- 日本歯周病学会所属
- デジタル矯正学会所属
- 大阪SJCD所属
- G.F.Oベーシック修了
- 船越研修会ベーシック修了
- TMJ LIVE インストラクター
- スタディーグループMjARSボードメンバー